【2024年】おすすめデビットカード!デビットカード10枚保有のFPが「絶対」におすすめしたいデビットカード比較ランキング

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「おすすめのデビットカードは、どれですか?」
「どうやって、デビットカードを選ぶべきですか?」
「デビットカードを比較するときは何を重視すべきですか?」
・・・

デビットカードは、クレジットカードとは違うメリットがあり、いろいろなデビットカードがどんどん登場しています。今回は、デビットカード10枚保有のFPが「絶対」におすすめしたいデビットカードを紹介します。

デビットカードを比較検討するときに何を重視すべきか?

デビットカードを比較検討するときに必要なのは

  1. 年会費永年無料のデビットカードを選ぶ
  2. ポイント還元率(キャッシュバック率)の高いデビットカードを選ぶ
  3. 銀行サービス(ATM手数料、振込手数料)のお得なデビットカードを選ぶ
  4. 国際ブランドで選ぶ

という、4つの項目で比較する必要があります。

他にも比較すべき項目はありますが、この4つさえ意識しておけば、あなたに合ったデビットカードを選ぶことができます。

1.年会費永年無料のデビットカードを選ぶ

デビットカードは、銀行口座と連動した決済用カードです。

デビットカードというのは、クレジットカードと比較すると

  • ポイント還元率が低い

反面

  • 銀行口座と連動するため家計管理が簡単
  • 口座残高以上に利用できないため、使い過ぎない

ことがメリットの決済用カードです。

「節約」のために、クレジットカードではないデビットカードを選ぶのですから、年会費が有料のデビットカードを持つのは、本末転倒なのです。

デビットカードを選ぶのであれば

年会費永年無料のデビットカードを選ぶ

のは、外せない条件と言っていいでしょう。

2.ポイント還元率(キャッシュバック率)の高いデビットカードを選ぶ

クレジットカードと比較すると

デビットカードは

  • ポイント還元率が低い

というデメリットがあるのですが

クレジットカードとそん色のないポイント還元率、キャッシュバック率のデビットカードもある

のです。

デビットカードを比較するときには

ポイント還元率(キャッシュバック率)の高いデビットカード

を選ぶことをおすすめします。

3.銀行サービス(ATM手数料、振込手数料)のお得なデビットカードを選ぶ

デビットカードは、銀行口座と連動した決済用カードです。

デビットカードを発行するときは

銀行口座を開設する

必要があります。

銀行口座とデビットカードは紐づいたものなのです。

銀行の中には

  • ATM手数料:月○回無料
  • 振込手数料:月○回無料
  • 海外送金手数料:月○回無料
  • 普通預金金利優遇
  • 定期預金金利優遇
  • 外貨預金金利優遇
  • 銀行サービス利用でポイント付与

など、お得な「銀行サービス」が用意されているのです。

デビットカードを比較するというのは、銀行のサービスを比較することも含めて考えるべきものなのです。

4.国際ブランドで選ぶ

デビットカードを発行しているのは

  1. Visa
  2. Mastercard
  3. JCB

の3つの国際ブランドです。

多くの銀行、デビットカードで採用されているのは

  1. Visa
  2. JCB

の2つ国際ブランドです。

Visa

  • 海外での加盟店数が多い

JCB

  • ポイント還元率(キャッシュバック率)が高い

という特徴があるのです。

どの国際ブランドにするのかも、デビットカードを比較検討するうえでは非常に重要なポイントになります。

デビットカード10枚保有のFPが「絶対」におすすめしたいデビットカード比較ランキング

デビットカード10枚保有のFPが「絶対」におすすめしたいデビットカード比較ランキング

1位.Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)

Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)

Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)
発行会社ソニー銀行
国際ブランドVISA
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費特典-
発行期間1週間程度
キャッシュバック還元率下限0.50%
キャッシュバック還元率上限2.00%
ポイント還元率下限-
ポイント還元率上限-
1日最大利用限度額200万円
不正利用時の補償
入会資格年齢15歳以上
  • 年会費:永年無料
  • キャッシュバック率:0.5%~2.0%
  • 国際ブランド:VISA
  • 銀行サービス
    • ATM出金手数料:月4回無料~月なんどでも無料
    • 振込手数料:月2回無料~月11回無料
    • 仕向け外貨送金手数料:月3回無料
    • 為替コスト:米ドル最小4銭
    • 外貨預金金利:ドル+0.03%

Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)の特徴

Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)は、ソニー銀行が提供しているデビットカードです。

最大のメリットは、キャッシュバック率が最大2.0%になる点です。

Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)のキャッシュバック率は、「優遇プログラム Club S (クラブエス)」によって変わってきます。

優遇プログラム Club Sの優遇特典
優遇プログラム Club Sの優遇特典
ゴールドステージ:キャッシュバック率1.5%
プラチナステージ:キャッシュバック率2.0%

となっています。

優遇プログラム Club Sのステージ判定
優遇プログラム Club Sのステージ判定

外貨預金残高 + 投資信託残高 + 「WealthNavi for ソニー銀行」の資産評価額(円換算額)

500万円以上 → ゴールドステージ
1,000万円以上 → プラチナステージ

となるのです。

また、他の銀行と比較すると

  • 海外ATM利用料無料
  • ATM利用料無料
  • 振込手数料
  • 海外ATM利用料無料
  • 為替コスト優遇
  • 海外ATM利用料無料優遇

銀行サービスを格安で使いながら、2.0%という高いキャッシュバック率で利用できるデビットカードとなっています。

また、外貨預金でもソニー銀行がおすすめです。外貨預金でソニー銀行がおすすめの理由はこちら

Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)のデメリットは?

優遇プログラムの判定条件が厳しいという点です。

外貨預金残高 + 投資信託残高 + 「WealthNavi for ソニー銀行」の資産評価額(円換算額)

  • 500万円以上 → ゴールドステージ
  • 1,000万円以上 → プラチナステージ

ですので、よほど、資産があり、資産運用も積極的にしている方しか、プラチナステージにはいけないのです。

一定額の資産をお持ちの方におすすめできるデビットカードとなっています。

Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)のデメリットは?

2位.ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET

ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET

ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET
発行会社ソニー銀行株式会社
国際ブランドVISA
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費特典-
発行期間1週間程度
キャッシュバック還元率下限-
キャッシュバック還元率上限-
ポイント還元率下限-
ポイント還元率上限-
1日最大利用限度額200万円
不正利用時の補償
入会資格年齢15歳以上
  • 年会費:永年無料
  • マイル還元率:0.5%(ANAマイル)+入会マイル+積算マイル
  • 国際ブランド:VISA
  • 銀行サービス
    • ATM出金手数料:月4回無料~月なんどでも無料
    • 振込手数料:月2回無料~月11回無料
    • 仕向け外貨送金手数料:月3回無料
    • 為替コスト:米ドル最小4銭
    • 外貨預金金利:ドル+0.03%

ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETの特徴

ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETは、全日本空輸株式会社(ANA)とソニー銀行が提携して発行しているデビットカードです。マイルが貯まるデビットカードとしては、現時点で唯一無二のデビットカードと言えます。

貯まるデビットカードは

入会マイル
入会マイル

500マイル(ANAマイル)

通常のショッピングマイル
通常のショッピングマイル

200円 = 1マイル(ANAマイル) マイル還元率:0.5%
※年間最大40,000マイル

積算マイル
積算マイル
月末の残高(外貨預金残高+投資信託残高) マイル数(毎月積算)
100万円以上500万円未満 100万円あたり20マイル
500万円以上1,000万円未満 100万円あたり30マイル
1,000万円以上 一律400マイル

年間最大4,800マイル

例えば

  • 外貨預金:100万円
  • 毎月のカード利用:20万円

という方の場合、1年間で貯まるマイルは

  • 入会マイル:500マイル
  • ショッピングマイル:20万円 × 12カ月 × 0.5% = 6,000マイル
  • 積算マイル:20マイル × 12カ月 = 240マイル

合計:6,740マイル

となります。

1年で6,740マイルですから、2年利用すれば

積算マイル

ローシーズンに、韓国・ロシア1(Zone 2)への往復ができる計算になります。

  • 年会費永年無料
  • マイル(ANAマイル)が貯まりやすい
  • 為替コストが米ドル最小4銭/ドルと格安(海外旅行時の両替コストが安くなる)
  • 外貨預金口座から直接外貨で買い物ができる

