大手クレジットカード会社のJCBが発表した「【クレジットカードに関する総合調査】2019年度版 調査結果レポート」によれば、日本におけるクレジットカードの平均保有枚数は3.0枚とのことです。
参照:JCB、「クレジットカードに関する総合調査」2019年度の調査結果を発表 | JCB グローバルサイト
つまり、ほとんどの人が2~3枚はクレジットカードを持っている、と考えていいでしょう。もちろん、これらのすべてのカードをゴールドカードで統一するのも可能です。そんな「ゴールドカードの複数持ち」をしたい人のために、今回の記事では
- 複数枚ゴールドカードを持つメリット・デメリット
- 複数枚ゴールドカードを持つ際の選び方
について解説します。
ゴールドカードの複数枚持ち自体は可能
冒頭で触れた通り、ゴールドカードを複数枚持つこと自体は可能です。しかし、その際に気を付けてほしいことが1つだけあるので、最初に解説しておきましょう。
ただし、同時申込は禁物
それは「複数枚ゴールドカードを持ちたい場合、新規申込の間隔に気を付けること」です。ゴールドカードも含め、クレジットカードを新規に申し込むと、その情報は個人信用情報に登録され、半年間記録が残ります。そして、先に申し込んだクレジットカードの情報が個人信用情報に残っている間に、別のクレジットカードの申込をするのは、審査という観点からすると非常に不利に働くので、止めておきましょう。
クレジットカード会社の側からすると、短期間に立て続けにクレジットカードを申し込む人には「それなりの事情」があると考えるはずです。
もちろん、実際は手元に十分なお金があってもクレジットカードを新しく作りたい人はいるはずですが、クレジットカード会社が「手元にお金があるか」という事実を確かめられるはずもありません。そのため、クレジットカード会社としては
- 審査に通さない
- 審査には通すが、利用限度額は極めて低くする
という判断を下すしかないのです。
あくまでも目安ですが、半年間に2枚までなら「海外旅行などで急にクレジットカードが必要になった」などの事情も考えられるので、審査に通ることもあるようです。しかし、3枚以上ではかなり厳しくなるので「次の申込までは半年あける」というルールは守りましょう。
複数枚ゴールドカードを持つメリット
複数枚ゴールドカードを持つメリットとして
- 利用できるサービスが増える
- 状況に応じて利用するサービスが選べる
- 海外旅行傷害保険の保障内容を充実させられる
の3つについて考えてみましょう。
1.利用できるサービスが増える
ゴールドカードは、一般カードと比べると非常に多くのサービスが付帯しています。複数枚持ちすることで、利用できるサービスが増えるのは当然です。具体的な選び方については後述しますが
- どんなお店で買い物をするか
- 海外への旅行・出張に行く頻度
- 余暇の過ごし方
- その他、あると嬉しい特典
などを考え、過不足がないように選びましょう。
ゴールドカードに付帯しているサービスの簡単な調べ方としては、興味があるゴールドカードの情報が掲載されているクレジットカード会社の公式ホームページを見ることです。どんなサービスが付帯しているのか網羅してあるので、自分のライフスタイルのあったサービスが利用できるかを、調べてみましょう。
2.状況に応じて利用するサービスが選べる
また、一見似たようなサービスであっても、個々のゴールドカードによって
- 利用条件
- 利用できる施設の数
- 利用する際の追加費用の負担の発生
など、細かいところはかなり違うものです。ゴールドカードを複数持ちしていれば、その時々の状況に応じて、使うべきサービスを選べます。
ゴールドカードの名称 | 空港ラウンジの利用条件 |
---|---|
三井住友カード ゴールド | 国内空港カード会社ラウンジのみ利用可能。 |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 国内空港カード会社ラウンジは利用可能。海外空港ラウンジについては、プライオリティ・パス加盟ラウンジであれば、年間2回まで無料で利用可能(3回目以降は1回32米ドルがかかる)。 |
ダイナースクラブカード | 国内空港カード会社ラウンジは利用可能。海外空港ラウンジについても、世界各国のラウンジ(航空会社のラウンジ含む)が利用可能。 |
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード | 国内空港カード会社ラウンジは利用可能。海外空港ラウンジについては、別途年会費11,000円(税込)を支払うことでプライオリティ・パス(プレステージ会員)を利用可能。なお、本人の利用であれば、プライオリティ・パス加盟ラウンジの利用の際の追加料金はかからない(同行者は1回32米ドル)。 |
3.海外旅行傷害保険の保障内容を充実させられる
ゴールドカードも含めて、クレジットカードには海外旅行傷害保険が付帯しているものも多くあります。ゴールドカードを複数枚持つことで、保障内容を充実させられるのは大きな強みです。
死亡・高度障害時の場合
万が一のことになったり、働けなくなるほどの障害が残ったりしたケースです。複数枚ゴールドカードを持っている場合は、それらのゴールドカードに付帯している海外旅行傷害保険のうち、もっとも高い死亡・高度障害時の保険金の額が、合計での支払上限額となります。
