楽天ETCカードの年会費は550円(税込み)です。ただし、この550円は誰にでもかかるわけではありません。無料になる条件は2つあり、どちらに当てはまるかで扱いが変わります。しかも判定される日が申し込み日ではないため、時期によっては想定と違う結果になることがあります。楽天カードの公式ページに書かれている内容から、年会費・請求月・判定日の3点を確かめます。
先に結論
- 楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード・楽天ブラックカードに付帯するなら年会費は無料
- 楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員なら初年度無料
- それ以外は550円(税込み)
- 初年度のランク判定は、申し込み日ではなく所定の審査後のカード発行日時点(カード契約日)
- 年会費の請求はETCカード入会月の翌月。ただし初年度のみ翌々月になる
- 楽天ETCカードは単独では申し込めず、家族カードには付帯できない
年会費は3通りに分かれている
楽天カードの公式ページには、ETCカードの年会費が3つの区分で示されています。カードの種類で決まるものと、楽天PointClubの会員ランクで決まるもの、そしてどちらにも当てはまらない場合です。

1つ目は保有しているカードの種類で決まります。公式ページの注意事項には、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードに付帯して楽天ETCカードを持つ場合、ETCカード年会費は無料となる、と明記されています。この条件はランクに左右されません。
2つ目が会員ランクによるものです。申込時点で楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンド会員またはプラチナ会員であれば、ETCカード年会費は初年度無料とされています。ここで注意したいのは「初年度」という限定がついていることで、次年度以降は別の判定が行われます。

判定される日は、申し込んだ日ではない
会員ランクによる無料を狙う場合、いつのランクで判定されるのかが結果を左右します。公式ページの記載では、初年度については所定の審査後のカード発行日時点(カード契約日)の会員ランクで判定するとされています。申し込みボタンを押した日のランクではありません。
次年度以降はさらに条件が変わります。ETCカード年会費請求月、つまりETCカード入会月の翌月の楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンド会員またはプラチナ会員である場合に、次年度1年間のETCカード年会費が免除されるとされています。毎年、特定の1か月のランクだけを見られているという構造です。
| いつの話か | 何で判定されるか | 結果 |
|---|---|---|
| 初年度 | 所定の審査後のカード発行日時点(カード契約日)の会員ランク | ダイヤモンド会員・プラチナ会員なら初年度無料 |
| 次年度以降 | ETCカード年会費請求月(ETCカード入会月の翌月)の会員ランク | ダイヤモンド会員・プラチナ会員なら次の1年間が免除 |
| カードの種類による場合 | 楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード・楽天ブラックカードに付帯しているか | ランクを問わず無料 |
| ゴールド等へ切り替えたとき | 切り替えのタイミング | すでに持っているETCカードは引き続き利用できるが、タイミングによっては年会費がかかる可能性があると記載されている |
公式ページには、楽天PointClub会員ランクの切り替わるタイミングによっては年会費がかかる可能性がある、という注記も置かれています。ランクは変動するものなので、判定日をまたぐ時期に条件を満たしているかどうかが結果を決めます。
請求は入会月の翌月。ただし初年度だけずれる
年会費がかかる場合、いつ引き落とされるのか。公式ページには、ETCカード年会費はETCカード入会月の翌月に請求する、ただし初年度のみ入会月の翌々月となる、と書かれています。具体例も掲載されています。