ですので、海外旅行に行く機会が多い方、マイルを貯めたい方におすすめのデビットカードと言えます。

積算マイル

3位.イオン銀行CASH+DEBIT

イオン銀行CASH+DEBIT

イオン銀行CASH+DEBIT
発行会社イオン銀行
国際ブランドJCB
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費特典-
発行期間-
キャッシュバック還元率下限-
キャッシュバック還元率上限-
ポイント還元率下限0.50%
ポイント還元率上限1.00%
1日最大利用限度額100万円
不正利用時の補償
入会資格年齢15歳以上(中学生を除く)
  • 年会費:永年無料
  • ポイント還元率:0.5%(WAONチャージでのWAON支払なら1.0%)
  • 国際ブランド:JCB
  • 銀行サービス
    • 普通預金金利:年率最大0.10%
    • ATM出金手数料:月最大5回無料
    • 振込手数料:月最大5回無料

イオン銀行CASH+DEBITがおすすめの理由

イオン銀行CASH+DEBITは、イオン銀行が発行しているキャッシュカード兼デビットカードです。

通常のポイント還元率は低いもの、WAONチャージでのWAON支払ならポイント還元率は1.0%になります。

イオン銀行CASH+DEBITがおすすめの理由

さらに注目したいのは

イオン銀行口座の普通預金の金利が最大0.10%になる

という点です。

メガバンクの普通預金金利は、年率0.001%、定期預金金利は、年率0.002%という状況ですから

普通預金金利:年率0.10%

というのは、定期預金よりも数十倍も高金利の普通預金ということになるのです。

普通預金金利を決めるのは「イオン銀行Myステージ」とい会員ステータスです。

「イオン銀行Myステージ」
「イオン銀行Myステージ」
ゴールドステージ → 普通預金金利:年率0.05%
プラチナステージ → 普通預金金利:年率0.10%

となります。

ゴールドステージになるためには、イオン銀行スコア100点以上
プラチナステージになるためには、イオン銀行スコア150点以上

が必要となります。

イオン銀行スコアが貯まる対象取引
イオン銀行スコアが貯まる対象取引
例:プラチナステージになるためには
  • イオン銀行CASH+DEBITの契約:10点
  • 利用代金のお引落し/月8万円:50点
  • WAON利用/月4万円:50点
  • WAONオートチャージのご利用:10点
  • インターネットバンキングのご登録:30点

合計:150点

が必要になります。

ただし、それほど難しいハードルではないのです。

1,000万円の預金がある方であれば

  • メガバンクに預金した場合の利息 = 1,000万円 × 0.001% = 100円
  • イオン銀行に預金した場合の利息 = 1,000万円 × 0.10% = 10,000円

という差があるのです。

金利が高いというのは、デビットカードの枠をはみ出した、大きなメリットなのです。

さらに

  • イオンでのお買い物が、毎月20日、30日は5%OFF
  • 55歳以上の方は、毎月15日は5%OFF

という特典もあるのです。

例:プラチナステージになるためには

イオン銀行CASH+DEBITのデメリットは?

通常のポイント還元率が0.5%と低いこと

です。

WAONのオートチャージを使って、WAONでの支払をすれば、ポイント還元率1.0%になりますが、WAONが使えるお店がそれほど多くないため、大抵の買い物では、ポイント還元率0.5%になってしまうのです。
イオン銀行CASH+DEBITのデメリットは?

