ゴールドカードの作り方。申込の際にチェックすべきポイントを解説

ゴールドカードを初めて作る人にとっては

man
なんか難しいことしないといけないのかな?

というように、手順が全く分からないことを不安に思うかもしれません。実際のところ、ゴールドカードの作り方は、一般のクレジットカードとほぼ変わらないので、安心しましょう。

ただし、一般のクレジットカードに比べると多少審査が厳しいのは確かなので、その点にも注意しながら慎重に進めた方が、審査に通る確率はずっと高くなります。そこで今回の記事では、ゴールドカードの作り方および事前にチェックすべきポイントを解説しましょう。

ゴールドカードの作り方

ゴールドカードの作り方
teacher
別にゴールドカードだからって、取り立てて特別なことをする必要もないんですよ。

ゴールドカードの作り方は、基本的に一般のクレジットカードと何も変わらないと考えましょう。

基本的には一般のクレジットカードと同じ

手順を大まかに説明すると

  1. どのゴールドカードを作るか比較検討する
  2. 選んだゴールドカードの申込資格を確認する
  3. 選んだゴールドカードにWeb、対面、郵送で申し込む
  4. 審査に通過すればゴールドカードが発行され、手元に届く

ということです。一部のゴールドカードでは、クレジットカード会社からのインビテーション(招待状)がないと申し込めない場合もありますが、ほとんどはなくても大丈夫なので、今回の記事では割愛します。

ポイント1.ゴールドカードを選ぼう

ポイント1.ゴールドカードを選ぼう

最初に、どのゴールドカードを作るかを考えましょう。

ステータス性重視ならプロパーカードを

  • ゴールドカードを持っていることで一目置かれたい
  • 持つからには、年会費がかかっても豊富なサービスを受けたい

という人には、プロパーカードをおすすめします。

man
プロパーカードって、なんでしたっけ?

プロパーカードとは、国際ブランド(決済システム)を運営する会社が自前で発行しているクレジットカードのことを言います。日本で扱いのある国際ブランドでは

  • JCB
  • American Express
  • Diners

がこれに当たります。なお、VisaとMastercardはプロパーカードを発行していませんが、それに準じた扱いをされるゴールドカードがあるので、その中から選びましょう。

teacher
ステータス性重視でゴールドカードを選びたい人は、こちらの記事で詳しくお話ししたので参考にしてくださいね。

審査の通りやすさ重視なら提携カードを

一方

  • 一通りのサービスが受けられれば、ステータス性はそこまで高くなくていい
  • 審査に通りやすいゴールドカードを選びたい

という人には、提携カードのゴールドカードをおすすめします。

man
提携カードってなんですか?

提携カードとは、国際ブランド(決済システム)を運営する会社が外部の企業と提携し、その企業の商品、サービスの拡販を目的として発行するクレジットカードのことです。「商品、サービスを使ってくれる人を増やす」という目的があるため、経営上許容される範囲で会員数を増やす必要があることから、プロパーカードと比べると審査には通りやすくなっています。

teacher
提携カードだからダメってことはないんですよ。僕が知っている中ではセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードが海外旅行傷害保険の内容が充実していていい、と聞きますね。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
カード分類ゴールドカード
国際ブランドAMEX(アメックス)
申込方法-
発行スピード最短3営業日
年会費(税込)11,000円
年会費備考-
ショッピング総利用枠(上限)300万円
ポイント還元率(下限)0.75%
ポイント還元率(上限)1.00%
交換可能マイルANAマイル(1ポイント=3マイル、交換上限なし、交換手数料無料)
JALマイル(1ポイント=2.5マイル、交換上限なし、交換手数料無料)
ETCカード年会費(税込)0円
電子マネーチャージiD利用、QUICPay利用、楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)5,000万円
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)5,000万円
ショッピング保険/国内利用(最大)200万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度
100%(2/2)75万円20万円12.0日4.5

年会費を節約したいなら無料、格安ゴールドカードを

ゴールドカードというといつは

man
やっぱり年会費とか高いんでしょ?

と思う人も多いはずです。もちろん、ゴールドカードの中には、年会費が3万円近くするものもあります。一方で、年会費が無料~数千円程度のものもあるのです。「まずは、ゴールドカードがどんなものかを体験してみたい」という人なら、このようなゴールドカードを選ぶのもアリかもしれません。

teacher
年会費が無料、格安のゴールドカードについては、こちらの記事でまとめています。

チェックすべきスペックは?

man
ゴールドカードといっても、いろいろあるんですね。どんなことに気を付けて選べばいいですか?

