【アンケート調査】新型コロナウィルス感染症がきっかけでキャッシュレスに変えた人はいる?外出の回数は減った?アンケートから見えてきたのは「劇的に変わった人と変わらない人が存在する」という事実

目次

アンケート調査対象

回答者数329件
男女比男性:52.9%
女性:47.1%
年代比10代:0.9%
20代:13.1%
30代:31.0%
40代:38.0%
50代;13.5%
60代:2.7%
70代:0.9%
職業会社員(正社員):32.2%
会社員(契約社員):6.1%
公務員:0.0%
自営業・自由業:27.4%
会社役員・経営者:10.0%
学生:2.7%
専業主婦(夫):14.3%
無職:7.0%
世帯年収50万円未満:1.8%
50~100万円未満:1.8%
100~150万円未満:3.6%
150~200万円未満:4.6%
200~250万円未満:7.6%
250~300万円未満:9.4%
300~350万円未満:6.7%
350~400万円未満:9.3%
400~450万円未満:8.2%
450~500万円未満:10.9%
500~600万円未満:11.2%
600~700万円未満:8.2%
700~800万円未満:7.0%
800~900万円未満:4.3%
900~1000万円未満:1.8%
1000万円以上:4.6%
調査時期2020年3月6日~3月10日
調査媒体ランサーズ

【アンケート調査】「新型コロナウィルス感染症の流行に伴う決済・行動の変化に関するアンケート調査」

Q.1 新型コロナウィルスによる感染症が流行したことで、現金(紙幣・貨幣)にも菌・ウィルスが付着していることがクローズアップされるようになりました。以下の選択肢のうち、あなたの考えはどれに近いですか?

「触った後は手を洗うなどの配慮はするが、現金は使う、触る」「触った後は手を洗うなどの配慮はするが、現金は使う、触る」が7割弱
一方「流行する前は気にしなかったが、流行した後はやむを得ない時を除き、現金は使わない・触らないようにしてきた」は4.3%
Q.1 新型コロナウィルスによる感染症が流行したことで、現金(紙幣・貨幣)にも菌・ウィルスが付着していることがクローズアップされるようになりました。以下の選択肢のうち、あなたの考えはどれに近いですか?
項目人数割合
流行する前から、やむを得ない時を除き、現金は使わない・触らないようにしている42人12.8%
流行する前は気にしなかったが、流行した後はやむを得ない時を除き、現金は使わない・触らないようにしてきた14人4.3%
触った後は手を洗うなどの配慮はするが、現金は使う・触る128人38.9%
ほとんど気にしていない。今までのように現金も使うし、触っている96人29.2%
全く気にしていない。現金を触るだけで感染に直結するとも思えない34人10.3%
特に考えたことがない15人4.6%
その他0人0.0%

Q.2 新型コロナウィルスによる感染症が流行したこと、現金(紙幣・貨幣)にも菌・ウィルスが付着していることがクローズアップされるようになりました。現金に触らないで決済する方法として、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済を利用する人も増えています。以下の選択肢のうち、あなたの考えはどれに近いですか?

「流行しだしてから切り替えた」人はごく少数
Q.2 新型コロナウィルスによる感染症が流行したこと、現金(紙幣・貨幣)にも菌・ウィルスが付着していることがクローズアップされるようになりました。現金に触らないで決済する方法として、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済を利用する人も増えています。以下の選択肢のうち、あなたの考えはどれに近いですか?
項目人数割合
流行する前から、キャッシュレス主体で生活してきた120人39.5%
流行する前はあまり気にしなかったが、流行し始めてから気になり、現金からキャッシュレス主体に切り替えた11人3.3%
どちらとも言えない。コロナウィルスによる感染症が流行し始めたからと言って、決済方法の選び方を変えてはいない114人34.7%
あんまり気にしていない。現金でもキャッシュレスでも、感染するかどうかはあまり関係ないと思っている50人15.2%
全く気にしていない。決済手段が感染に関係するとは思えない17人5.2%
特に考えたことがない)7人2.1%

Q.3 新型コロナウィルスによる感染症が流行し始めてから、一番よく使っているキャッシュレス決済は、次のうちどれですか?