4位.GMOあおぞら銀行Visaデビット付キャッシュカード

GMOあおぞら銀行Visaデビット付キャッシュカード

GMOあおぞら銀行Visaデビット付キャッシュカード
発行会社GMOあおぞら銀行
国際ブランドVISA
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費特典-
発行期間-
キャッシュバック還元率下限0.60%
キャッシュバック還元率上限1.20%
ポイント還元率下限-
ポイント還元率上限-
1日最大利用限度額100万円
不正利用時の補償○年間100万円まで
入会資格年齢15歳以上(中学生を除く)
  • 年会費:永年無料
  • キャッシュバック率:0.6%~1.2%
  • 国際ブランド:VISA
  • 銀行サービス
    • ATM出金手数料:月2回無料~月15回無料
    • 振込手数料:月1回無料~月15回無料

GMOあおぞら銀行Visaデビット付キャッシュカードがおすすめの理由

GMOあおぞら銀行Visaデビット付キャッシュカードは、インターネットグループのGMOがあおぞら銀行と合弁で立ち上げたネット銀行です。できて間もないネット銀行だからこそ、ユーザーメリットの多い得点を用意して、顧客獲得に力を入れているのです。

おすすめのポイントはキャッシュバック率です。

カスタマーステージによって最大1.2%のキャッシュバック

が可能になります。

カスタマーステージ別のキャッシュバック率
カスタマーステージ別のキャッシュバック率
  1. 1テックま君:キャッシュバック率 0.6%
  2. 2テックま君:キャッシュバック率 0.8%
  3. 3テックま君:キャッシュバック率 1.0%
  4. 4テックま君:キャッシュバック率 1.2%

と、「3テックま君」「4テックま君」であれば、クレジットカードにも勝るとも劣らないキャッシュバック率になるのです。

カスタマーステージの判定基準
カスタマーステージの判定基準

ですから

  • 外貨預金残高300万円 → 「3テックま君」
  • 外貨預金残高500万円 → 「4テックま君」

というランクになるのです。

クリアしやすい条件で、高いキャッシュバック率が付与されるデビットカードになっています。

また、このカスタマーステージのランクに応じて

  • ATM出金手数料:月2回無料~月20回無料
  • 振込手数料:月1回無料~月20回無料

になるため、銀行口座の無駄な手数料負担(ATM手数料、振込手数料)も、軽減できるデビットカードなのです。

国際ブランドも、「VISA」ブランドですので、国内外ほとんどの加盟店をカバーしています。

「お得」を追求した総合力の高いデビットカードとしておすすめです。

GMOあおぞら銀行Visaデビット付キャッシュカードのデメリットは?

デメリットは

「3テックま君」「4テックま君」 になる条件が厳しいこと

です。

外貨預金残高が一定金額以上ないと厳しいのですが、元本が保証されていない外貨預金に十分な金額を預金するのは、簡単ではないのです。・

外貨預金残高がないと「3テックま君」「4テックま君」のランクにならないのです。これは注意すべきポイントと言えます。
GMOあおぞら銀行Visaデビット付キャッシュカードのデメリットは?

5位.GMOあおぞら銀行Mastercardプラチナデビットカード

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  • 年会費:3,300円
  • キャッシュバック率:1.2%
  • 国際ブランド:VISA
  • 銀行サービス
    • ATM出金手数料:月2回無料~月15回無料
    • 振込手数料:月1回無料~月15回無料

GMOあおぞら銀行Mastercardプラチナデビットカードがおすすめの理由

GMOあおぞら銀行Visaデビット付キャッシュカードは、インターネットグループのGMOがあおぞら銀行と合弁で立ち上げたネット銀行です。できて間もないネット銀行だからこそ、ユーザーメリットの多い得点を用意して、顧客獲得に力を入れているのです。