ゴールドカードを選ぶ際にチェックすべきスペックとして

  1. 空港ラウンジ利用の可否
  2. 海外旅行傷害保険の内容
  3. 利用限度額の上限

が挙げられます。最低限、この3つはチェックしておきましょう。

1.空港ラウンジ利用の可否

端的に言うと「国内の空港でラウンジが使えるかどうか」です。多くのゴールドカードに特典として備わっていますが、年会費が無料・格安のゴールドカードだと

  • 空港ラウンジ自体が利用できない
  • 年間の利用回数が限られている

など、制約がある場合もあるので「旅行・出張のときはぜひラウンジを使いたい」という人は特に注意しましょう。

teacher
ゴールドカードで利用できる空港ラウンジの話は、こちらの記事にまとめました。

海外旅行傷害保険の内容

一般的に、クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険の内容は、クレジットカードの年会費やステータスに比例します。

teacher
保険は保険金の額が多ければ多いほど保険料も高いので、当然ですよね。

しかし、同じゴールドカードであっても、海外旅行傷害保険の内容は千差万別です。海外旅行傷害保険が目当てでゴールドカードを作る場合は、保障内容を比較検討して選びましょう。

teacher
例があったほうがわかりやすいと思うので、2つほどゴールドカードに付帯した海外旅行傷害保険の例をご紹介しますね。
エポスゴールドカードの場合

エポスゴールドカード

エポスゴールドカード
カード分類ゴールドカード
国際ブランドVISA
申込方法Web申込み、郵送申込み
発行スピード通常1週間
年会費(税込)5,000円
年会費備考※年50万円以上利用で翌年度無料
※年間利用額条件を達成した場合、翌年以降永年無料になります。
ショッピング総利用枠(上限)-
ポイント還元率(下限)0.50%
ポイント還元率(上限)1.25%
交換可能マイルANAマイル(1ポイント=0.6マイル)
JALマイル(1ポイント=0.5マイル)
ETCカード年会費(税込)0円
電子マネーチャージQUICPay利用、楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)1,000万円(自動付帯:1,000万円)
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)-
ショッピング保険/国内利用(最大)-
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度

傷害死亡・高度障害 1,000万円
傷害治療費用
1事故の限度額
300万円
疾病治療費用
1疾病の限度額
300万円
賠償責任(免責なし)
1事故の限度額
2,000万円
救援者費用
1旅行・保険期間中の限度額
100万円
携行品損害(免責3,000円)
1旅行・保険期間中の限度額
20万円

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの場合

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
カード分類ゴールドカード
国際ブランドAMEX(アメックス)
申込方法-
発行スピード通常1~3週間
年会費(税込)31,900円
年会費備考-
ショッピング総利用枠(上限)-
ポイント還元率(下限)0.50%
ポイント還元率(上限)0.50%
交換可能マイルANAマイル(1ポイント=0.5マイル、メンバーシップ・リワード・プラス登録で1ポイント=1マイル(年間参加費 3,300円))
JALマイル(1ポイント=0.3マイル、メンバーシップ・リワード・プラス登録で1ポイント=0.4マイル(年間参加費 3,300円))
スカイマイル(1ポイント=0.5マイル、メンバーシップ・リワード・プラス登録で1ポイント=0.8マイル(年間参加費 3,300円))
ETCカード年会費(税込)0円
電子マネーチャージ楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)10,000万円、家族特約1,000万円
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)5,000万円、家族特約1,000万円
ショッピング保険/国内利用(最大)500万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度
100%(2/2)75万円20万円12.0日4.5

疾病治療費用
1疾病の限度額
300万円
賠償責任(免責なし)
1事故の限度額
4,000万円
救援者費用
1旅行・保険期間中の限度額
400万円
携行品損害(免責3,000円)
1旅行・保険期間中の限度額
50万円
乗継遅延費用 2万円
出航遅延、欠航、搭乗不能費用 2万円
受託手荷物遅延 2万円
受託手荷物紛失 4万円

利用限度額の上限

一口にゴールドカードと言っても、利用限度額の上限をどう設定しているかは異なります。実際の利用限度額の条件は、利用する人の年齢・職業・年収によって決まるので、最初から高い利用限度額が提示されるとは限りません。しかし、年収が上がるにつれて高い利用限度額にしてほしいと思うなら、念のためにチェックしておきましょう。