一番人気はクレジットカード
次点はQRコード決済、その後に電子マネーが続く
Q.3 新型コロナウィルスによる感染症が流行し始めてから、一番よく使っているキャッシュレス決済は、次のうちどれですか?
項目人数割合
クレジットカード148人45.0%
デビットカード34人10.3%
QRコード決済(PayPay、楽天ペイなど)76人23.1%
モバイル決済(Google Pay、Apple Payなど)5人1.5%
電子マネー(Suica、楽天Edyなど)66人20.1%
その他0人0.0%

Q.4 一番よく使っているキャッシュレス決済について、普段は1回あたりの決済でどのくらい使いますか?

半数以上が「1,000円~5,000円未満」
次点が「500円~1,000円未満」
比較的少額の支払いに使う場合が多い
Q.4 一番よく使っているキャッシュレス決済について、普段は1回あたりの決済でどのくらい使いますか?
項目人数割合
0円~500円未満29人8.8%
500円~1,000円未満78人23.7%
1,000円~5,000円未満180人54.7%
5,000円~10,000円未満28人8.5%
10,000円~20,000円未満7人2.1%
20,000円~30,000円未満3人0.9%
30,000円~40,000円未満3人0.9%
40,000円~50,000円未満0人0.0%
50,000円以上1人0.3%

Q.5 新型コロナウィルスによる感染症が流行し始めてから、キャッシュレス決済1回あたりの決済額は増えましたか?

「ほとんど変わらない」が85%超
増えたケースは備蓄用の買い出しが原因か
Q.5 新型コロナウィルスによる感染症が流行し始めてから、キャッシュレス決済1回あたりの決済額は増えましたか?
項目人数割合
大幅(2倍以上)に増えた2人0.6%
かなり(1.5倍~2倍未満)増えた6人1.8%
少し(1.0倍~1.5倍未満)増えた38人11.6%
ほとんど変わらない281人85.4%
少し(0.8倍~1.0倍未満)減った1人0.3%
大幅(0.8倍未満)に減った1人0.3%

Q.6 新型コロナウィルスによる感染症が流行し始めてから、オンラインショッピングを使う頻度は増えましたか?

「変わらない」が約6割
一方で「大幅に増えた」はごく少数
Q.6 新型コロナウィルスによる感染症が流行し始めてから、オンラインショッピングを使う頻度は増えましたか?
項目人数割合
大幅に増えた。やむを得ない場合を除き、買い物はほとんどオンラインショッピングで済ませている7人2.1%
かなり増えた。必要があれば買い物に出ることもあるが、できるだけオンラインで済ませている21人6.4%
少し増えた。重い、かさばるものなど持って帰るのが厳しいものはオンラインで済ませている100人30.4%
変わらない。オンラインショッピングよりも、店舗に足を運ぶことのほうが多い199人60.9%
むしろ減った。オンラインショッピングだと届くまでに時間がかかるので、実店舗を使うようにしている2人0.6%

Q.7 新型コロナウィルスによる感染症が流行したことで、出前・デリバリーのサービス(出前館、ウーバーイーツ、宅配ピザなど)利用者数が増えたと報道されています。現状、あなたの出前・デリバリーサービスの利用頻度はどのぐらいですか?最も近いものをお選びください。

「ほとんど使ったことがない」が大半
普段、外食の習慣があるかないかで対応が分かれる可能性
Q.7 新型コロナウィルスによる感染症が流行したことで、出前・デリバリーのサービス(出前館、ウーバーイーツ、宅配ピザなど)利用者数が増えたと報道されています。現状、あなたの出前・デリバリーサービスの利用頻度はどのぐらいですか?最も近いものをお選びください。
項目人数割合
毎日0人0.00%
週4~6回0人0.00%
週2~3回9人2.70%
週1回8人2.40%
月2~3回21人6.40%
月1回49人14.90%
ほとんど使ったことがない241人73.30%