GMOあおぞら銀行Mastercardプラチナデビットカードのおすすめのポイントはキャッシュバック率です。

GMOあおぞら銀行Mastercardプラチナデビットカードは

年会費:3,300円という有料の年会費を支払うことで
常時:最大1.2%のキャッシュバック

が可能になります。

デビットカードの利用額が大きい人にとっては、年会費コストよりも、キャッシュバック率の高さのお得の方が大きい計算になります。

キャッシュバック計算例

年会費無料でキャッシュバック率:0.5%のデビットカードの場合
  • 年間50万円のカード利用 → お得額 = 0.5% × 50万円 = 2,500円
  • 年間100万円のカード利用 → お得額 = 0.5% × 100万円 = 5,000円
  • 年間150万円のカード利用 → お得額 = 0.5% × 150万円 = 7,500円
  • 年間200万円のカード利用 → お得額 = 0.5% × 200万円 = 10,000円
GMOあおぞら銀行Mastercardプラチナデビットカードの場合
  • 年間50万円のカード利用 → お得額 = 1.2% × 50万円 - 年会費:3,300円 = 2,700円
  • 年間100万円のカード利用 → お得額 = 1.2% × 100万円 - 年会費:3,300円 = 8,700円
  • 年間150万円のカード利用 → お得額 = 1.2% × 150万円 - 年会費:3,300円 = 14,700円
  • 年間200万円のカード利用 → お得額 = 1.2% × 200万円 - 年会費:3,300円 = 20,700円
カード利用額が大きくなればなるほど、年会費負担よりも、メリットの方が大きくなるのです。
いくら以上使えばお得か?
  • 年会費無料でキャッシュバック率:0.5%のデビットカードの場合 → 年間のカード利用額:471,429円以上なら、GMOあおぞら銀行Mastercardプラチナデビットカードの方がお得
  • 年会費無料でキャッシュバック率:0.8%のデビットカードの場合 → 年間のカード利用額:825,000円以上なら、GMOあおぞら銀行Mastercardプラチナデビットカードの方がお得
  • 年会費無料でキャッシュバック率:1.0%のデビットカードの場合 → 年間のカード利用額:1,650,000円以上なら、GMOあおぞら銀行Mastercardプラチナデビットカードの方がお得
カード利用額が大きい方におすすめのデビットカードです。

GMOあおぞら銀行Visaデビット付キャッシュカードのデメリットは?

デメリットは

年会費が有料

という点です。

デビットカードは、多くのカードが年会費永年無料で提供されているため、

  • カード利用額が読めない
  • カード利用額が大きくない
  • メインカードではない

というケースではおすすめしにくいデビットカードと言えます。

年会費のコストがかかってしまうデメリットがあります。
GMOあおぞら銀行Visaデビット付キャッシュカードのデメリットは?

6位.住信SBIネット銀行ミライノ デビット(Mastercard)

住信SBIネット銀行ミライノ デビット(Mastercard)

住信SBIネット銀行ミライノ デビット(Mastercard)
発行会社住信SBIネット銀行
国際ブランドMasterCard
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費特典-
発行期間-
キャッシュバック還元率下限-
キャッシュバック還元率上限-
ポイント還元率下限0.80%
ポイント還元率上限0.80%
1日最大利用限度額200万円
不正利用時の補償○1000万円
入会資格年齢15歳以上
  • 年会費:永年無料
  • キャッシュバック率:0.8%
  • 国際ブランド:Mastercard
  • 銀行サービス
    • ATM出金手数料:月2回無料~月15回無料
    • 振込手数料:月1回無料~月15回無料
    • 銀行サービスの利用でポイントが貯まる

住信SBIネット銀行ミライノ デビット(Mastercard)の特徴

住信SBIネット銀行ミライノ デビット(Mastercard)は、住信SBIネット銀行が発行しているMastercardブランドのデビットカードです。

日本国内で発行されているデビットカードは、ほとんどがVISAブランド、JCBブランドのデビットカードで、Mastercardブランドとしては日本初のデビットカードとなっています。Mastercardは、VISAと並んで利用できる加盟店の多い国際ブランドです。

最大のメリットは

キャッシュバック率:0.8%

という点です。

多くのデビットカードが

キャッシュバック率:0.5%~2.0%

というように利用状況に応じて、高いキャッシュバック率を得られる設計のものが多いのですが・・・

よくよく見てみれば

外貨預金残高:500万円超

のように、かなり高いハードルが設定されているのです。

外貨預金を利用すると、高額な為替手数料が発生してしまうので、デビットカードのキャッシュバック率で得られる金額よりも、為替手数料の損失の方が大きくなってしまいます。