その他の場合
ケガや病気で治療を受けたり、損害賠償責任が生じたりしたなど、死亡・高度障害時以外のアクシデントの場合は、実際の費用・損害額を上限として、各々のゴールドカードから保険金が給付されます。
計算例
- A :付帯している海外旅行傷害保険の保障額は、死亡・高度障害時が1億円、疾病・傷病治療費が300万円
- B :付帯している海外旅行傷害保険の保障額は、死亡・高度障害時が5,000万円、疾病・傷病治療費が200万円
この2枚のゴールドカードを持っている人(仮にCさんとします)が、海外旅行に行き
- ケガが原因で万が一のことになってしまった
- 現地で急病になり、病院にかかって日本円で200万円の治療費を請求された
ケースを考えてみましょう。それぞれの場合、Cさん本人や家族が受け取れる保険金は以下のように計算されます。
ケガが原因で万が一のことになってしまった場合
死亡・高度障害時に該当するため、所持しているゴールドカードに付帯した海外旅行傷害保険の中で設定されている死亡・高度障害保険金のうち、最高額である1億円が受け取れます。
現地で急病になり、病院にかかって日本円で200万円の治療費を請求された場合
疾病治療にあたるため、所持している2枚のゴールドカードから保険金が給付されます。なお、実際の負担額は、それぞれのゴールドカードの保障限度額に基づき、按分される仕組みです。
Bからの給付額:200万円 × 200万円 ÷ ( 300万円 + 200万円 ) = 80万円
複数枚ゴールドカードを持つデメリット
一方、複数枚ゴールドカードを持つことには、デメリットもあります。以下の3点について考えてみましょう。
- 年会費がかさむ
- 利用限度額が大きくなり浪費につながる
- 紛失、盗難のリスクが高い
1.年会費がかさむ
年会費が無料、格安のゴールドカードもあるにはあります。しかし、一般的なゴールドカードに比べると、入手経路が限られていたり、サービスの一部しか利用できなかったりと、使い勝手がよくないのも事実です。そのため、ゴールドカードで受けられる一般的なサービスを期待したいなら、相応の年会費は出さないといけないでしょう。しかし、年会費が決して安くない以上、複数持ちを検討するなら
- 合計した年会費を払い続けられるか
- 付帯しているサービスは使い続けられそうか
を考えてからにしましょう。
2.利用限度額が大きくなり浪費につながる
一般カードと比べると、ゴールドカードの利用限度額は総じて高めです。これまでクレジットカードを使ってきて延滞・滞納を一度もしていなければ、かなり高い利用限度額を提示されることもあり得ます。それが2枚ともなれば、利用限度額はかなり大きくなるので、ついつい使ってしまうこともあり得るでしょう。
しかし、利用限度額=使っていい金額ではありません。何も考えずに使いすぎると、支払いに行き詰まって延滞・滞納を繰り返し、最悪の場合はクレジットカード自体を強制解約されることもあり得ます。
3.紛失、盗難のリスクが高い
ゴールドカードの利用限度額の高さが仇になる例として、失くしたり、盗まれたりしたときが考えられます。心無い誰かの手に渡ってしまったら、限度額いっぱいまで不正利用されてしまう可能性もゼロでありません。不正利用したのが自分ではないと証明できれば補償は受けられますが、必ず受けられるとは限りません。また、補償についても、一度支払いを行い、事実が判明したら返金するという対応になるケースもあるので、一時的にせよ、多額の支払いが生じてしまうリスクもあります。
そして、海外で利用する場合も、ゴールドカードであることが仇になるケースもあることに注意しましょう。日本以外でも、ゴールドカードをステータスの高いカードとして認識している国は意外とあります。そんな中で、ゴールドカードを人目につくところでいじっていたら、強盗に目を付けられる可能性は高いでしょう。
複数枚ゴールドカードを持つ際の選び方
やり取りにもあるように、ゴールドカードを複数枚持つ場合の選び方に、これといった決まりはありません。自分のライフスタイルや好みを考え、納得がいく選び方をしましょう。
JCB、American Express、Dinersを持つならサブカードも必須
ただし、1つだけ決まりがあるとしたら、国際ブランドの選び方かもしれません。日本で幅広く流通している国際ブランドは
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners
の5つです。ただし、ゴールドカードのブランドとして、JCB、American Express、Dinersを入れる場合は
- 2枚目のゴールドカードはVisa、Mastercardから選ぶ
- 2枚目のゴールドカードもJCB、American Express、Dinersから選ぶが、サブカードとしてVisaかMastercardが付帯した一般カードを持っておく
のいずれかの対応をとるようにしてください。