Q.8 会社員(正社員)、会社員(契約社員)、公務員、パート・アルバイトの方にお聞きします。勤務先で「在宅勤務、リモートワークの指示」「時短勤務」「時差通勤」など、感染拡大防止のための勤務上の配慮が導入されていますか?勤務先の現状に最も近いものを1つお選びください。※ 会社役員・経営者、自営業・自由業の方は「自分が導入したもの、導入を検討したいものなど、今の自分の立場に最も近いもの」として選択肢の中から1つ選んでください。※ 学生、専業主婦(夫)、無職の方は「その他」を選んでください。

「在宅勤務、リモートワーク」が代表的な対策
「導入の話も上がっていない」も一定数存在
Q.8 会社員(正社員)、会社員(契約社員)、公務員、パート・アルバイトの方にお聞きします。勤務先で「在宅勤務、リモートワークの指示」「時短勤務」「時差通勤」など、感染拡大防止のための勤務上の配慮が導入されていますか?勤務先の現状に最も近いものを1つお選びください。※ 会社役員・経営者、自営業・自由業の方は「自分が導入したもの、導入を検討したいものなど、今の自分の立場に最も近いもの」として選択肢の中から1つ選んでください。※ 学生、専業主婦(夫)、無職の方は「その他」を選んでください。
項目人数割合
在宅勤務、リモートワークの指示があった(すでに実行に移されている)52人16.0%
時短勤務の指示があった(すでに実行に移されている)5人1.5%
時差通勤の指示があった(すでに実行に移されている)25人7.7%
取引先との打ち合わせをリモートで行うようになった14人4.3%
導入の話題は上がっているが、まだ実行には移されていない(移していない)34人10.5%
導入の話も上がっていない(考えたこともない)64人19.8%
販売業、サービス業など「出勤を前提とした職業」であるため導入が困難36人11.1%
その他94人29.0%

Q.9 新型コロナウィルスによる感染症が流行し始めてから、北海道など一部の地域では、不要不急の外出を自粛するよう要請がありました。新型コロナウィルスによる感染症が流行する前と比べて、外出する頻度に変化はありましたか?あなたの考えに最も近いものをお選びください。

「ほとんど変わらない」が43%
「かなり減った」が35.7%
職業、年齢、家族構成によっても差がある可能性
Q.9 新型コロナウィルスによる感染症が流行し始めてから、北海道など一部の地域では、不要不急の外出を自粛するよう要請がありました。新型コロナウィルスによる感染症が流行する前と比べて、外出する頻度に変化はありましたか?あなたの考えに最も近いものをお選びください。
項目人数割合
大幅に減った。やむを得ない事情がなければまず外出しない43人13.1%
かなり減った。前々から決まっていた約束であるなど、事情があれば外出するが、調整が可能ならキャンセルしている117人35.7%
ほとんど変わらない。店舗が休業していたり、相手からキャンセルの相談がなければ出かけている141人43.0%
特に考えたことがない23人7.0%
その他23人7.0%

Q.10 日本の大手銀行の店舗に勤務する銀行員が新型コロナウィルスに感染したという報道がありました。業務で現金(硬貨、紙幣)を触ったことも、感染した原因として考えられています。一方、中国では中央銀行にあたる中国人民銀行が、国内の銀行に対し紙幣を消毒するよう義務付け、実際に作業が始まっています。あなたはこのニュースに対して、どう考えますか。ご自身の考えにもっとも近いものをお選びください。

「今はそこまで必要ないが、状況次第ではやるべき」「調整をした上で可能になった時点でやるべき」が半数以上
「そこまでする必要がない」も25%超
Q.10 日本の大手銀行の店舗に勤務する銀行員が新型コロナウィルスに感染したという報道がありました。業務で現金(硬貨、紙幣)を触ったことも、感染した原因として考えられています。一方、中国では中央銀行にあたる中国人民銀行が、国内の銀行に対し紙幣を消毒するよう義務付け、実際に作業が始まっています。あなたはこのニュースに対して、どう考えますか。ご自身の考えにもっとも近いものをお選びください。
項目人数割合
日本でも同様のことをすぐにやるべきだと思う48人14.6%
調整は必要かもしれないが、日本でも可能になった時点でやるべきだと思う78人23.7%
現状はそこまで必要ないが、今後、日本でも事態が収束しない場合はやったほうがいい96人29.2%
そこまでする必要性を感じない。あくまで、自分でできる感染対策をすれば十分だと思う85人25.8%
特に考えたことがない22人6.7%
その他0人0.0%