その中で、ランクに関わらず

キャッシュバック率:0.8%

というのは、デビットカードの中では高い還元率なのです。

さらに

住信SBIネット銀行のポイントプログラム「スマプロポイント」には、銀行サービスの利用に応じたポイント付与があります。

これも、大きな銀行サービスの売りとなっています。

住信SBIネット銀行ミライノ デビット(Mastercard)の特徴
ポイント対象商品・サービス 条件 獲得ポイント
外貨預金・仕組預金 月末残高合計300万円以上 100ポイント/月
ミライノ カード(JCB) 月内引落金額合計5万円以上 100ポイント/月
給与受取 いずれか利用 30ポイント/月
年金受取
定額自動入金
口座振替(銀行引落) 1件以上引落しあり 5ポイント/月
外貨積立 月1万円以上積立 10ポイント/月
純金積立 月5,000円以上積立 10ポイント/月
  • ベースのキャッシュバック率が高い
  • 銀行サービスの利用でポイントが貯まる

ことから、ほかのデビットカードでのキャッシュバック率の優遇条件をクリアできない方におすすめできるデビットカードとなっています。

住信SBIネット銀行ミライノ デビット(Mastercard)のデメリットは?

キャッシュバック率の上限は低い

という点です。

キャッシュバック率に幅がないため、

  • 下限のキャッシュバック率は、ほかのデビットカードよりも高い
  • 上限のキャッシュバック率は、ほかのデビットカードよりも低い

ことになります。

高額な資産をお持ちで、外貨預金などの資産運用を積極的にできる方にとっては、ほかのデビットカードの方がキャッシュバック率が高くなる可能性が高いのです。
住信SBIネット銀行ミライノ デビット(Mastercard)のデメリットは?

7位.セブン銀行デビット付きキャッシュカード

セブン銀行デビット付きキャッシュカード

セブン銀行デビット付きキャッシュカード
発行会社セブン銀行
国際ブランドJCB
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費特典-
発行期間-
キャッシュバック還元率下限-
キャッシュバック還元率上限-
ポイント還元率下限0.50%
ポイント還元率上限1.00%
1日最大利用限度額200万円
不正利用時の補償
入会資格年齢満16歳以上
  • 年会費:永年無料
  • ポイント還元率:0.5%
  • 国際ブランド:JCB
  • 銀行サービス
    • セブン銀行ATMの引出手数料が平日24時間、土・日・祝日の7時~19時は無料

セブン銀行デビット付きキャッシュカードの特徴

セブン銀行デビット付きキャッシュカードは、セブン銀行が発行しているJCBブランドのデビットカードです。

大きな特徴は

  • ポイント還元率0.5%で電子マネーnanacoポイントが貯まる
    (※セブン-イレブン、そごう・西武、セブンネットショッピングは、ポイント還元率1.0%
  • セブン銀行ATMの引出手数料が平日24時間、土・日・祝日の7時~19時は無料

という2点です。

キャッシュバックではないものの、電子マネーのnancoポイントであれば貯めたポイントの使い勝手が良いため、使い道に困ることはありません。

また、最大のメリットは

セブン銀行ATMの引出手数料が平日24時間、土・日・祝日の7時~19時は無料

という点ではないでしょうか?

セブン銀行デビット付きキャッシュカードの特徴

セブン銀行ATMは、全国のセブン-イレブンに設置されているため、日本全国どこでもATM手数料無料で引き出せることになります。

ATMを利用して出金する機会の多い方にとっては、コストパフォーマンスの良いデビットカードとなります。

セブン銀行デビット付きキャッシュカードのデメリットは?

以前は、ポイント還元率1.0%だったのですが、改悪されてしまい、ポイント還元率は0.5%になっています。

※セブン-イレブン、そごう・西武、セブンネットショッピングは、ポイント還元率1.0%です。

ポイント還元率0.5%というのは、デビットカードの平均的な水準であり、低くはないものの、高くもないのです。

ポイント面でのお得度は高くないデビットカードと言えます。

セブン銀行デビット付きキャッシュカードのデメリットは?