理由を簡単にまとめると「海外では地域によって、JCB、American Express、Dinersが使えない場合もあるから」です。クレジットカードの国際ブランドのうち、取引額ベースで長年シェア首位を誇るのがVisaです。その後はUnion Pay(銀聯カード)、Mastercardと続きますが、JCB、American Express、Diners、Discover(アメリカ・カナダで普及。JCBと提携しているので日本でも利用自体は可能)の4社は大きく引き離されているのです。
出典:Card and Mobile Payment Industry Statistics | The Nilson Report Archive of Charts & Graphs
渡航先の地域や都市によってもだいぶ事情は異なるので一概には言えませんが、VisaかMastercardが付帯したクレジットカードがないと、滞在中の生活がままならなくなることも十分に考えられるのです。楽しいはずの旅行や有意義であるはずの出張が悲惨な体験で終わらないよう、VisaかMastercardが付帯したカードは、必ず確保しておくようにしましょう。
おすすめパターン1.プロパーカードと提携カード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
カード分類 ゴールドカード
国際ブランド AMEX(アメックス)
申込方法 -
発行スピード 通常1~3週間
年会費(税込) 31,900円
年会費備考 -
ショッピング総利用枠(上限) -
ポイント還元率(下限) 0.50%
ポイント還元率(上限) 0.50%
交換可能マイル ANAマイル(1ポイント=0.5マイル、メンバーシップ・リワード・プラス登録で1ポイント=1マイル(年間参加費 3,300円))
JALマイル(1ポイント=0.3マイル、メンバーシップ・リワード・プラス登録で1ポイント=0.4マイル(年間参加費 3,300円))
スカイマイル(1ポイント=0.5マイル、メンバーシップ・リワード・プラス登録で1ポイント=0.8マイル(年間参加費 3,300円))
ETCカード年会費(税込) 0円
電子マネーチャージ 楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) 10,000万円、家族特約1,000万円
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) 5,000万円、家族特約1,000万円
ショッピング保険/国内利用(最大) 500万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数ショッピング
限度額平均キャッシング
限度額平均カード発行
までの日数平均対応
満足度
100%(2/2) 75万円 20万円 12.0日 4.5
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
カード分類 ゴールドカード
国際ブランド AMEX(アメックス)
申込方法 -
発行スピード 最短3営業日
年会費(税込) 11,000円
年会費備考 -
ショッピング総利用枠(上限) 300万円
ポイント還元率(下限) 0.75%
ポイント還元率(上限) 1.00%
交換可能マイル ANAマイル(1ポイント=3マイル、交換上限なし、交換手数料無料)
JALマイル(1ポイント=2.5マイル、交換上限なし、交換手数料無料)
ETCカード年会費(税込) 0円
電子マネーチャージ iD利用、QUICPay利用、楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) 5,000万円
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) 5,000万円
ショッピング保険/国内利用(最大) 200万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数ショッピング
限度額平均キャッシング
限度額平均カード発行
までの日数平均対応
満足度
100%(2/2) 75万円 20万円 12.0日 4.5
プロパーカードであるアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードと提携カードであるセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードを組み合わせて持つ方法です。この組み合わせのメリットとして
- 海外(特にアメリカ圏)ではステータス性の高さに定評があるアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードが使える
- 国内では西友、リヴィンでの割引など西武グループの店舗に強いセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードを使い、普段の買い物を安く、便利に済ませられる
ことが挙げられます。また、この組み合わせでは、海外旅行傷害保険の保障をかなり手厚くすることが可能です。
補償内容 | アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 5000万円 | 5000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 200万円 | 300万円 |
