ガソリンカードを紛失した場合の手続。届出から再発行にかかる手数料までを徹底解説

クレジット機能ありのガソリンカードを紛失した場合、実態はクレジットカードを紛失したのと同じことになるので、一刻も早く警察とクレジットカード会社に届出をする必要があります。また、新しいカードを再発行してもらうことになりますが、紛失するまでに何度も延滞・滞納をしていたなど、利用状況が芳しくない場合は、再発行してもらえず、強制解約になるケースも考えられるので、注意が必要です。

そこで今回の記事では、ガソリンカードを紛失した場合の手続について、一連の流れとともに、それぞれの流れにおける注意点を解説します。

ガソリンカードを紛失した場合の手続の流れ

クレジット機能ありのガソリンカードを紛失した場合の手続の流れは、以下の通りです。

警察に紛失届を出す
クレジットカード会社に連絡をする
ガソリンカードを再発行してもらう

１．警察に紛失届を出す

まずは、紛失したことに気づいた時点で、もよりの交番、警察署に行き、紛失届を出しましょう。

２．クレジットカード会社に連絡をする

警察に紛失届を出したら、クレジットカード会社に連絡をし、再発行の手続きを進めましょう。

３．ガソリンカードを再発行してもらう

再発行の手続きを進め、問題がないと判断されたら、ガソリンカードが再発行されます。新しいガソリンカードが届いたら、署名欄に忘れずに名前を書きましょう。

クレジット機能なしのガソリンカードの場合は？

一方、クレジット機能なしのガソリンカード（プリペイドカード、現金払い専用カード）の場合は、発行元である石油元売り会社（例：ENEOS、出光昭和シェル）に電話連絡をしましょう。対応を教えてくれるはずです。

警察に紛失届を出す際の注意点

警察に紛失届を出す際は、以下の3つに注してください。

紛失したことに気づいたらすぐに届出をすること
受理番号は必ず控えること
海外に滞在していた場合でも忘れずに行うこと

１．紛失したことに気づいたらすぐに届出をすること

詳しくは後述しますが、クレジット機能ありのガソリンカードは、クレジットカードの一種です。そのため、紛失したガソリンカードを誰かに拾われたら、悪用されてしまう可能性が極めて高くなります。悪用されるのを防ぐためには、紛失したことに気づいた時点で、警察・クレジットカード会社にすぐに連絡するようにしましょう。

警察って、自分が住んでいるところの交番や警察署じゃないとだめですか？

ガソリンカードを紛失したことを届ける＝遺失届を提出すること自体は、日本全国どこの交番・警察署でもできます。必ずしも、自宅の住所地を管轄する交番・警察署である必要はありません。

たとえ話をすると、東京に住んでいる人が、出張先の大阪でガソリンカードが入った財布を失くした場合、大阪の交番・警察署に行ってももちろん構わないということです。

なお、都道府県によっては、遺失届の受付をオンラインで行っている場合もあります。インターネット環境があれば、いつでも好きな時にできるので、活用しましょう。

(電子申請)遺失した旨の届出 - 埼玉県警察

２．受理番号は必ず控えること

警察署や交番に行ったり、家からオンラインで手続きを済ませたりして遺失届の提出が完了すると、受理番号が発行されます。この番号は、クレジットカード会社に紛失および再発行の届出をする上で必ず必要になるので、忘れずに控えておくようにしてください。

警察署や交番で手続きをした場合は、対応してくれた警察官の人が紙に書いて渡してくれます。オンラインで手続きをした場合は、受理内容がブラウザに表示されるので、印刷して取っておくといいですよ。

３．海外に滞在していた場合でも忘れずに行うこと

警察への届出は、日本国内でクレジット機能ありのガソリンカードを紛失した場合はもちろん、海外で紛失した場合も忘れずに行いましょう。クレジット機能ありのガソリンカードは、海外であっても通常のクレジットカードと同様に利用できるため、不正利用のリスクは常に伴います。

なお、現地の警察に届け出る場合は、ポリスレポートを必ずもらうようにしてください。ポリスレポートが日本で紛失した場合の「遺失届」にあたるためです。

帰国後はまず入手できないので、現地の大使館・領事館や滞在先のホテルのスタッフなどに手伝ってもらいながら、もれなく済ませるようにしましょう。

海外にガソリンカードを持っていかない方がいい理由は？

クレジット機能ありのガソリンカードであれば、クレジットカードとして海外の加盟店（＝クレジットカードが使えるお店）で買い物に利用できます。しかし、海外にクレジット機能ありのガソリンカードを持っていくのは、あまりおすすめできません。理由を一言でまとめると「海外の加盟店で使ってもあまり得にはならないから」です。

得にならない以上、持っていく意味にも乏しいので、日本の自宅において行きましょう。

ガソリンカードは本来、石油元売り会社が自社のガソリンスタンドを利用する顧客のために発行される決済用のカードです。

つまり、指定されたガソリンスタンドで割引を受けられることが最大のメリットであり、海外の加盟店で使ったとしてもほとんどメリットはありません。

もし、海外旅行や出張に行く予定があるなら、世界中、どの加盟店で使ったとしてもお得になるポイント還元率の高いクレジットカードを使うほうがお得です。中でも、ポイント還元率1.25％を誇る「Delight JACCS CARD」を特におすすめします。

REX CARD（レックスカード）

カード分類	一般カード
国際ブランド	VISA、Mastercard®
申込方法	-
発行スピード	通常3週間

年会費（税込）	0円
年会費備考	-
ショッピング総利用枠（上限）	200万円
ポイント還元率（下限）	1.25%
ポイント還元率（上限）	1.50%
交換可能マイル	ANAマイル（1ポイント=0.2マイル、1,500ポイント単位、交換上限なし、交換手数料無料）
ETCカード年会費（税込）	0円
電子マネーチャージ	楽天Edy、nanaco
海外旅行傷害保険／死亡後遺障害（最大）	2,000万円（自動付帯：2,000万円）
国内旅行傷害保険／死亡後遺障害（最大）	1,000万円
ショッピング保険／国内利用（最大）	-

「審査」「発行期間」口コミ平均DATA

審査通過率審査通過／申込者数	ショッピング限度額平均	キャッシング限度額平均	カード発行までの日数平均	対応満足度
100%（3/3）	37万円	33万円	14.0日	4.3

詳細情報

公式サイト

一般的に、クレジットカードのポイント還元率は、0.5％～1.0％程度と言われています。裏を返せば、1.0％を超えるならかなり高いということです。Delight JACCS CARDの場合、ポイント還元率は1.25％なので、どこで使っても効率よくポイントが貯まります。

よく使うガソリンスタンドがこれと言ってない、という人にもおすすめですよ！