8位.三菱UFJ-VISAデビット

三菱UFJ-VISAデビット

三菱UFJ-VISAデビット
発行会社三菱UFJ銀行
国際ブランドVISA
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費特典-
発行期間約1週間~10日
キャッシュバック還元率下限0.20%
キャッシュバック還元率上限0.20%
ポイント還元率下限-
ポイント還元率上限-
1日最大利用限度額決済普通預金口座の残高
不正利用時の補償○年間100万円まで
入会資格年齢15歳以上(中学生を除く)
「三菱UFJ銀行普通預金口座をお持ちの個人・個人事業主」及び「日本国内に居住されているお客さま」
  • 年会費:無料
  • キャッシュバック率:0.2%
  • 国際ブランド:VISA
  • 銀行サービス:とくになし

三菱UFJ-VISAデビットの特徴

三菱UFJ-VISAデビットは、三菱UFJ銀行が発行するVISAブランドのデビットカードです。

最大の特徴は

メガバンクが提供しているデビットカードである

という点です。

  • キャッシュバック率が低い
  • 銀行サービスがとくにない

と、デメリットが多いものの、メガバンクだけあって、どこにでも店舗・ATMがあり、倒産しにくい銀行ですので、すでに使っている方も多く、デビットカードにも一定の需要があります。

キャッシュバック率:0.2%

と低く設定されています。

メガバンクの銀行口座でデビットカードを利用したい方におすすめできるデビットカードとなっています。

三菱UFJ-VISAデビットのデメリットは?

  • キャッシュバック率が低い
  • 銀行サービスがない

というのが大きなデメリットです。

「お得」ではないデビットカードと言えます。

「メガバンクが発行するデビットカード」という一点のみでメリットがあるカードとなっています。

三菱UFJ-VISAデビットのデメリットは?

9位.楽天銀行デビットカード(JCB)

楽天銀行デビットカード(JCB)

楽天銀行デビットカード(JCB)
発行会社楽天銀行
国際ブランドVISA,Mastercard,JCB
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費特典-
発行期間1週間から10日ほど
キャッシュバック還元率下限0.20%
キャッシュバック還元率上限-
ポイント還元率下限1.00%
ポイント還元率上限1.00%
1日最大利用限度額限度額なし
不正利用時の補償
入会資格年齢16歳以上
  • 年会費:永年無料
  • ポイント還元率:1.0%※キャッシュバック可能
  • 国際ブランド:JCB
  • 銀行サービス
    • ATM出金手数料:月0回無料~月7回無料
    • 振込手数料:月0回無料~月3回無料
    • ステージによって、楽天スーパーポイントの獲得倍率が上がる

楽天銀行デビットカード(JCB)の特徴

楽天銀行デビットカード(JCB)は、楽天銀行が発行しているJCBブランドのデビットカードです。

最大の特徴は

ポイント還元率:1.0%

という高還元率で、楽天スーパーポイントが貯まることです。

楽天銀行デビットカード(JCB)の特徴

さらに楽天スーパーポイントは、デビットカードの支払いに充当できるため、キャッシュバック扱いで利用することができます。

これは大きなメリットと言えます。

また、会員プログラム「ハッピープログラム」が用意されていて、ATM手数料が最大7回、振込手数料最大3回が無料になります。

楽天銀行デビットカード(JCB)の特徴

楽天銀行デビットカード(JCB)のデメリットは?

会員プログラム「ハッピープログラム」の無料回数が少ない点がデメリットと言えます。

  • GMOあおぞら銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • ソニー銀行

と比較すると

最上位の「スーパーVIP」でも、ATM手数料が最大7回、振込手数料最大3回が無料と若干優遇内容が厳しくなっています。
楽天銀行デビットカード(JCB)のデメリットは?

10位.Visaデビットカード

Visaデビットカード

Visaデビットカード
発行会社PayPay銀行
国際ブランドVISA
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費特典-
発行期間最短5日
キャッシュバック還元率下限0.20%
キャッシュバック還元率上限1.20%
ポイント還元率下限-
ポイント還元率上限-
1日最大利用限度額500万円
不正利用時の補償○年間500万円まで
入会資格年齢満15歳以上
  • 年会費:永年無料
  • ポイント還元率:0.2%※キャッシュバックモール経由のネットショッピングで1.0%還元
  • 国際ブランド:VISA
  • 銀行サービス
    • カードレスVisaデビットが使える
    • 極度型ローンの残高不足サポート機能「自動融資」が使える