例えば、三井住友カード ゴールドの場合、それぞれの利用枠は以下のように設定されています。

総利用枠 ~200万円
カード利用枠(カードショッピング) ~200万円
リボ払い・分割払い利用枠 0~200万円
キャッシング利用枠

三井住友カード ゴールド

三井住友カード ゴールド
カード分類ゴールドカード
国際ブランドVisa、Mastercard®
申込方法-
発行スピード最短3営業日
年会費(税込)11,000円
年会費備考※インターネット入会で初年度年会費無料
※マイ・ペイすリボの登録+年1回以上のリボ払い手数料の支払いで年会費半額
※WEB明細書サービス利用+年6回以上のカード利用で年会費1,100円割引
※Visa、MasterCard両方お申込みの場合は年会費2,200円
※年間利用合計額が100万円~300万円未満で年会費20%割引
※年間利用合計額が300万円以上で年会費半額
※初年度年会費無料(~2023年3月31日申し込み分迄)
ショッピング総利用枠(上限)200万円
ポイント還元率(下限)0.50%
ポイント還元率(上限)5.00%
交換可能マイルANAマイル(5ポイント=3マイル、500ポイント以上500ポイント単位、※ANAカード会員の方の場合)
ETCカード年会費(税込)550円
電子マネーチャージiD(専用)利用、楽天Edy、WAON(オートチャージ可)
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)5,000万円(利用付帯)、家族特約1,000万円
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険/国内利用(最大)300万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度
100%(6/6)115万円58万円10.7日4.5

ポイント2.ゴールドカードの申込資格を確認しよう

ポイント2.ゴールドカードの申込資格を確認しよう

どんなゴールドカードを選ぶにしても、自分が申込資格を満たしていなければ、審査に通るはずはありません。選んだゴールドカードの商品説明書や、クレジットカード会社の公式ホームページを見て、確認しましょう。

年齢制限をチェックする

ほとんどのゴールドカードの場合、20歳以上であれば申し込めます。しかし、中には「25歳以上」や「30歳以上」など、より厳しい条件を設けていることもあるので、確認してください。また「20代限定」など、申込ができる年代を区切っているゴールドカードもあります。

三井住友カード ゴールド

三井住友カード ゴールド
カード分類ゴールドカード
国際ブランドVisa、Mastercard®
申込方法-
発行スピード最短3営業日
年会費(税込)11,000円
年会費備考※インターネット入会で初年度年会費無料
※マイ・ペイすリボの登録+年1回以上のリボ払い手数料の支払いで年会費半額
※WEB明細書サービス利用+年6回以上のカード利用で年会費1,100円割引
※Visa、MasterCard両方お申込みの場合は年会費2,200円
※年間利用合計額が100万円~300万円未満で年会費20%割引
※年間利用合計額が300万円以上で年会費半額
※初年度年会費無料(~2023年3月31日申し込み分迄)
ショッピング総利用枠(上限)200万円
ポイント還元率(下限)0.50%
ポイント還元率(上限)5.00%
交換可能マイルANAマイル(5ポイント=3マイル、500ポイント以上500ポイント単位、※ANAカード会員の方の場合)
ETCカード年会費(税込)550円
電子マネーチャージiD(専用)利用、楽天Edy、WAON(オートチャージ可)
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)5,000万円(利用付帯)、家族特約1,000万円
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険/国内利用(最大)300万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度
100%(6/6)115万円58万円10.7日4.5

年収をチェックする

ゴールドカードに申し込む際に注意したいのは「継続して安定した収入があるか」です。

しかし

man
でも、いくら以上なら大丈夫ですか?

というように、具体的な金額は示されていないことに疑問を持つ人もいるでしょう。1980年代、1990年代のように、クレジットカードを持つこと自体がまだ一般的でなかった時代は、ゴールドカードを発行しているクレジットカード会社自体も少数派でした。そのため、審査も今とは比較にならないほど厳しかったはずです。

しかし、今ではクレジットカード自体が主婦、学生、年金生活者など継続して安定した収入があるとは限らない人でも作れるほど、一般的なものになりました。それに伴い、ゴールドカードの審査もどんどんハードルが低くなっているのが事実です。

したがって「400万あれば安心、200万円台や300万円台でも他に問題がなければ通ることが多い」というのがここでの結論です。例えば、三井住友トラストクラブでは、ゴールドカードに相当するカードとして「TRUST CLUBエリートカード」と「TRUST CLUBゴールドカード」を発行しています。それぞれの申込条件は以下の通りです。