4月にETCカードへ入会した場合、初年度の年会費は6月27日の支払いとなり、次年度以降は毎年5月27日の支払いになります。27日が金融機関の休業日にあたる場合は、翌営業日が支払い日です。この「5月」が、次年度以降のランク判定月にもなります。
通行料金そのものの請求は年会費とは別です。公式ページによれば、楽天ETCカードの利用料金は、利用の翌月または翌々月の27日に、楽天カードの利用料金と一緒に請求されます。支払いは1回払いです。利用明細は楽天e-NAVIで確認できるとされています。
作る前に知っておく4つの制約
年会費以外にも、公式ページには申し込みや利用に関する条件が書かれています。あとから困りやすいものを整理しました。
| 制約 | 公式ページに書かれていること | どうすればよいか |
|---|---|---|
| 単独では作れない | 楽天ETCカードは楽天カードに付帯するカードで、申し込みには楽天カードの保有が必要 | 楽天カードの申し込みと同時に付帯サービス画面でチェックするか、発行後に楽天e-NAVIから申し込む |
| 家族カードには付帯できない | 家族カードに楽天ETCカードを付帯することはできない | 家族の分が必要なら、その人自身が楽天カードを持つ必要がある |
| 1枚のカードにつき1枚 | 同社発行のクレジットカード1枚に付帯できる楽天ETCカードは1枚のみ。2枚目の楽天カードを作れば1人につき2枚まで持てる | 私用と仕事用で分けたい場合は2枚目の楽天カードを検討する |
| 買い物には使えない | ETC専用カードのため、ショッピングやキャッシングの機能は付帯していない | 車載器に挿して有料道路の支払いに使う用途に限られる |
3つ目については、法人向けの楽天ビジネスカードは複数枚の楽天ETCカードを持つことができ、上限枚数は30枚と記載されています。個人と法人で扱いが違う点です。また公式ページには、利用状況によりカードの発行を見合わせる場合がある、発行手続きに際して勤務先または自宅へ連絡する場合があるという記載もあります。
貯まるポイントと、ETCマイレージは別のもの
楽天ETCカードの特徴として、公式ページは通行料金100円につき楽天ポイントが1ポイント貯まると説明しています。少額の通行料金でも対象になるとされています。
ここで混同されやすいのが、ETCマイレージサービスです。公式ページでは、通行料金として使えるETCマイレージポイントが貯まるとしたうえで、ETCマイレージサービスのホームページで事前に登録が必要と明記されています。楽天ポイントとは別の仕組みで、カードを作っただけでは貯まりません。
通行料金100円につき1ポイント。楽天ETCカードを使えば自動的に対象になる。
通行料金として使える。利用する前にETCマイレージサービスへの登録が要る。
ETC利用による高速道路料金の割引がある、と公式ページで案内されている。
よくある質問
楽天ETCカードの年会費はいくらですか。
550円(税込み)です。ただし楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードに付帯する場合は無料とされています。また楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員の場合も、条件を満たせば無料になります。
楽天カードを持っていなくてもETCカードだけ作れますか。
作れません。公式ページのよくあるご質問では、楽天ETCカードは楽天カード株式会社が発行するクレジットカードにETC利用分を合算して支払うカードであり、申し込みの対象は同社のクレジットカードを持っている方に限られる、と説明されています。
家族カードにETCカードを付けられますか。
付けられません。公式ページには、家族カードには楽天ETCカードを付帯することができない、と明記されています。家族の分が必要な場合は、その方自身が楽天カードを持つ形になります。
年会費はいつ引き落とされますか。
ETCカード入会月の翌月に請求されます。ただし初年度のみ入会月の翌々月です。公式ページの例では、4月に入会した場合、初年度は6月27日、次年度以降は毎年5月27日の支払いとされています。27日が金融機関の休業日の場合は翌営業日になります。
2枚目の楽天ETCカードは作れますか。
同社発行のクレジットカード1枚に対して付帯できる楽天ETCカードは1枚のみですが、2枚目の楽天カードを作成することで、1人につき2枚まで持つことができるとされています。法人向けの楽天ビジネスカードでは複数枚を持つことができ、上限は30枚と記載されています。
出典
- 楽天カード「ETCカード」(2026年9月10日に年会費・請求時期・申し込み条件・よくあるご質問を確認)
記載内容は2026年9月10日時点で公式ページに掲載されていたものです。年会費や条件は変更されることがあるため、申し込みの前に必ず公式ページで最新の内容をご確認ください。当サイトは会員ランクや審査の結果を判定するものではありません。











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