「新型コロナウィルス感染症の流行に伴う決済・行動の変化に関するアンケート調査」に関する考察

「流行したからキャッシュレス」という人は少数派

新型コロナウィルス感染症が流行したことに伴い、身の周りの品に付着している細菌・ウィルスの問題がクローズアップされるようになりました。スマートフォンの画面と同じく、取り上げられてきたのが現金(硬貨・紙幣)です。現金は、自分の前には誰が触っていたかわからないため、素手で触ることによる感染リスクが危惧されたのです。

そのため、編集部では「新型コロナウィルスによる感染症で、キャッシュレスへの切り替えが進むのでは?」という仮説を立てました。今回のアンケートを見る限りでは「新型コロナウィルスによる感染症が、キャッシュレスに踏み切るきっかけになっている人はそう多くない」という結果に終わっています。

外出が減るかどうかは、職業・家族構成にも左右される?

また、新型コロナウィルスによる感染症の流行により、外出の頻度が減ったのかどうかも、今回の調査項目に含めました。外出が少なくなると、それだけお金を使う機会も減る、という仮説を立てたためです。少なくとも今回の調査においては「ほとんど変わらない」か「かなり減った」のいずれかを選んだ人が多いという結果に終わりました。

実際のところ、外出を減らせるかどうかは

  •  仕事をしているか
  •  どんな職業についているか
  •  家族構成

にも左右されます。つまり

  •  正社員でフルタイムで働いている
  •  営業職、接客業など「現場にいること」が前提である仕事をしている
  •  高齢の人、子ども、病気治療中の人など、感染症に注意するべき人が家にいない

場合は、それほど外出の頻度は変わりません。一方

  •  専業主婦(夫)である、無職である
  •  仕事はしているが、エンジニア、ライターなど「PC環境さえあればどこでもできる仕事」をしている
  •  高齢の人、子どもなど、病気治療中の人など、感染症に注意するべき人が家にいる(もしくは本人がそうだ)

場合は、外出の頻度を減らす必要もあるでしょう。

「現金を消毒」はやりすぎ?

現金(紙幣・貨幣)が原因になり、新型コロナウィルスに感染症に感染するーこのような仮説に基づき、中国は国内で流通している現金の消毒に乗り出しました。

このニュースについてどう思うかも、今回のアンケートの質問に盛り込んでみました。

結果は「現状はそこまで必要ないが、今後、日本でも事態が収束しない場合はやったほうがいい」を選んだ人が96人と、もっとも多くなっています。一方で「そこまでする必要性を感じない。あくまで、自分でできる感染対策をすれば十分だと思う」を選んだ人も85人いました。

日本と中国は、政治の体制も置かれている状況も全く違うため、単純に同じようなことをすればいいとは言い切れません。しかし、状況次第では、対策の1つとして現金の消毒が行われる可能性もある、ということは頭に置いておいたほうがいいでしょう。

自分でできることはするが行動は大幅に変わらない

この他のアンケートの結果を見てみると、大まかな傾向として

  •  自分の今までの生活を大幅に変えることはない人が多い
  •  感染しないよう、自分でできる対策は講じる

の2点が浮かび上がってきました。新型コロナウィルスによる感染症が流行したからといって、そのことがキャッシュレスに舵を切るきっかけになる人は少ないようです。

この記事を書いている最中に、人気大型テーマパークが、4月上旬までの休業を決めたという報道が入ってきました。新型コロナウィルスによる感染症は、これまでに経験がしたことがないほどのインパクトを、私たちの日常生活にももたらしています。1回のアンケートだけでは見えてこないことの方が多いはずなので、これからも注意深く動向を見守っていきましょう。