TRUST CLUBエリートカード 22歳以上 年収200万円以上
TRUST CLUBゴールドカード 25歳以上 年収400万円以上

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TRUST CLUB ゴールドカード

TRUST CLUB ゴールドカード
カード分類ゴールドカード
国際ブランドVISA
申込方法-
発行スピード通常2~3週間
年会費(税込)13,200円
年会費備考-
ショッピング総利用枠(上限)125万円
ポイント還元率(下限)0.75%
ポイント還元率(上限)1.00%
交換可能マイル-
ETCカード年会費(税込)0円
電子マネーチャージ楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)7,000万円
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)7,000万円
ショッピング保険/国内利用(最大)500万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度

man
思ったほど、ハードルが高いわけでもないんですね。

もちろん、年収が多ければ多いほど有利なのは確かですが、それと同じくらい重視されるのが「継続安定した収入かどうか」です。つまり、年収が高くても不安定な職業とみなされると、審査には不利だと覚えておきましょう。

teacher
例えば「年収600万円の一部上場企業のサラリーマン(勤続10年)」と「年収1500万円のベンチャー企業の経営者(設立2年)」だったら、サラリーマンの方が審査には有利、ということが往々にしてあるんですよ。

勤続年数をチェックする

最近ではあまり見かけなくなりましたが、以前はクレジットカードの申込条件として「勤続1年以上」など、勤続年数に関する条件を設けていることがありました。

man
なんでそんな条件があったんですか?

勤続年数に関する条件を設けていた理由の1つに「継続安定した収入があるか見極めるため」が考えられます。クレジットカード会社にとって経営上の大きなリスクになるのが「クレジットカード会社が立て替えた会員の利用分を回収できないこと」です。そのリスクを避けるためには、入会時の審査や途上与信において「相応の支払能力があるか」を見極める必要があります。

勤続年数が長いということは

  • 少なくともその会社には特に問題を起こさず勤め続けられている
  • 継続して安定した収入が得られる可能性が高い

ということで、プラスの評価につながっていたのです。近年では、日本でもキャリアアップを目的とし、短期間で転職を繰り返す人も出てきたので、以前よりは勤続年収は重視されなくなりました。それでも、転職してから半年間はゴールドカードも含め、クレジットカードの申込は控えた方がいいでしょう。

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ほとんどの会社が、半年もすれば試用期間が終わって本採用に移っているはずなので「継続して安定した収入がありそう」とクレジットカード会社側にも判断してもらいやすいんですよ。

ポイント3.ゴールドカードの申込方法を選ぼう

ポイント3.ゴールドカードの申込方法を選ぼう

作りたいゴールドカードが決まって、申込条件を確認したら、次は「どうやって申し込むか」を考えましょう。一般的に広く用いられているのは

  1. Webでの申込
  2. 店頭での申込
  3. 郵送での申込

の3つです。

Webでの申込

最近の主流が、Webでの申込です。クレジットカード会社の公式ホームページやアプリを経由して、必要事項を所定のフォームに打ち込み、必要書類を送信して申込を行います。書類のやり取りをする必要もなく、また、入力ミスをしたとしてもすぐに修正できるのが大きなメリットです。

他の方法でなくてはいけない特殊な事情がない限りは、この方法を使っておくといいでしょう。

店頭での申込

ごく一部のゴールドカードでは、商業施設内に設けられた専用カウンターを通じて申し込みを受け付けていることがあります。クレジットカード会社の担当者にわからないことを聞きながら進められるので「ゴールドカードの申込は初めてで不安」という人には、こちらをおすすめします。また、ゴールドカードによっては手続きをしたその日に持って帰れるものもあるので「できるだけ早いうちに手にいれたい」という場合は、このようなゴールドカードを選びましょう。

teacher
その日のうちに手に入るゴールドカードの代表例がMI CARD+(エムアイカードプラス)ゴールドです。全国の三越伊勢丹、丸井今井、岩田屋に設置されているエムアイカウンターにいけば、その日のうちに手に入りますよ。

郵送での申込

クレジットカード会社が用意する所定の書類に必要事項を記入し、本人確認書類(運転免許証)などのコピーを同封して送り返す方法です。昔から用いられてきた方法ですが

  • 誤字、脱字があった場合修正しにくい
  • 不備があった場合確認に時間がかかる

などのデメリットがあります。

Web、対面での申込が難しい特殊な事情がない限りは、無理に使う必要もありません。

ポイント4.ゴールドカードの審査に落ちないために最終チェックをしよう

ポイント4.ゴールドカードの審査に落ちないために最終チェックをしよう

ゴールドカードに限らず、クレジットカードの審査に落ちないためには「自分自身に問題がないか」もかえりみる必要があります。ほとんどの人は問題ないかもしれませんが、念のために