Visaデビットカードの特徴

Visaデビットカードは、PayPay銀行が発行しているVISAブランドのデビットカードです。

PayPay銀行は、ブランドデビットカードのパイオニア的存在で、かなり前から発行していました。

そのため、ポイント還元率の設定は低くなっており、後発のほかのデビットカードがより高いポイント還元率を設定するため、埋もれてしまっているのが現状です。

ポイント還元率は、0.2%と低いもののキャッシュバックモール経由で買い物をすれば、1.0%がキャッシュバックされるので、合計1.2%のお得になります。
Visaデビットカードの特徴

キャッシュバックモールでの買い物が多くできる方におすすめのデビットカードとなります。

メリットとしては

  • カードが存在しない「カードレスデビット」
Visaデビットカードの特徴

が利用できます。

ホームページからご自身で発行同時に4つまで保有可能ですので、目的別に複数のVISAの番号を利用できる形になります。

また、残高ば不足した場合に不足分を自動的に融資してくれる「自動融資」サービスなどもあり、ほかのデビットカードにない特徴があります。

Visaデビットカードの特徴

Visaデビットカードのデメリットは?

ポイント還元率が低いこと

に尽きます。

キャッシュバックモールを利用すれば、お得になるのですが、キャッシュバックモールの対象店舗も、使い勝手の良い店舗が少ないため、なかなか利用できないのです。
Visaデビットカードのデメリットは? Visaデビットカードのデメリットは?

注目.じぶん銀行スマホデビット

じぶん銀行スマホデビット

じぶん銀行スマホデビット
発行会社じぶん銀行
国際ブランドJCB
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費特典-
発行期間最短30秒
キャッシュバック還元率下限0.00%
キャッシュバック還元率上限0.05%
ポイント還元率下限-
ポイント還元率上限-
1日最大利用限度額200万円
不正利用時の補償○年間500万円まで
入会資格年齢16歳以上
  • 年会費:永年無料
  • ポイント還元率:なし※毎月3回、じぶん銀行スマホデビットのショッピング利用で最大5万円をプレゼント
  • 国際ブランド:JCB
  • 銀行サービス
    • ATM出金手数料:月0回無料~月11回無料
    • 振込手数料:月0回無料~月15回無料

じぶん銀行スマホデビットの特徴

じぶん銀行スマホデビットは、カードレスのアプリ型のJCBデビットカードになります。そのため、ほかのデビットカードとは一線を画しています。

カードレスなので最短30秒でカード番号が発行できます。

じぶん銀行スマホデビットの特徴

ポイント付与はなく、その代わりに

じぶん銀行スマホデビットの特徴
抽選で、毎月3回、じぶん銀行スマホデビットのショッピング利用で最大5万円プレゼントのチャンスがあります。
当せん金額

[抽選対象となる期間] [各期間ごとの当せん金額と当選人数]

①毎月1日~10日

毎月11日~20日

毎月21日~末日

当せん金額

当せん人数

50,000円

1名

5,000円

10名

500円

100名

50円

1,000名

5円

上記以外全員

上記以外全員

さらに

宿泊予約サービス「Relux」

  • 初回7%割引
  • 2回目以降5%割引

という特典があります。

毎月21日~末日
気軽に発行できるデビットカードですので、「すぐにデビットカードが欲しい。」という方におすすめのデビットカードとなっています。

じぶん銀行スマホデビットのデメリットは?

リアル店舗での利用ができない

カードレスですので、QuickPayを使って、ApplePay、GooglePayに登録しないと、リアル店舗での利用ができません。

ApplePay、GooglePayに登録していても、「JCBは使えるけど、QuickPayは使えない」という加盟店では使えないのです。

使う場所を選んでしまうのが、大きなデメリットです。

また、

  • ポイント付与なし

ですので、

抽選で最大5万円が当たると言っても、1万人以上いる利用者のうちの1名ですから、当選確率は0.01%です。ポイントなどのお得面では、まったくおすすめできないデビットカードと言えます。


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30枚以上のクレジットカードを保有するFP。一般カードから、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカード、法人カード、デビットカード、ETCカードと様々なカードを持ち、お得にカードを使うためにどうすれば良いのか?楽しく検証しています。マイルやポイントを貯める方法を中心につぶやきます。