  • 属性情報
  • クレヒス(クレジットヒストリー)
  • その他のトラブルの有無

について確認しておきましょう。

属性情報に問題はないか

属性情報とは、その人自身の収入額や年齢などをまとめた情報のことです。年齢の割に年収が極端に低かったり、消費者金融やクレジットカードのキャッシングといった無担保ローンの返済が続いていたりする場合は、審査に影響する恐れがあります。

クレヒスに問題はないか

クレヒス=クレジットヒストリーとは、その人のクレジットカードの利用履歴のことです。

  • 延滞・滞納を繰り返している
  • 別のクレジットカードに新規申込をしてから半年が経過していない

などの場合、支払能力に何らかの問題があるとみなされて、審査に影響するおそれがあります。

また、個人信用情報に異動情報(金融事故)として登録されるほどのトラブルを起こしていた場合、クレジットカードの審査にはまず通りません。具体的には

  • 61日以上の延滞・滞納をした
  • 車のローン、奨学金の返済などクレジットカード以外の「お金の貸し借り」に関するトラブルがあった
  • 利用規約違反などの理由で、別のクレジットカードを強制解約されたことがある
  • 任意整理、自己破産などの債務整理をした

ケースが、これに当たります。

teacher
もし、自分の個人信用情報がどうなっているのかを調べたければ、自分から個人信用情報機関に照会を行うことができます。そのやり方も含めて、クレジットカードの審査に落ちる理由を解説したので、併せて読んでみてくださいね

その他トラブルを起こしていないか

属性情報にも、クレヒスにも問題がなかったとしても、ゴールドカードを含めたくれ十tカードの審査に落ちることは十分にあり得ます。クレジットカード会社が独自の判断で

  • 1年以内にクレジットカードを解約した
  • いわゆる「クレーマー」である

など、審査を含めた業務上の対応につき、慎重な取り扱いが必要な顧客のリストを作成しているのは珍しくありません。もし、なんらかの理由でそのリストに名前が掲載されてしまった場合、審査に影響が及ぶのは間違いないでしょう。

teacher
心情的にも嫌だからやらない人がほとんどだと思いますが、もめたことがあるクレジットカード会社のゴールドカードをあえて選ぶ必要もないですよ。

ポイント5.実際にゴールドカードの申込をしてみよう

ポイント5.実際にゴールドカードの申込をしてみよう

作りたいゴールドカードを選び、申込資格と自分自身に問題がないことを確認したら、さっそく申込をしてみましょう。Web、対面、郵送のいずれであっても、自分で用意すべきものはあります。

用意すべき書類の例

一般的に、ゴールドカードも含めたクレジットカードの申込に必要になるのは

  1. 銀行口座の番号がわかるもの(通帳、キャッシュカード)
  2. 銀行の届出印(あれば)
  3. 本人確認書類

の3つです。なお、何が本人確認書類として使えるかは、クレジットカード会社によって扱いに多少の差があります。例えば、三井住友カードの場合、以下の書類を本人確認書類として利用することが可能です。ただし、法律(犯罪収益移転防止法)との関連で、以下の中から2種類提出しなくてはいけません。

  • 運転免許証または経歴証明書
  • パスポート(写真印刷面および最終ページの住所記載面)
  • 健康保険証(本人の氏名・生年月日・住所のページ)
  • 住民票または印鑑登録証明書(発行日より6ヵ月以内のもの)
  • 個人番号(マイナンバー)カード
man
人によっては1種類しかないこともありますよね。どうすればいいんですか?

本人確認書類が1種類しか用意できない場合は、以下のものを併せて提出しましょう。

  • 公共料金の領収証書(電気・都市ガス(プロパンガス不可)・水道・NHK受信料のいずれか1点)※当該
  • 領収書に限り、同居する家族名義のものでも可
  • 社会保険料の領収証書
  • 国税、地方税の領収証書または納税証明書
man
引っ越したばかりで本人確認書類の住所の書き換えが終わってない場合はどうすればいいですか?

現住所の記載がない本人確認書類しか用意できない場合は

  • 本人確認書類のコピーを1種類
  • 領収書などのコピーを2種類

提出しなくてはいけません。

参照:本人確認書類をご用意ください: クレジットカードの三井住友カード

teacher
このあたりの取扱いは、クレジットカード会社によっても差があるので、実際に申し込みをするときに確認してみてくださいね。

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