賠償責任 | 4000万円 | 3000万円 |
携行品損害 | 50万円 | 30万円 |
救援者費用 | 300万円 | 200万円 |
寄託手荷物遅延費用 | 2万円 | 10万円 |
寄託手荷物紛失費用 | 4万円 | 10万円 |
乗継遅延費用 | 2万円 | 3万円 |
出発遅延費用 | 2万円 | 3万円 |
死亡・高度障害時の保障は両方とも5,000万円が上限であるため、最高でも5,000万円までしか保険金はおりません。しかし、傷害・疾病治療費用は合算できるので、500万円まで保障されます。
ちなみに、この組み合わせの場合、両方とも国際ブランドがAmerican Expressになるので、渡航先の国・地域によっては利用できるかどうか不安が残ります。そこで、年会費が無料かつVisaが付帯しているカードとして、セゾンカード・インターナショナルがおすすめです。
セゾンカードインターナショナル
カード分類 一般カード
国際ブランド VISA、Mastercard®、JCB
申込方法 -
発行スピード 最短即日発行
デジタルカードの場合、即日(最短5分)発行
来店受取の場合、即日発行可能
即日~7営業日
年会費(税込) 0円
年会費備考 -
ショッピング総利用枠(上限) -
ポイント還元率(下限) 0.50%
ポイント還元率(上限) 1.00%
交換可能マイル ANAマイル(1ポイント=3マイル、交換上限なし、交換手数料無料)
JALマイル(1ポイント=2.5マイル、交換上限なし、交換手数料無料)
ETCカード年会費(税込) 0円
電子マネーチャージ iD利用、QUICPay利用、楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) -
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) -
ショッピング保険/国内利用(最大) -
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数ショッピング
限度額平均キャッシング
限度額平均カード発行
までの日数平均対応
満足度
89%(16/18) 37万円 20万円 7.6日 4.2
おすすめパターン2.銀行系ゴールドカードと廉価版ゴールドカード
三井住友カード ゴールド
カード分類 ゴールドカード
国際ブランド Visa、Mastercard®
申込方法 -
発行スピード 最短3営業日
年会費(税込) 11,000円
年会費備考 ※インターネット入会で初年度年会費無料
※マイ・ペイすリボの登録+年1回以上のリボ払い手数料の支払いで年会費半額
※WEB明細書サービス利用+年6回以上のカード利用で年会費1,100円割引
※Visa、MasterCard両方お申込みの場合は年会費2,200円
※年間利用合計額が100万円~300万円未満で年会費20%割引
※年間利用合計額が300万円以上で年会費半額
※初年度年会費無料(~2023年3月31日申し込み分迄)
ショッピング総利用枠(上限) 200万円
ポイント還元率(下限) 0.50%
ポイント還元率(上限) 5.00%
交換可能マイル ANAマイル(5ポイント=3マイル、500ポイント以上500ポイント単位、※ANAカード会員の方の場合)
ETCカード年会費(税込) 550円
電子マネーチャージ iD(専用)利用、楽天Edy、WAON(オートチャージ可)
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) 5,000万円(利用付帯)、家族特約1,000万円
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) 5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険/国内利用(最大) 300万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数ショッピング
限度額平均キャッシング
限度額平均カード発行
までの日数平均対応
満足度
100%(6/6) 115万円 58万円 10.7日 4.5
三井住友カード ゴールド
カード分類 ゴールドカード
国際ブランド Visa、Mastercard®
申込方法 -
発行スピード 最短3営業日
年会費(税込) 11,000円
年会費備考 ※インターネット入会で初年度年会費無料
※マイ・ペイすリボの登録+年1回以上のリボ払い手数料の支払いで年会費半額
※WEB明細書サービス利用+年6回以上のカード利用で年会費1,100円割引
※Visa、MasterCard両方お申込みの場合は年会費2,200円
※年間利用合計額が100万円~300万円未満で年会費20%割引
※年間利用合計額が300万円以上で年会費半額
※初年度年会費無料(~2023年3月31日申し込み分迄)
ショッピング総利用枠(上限) 200万円
ポイント還元率(下限) 0.50%
ポイント還元率(上限) 5.00%
交換可能マイル ANAマイル(5ポイント=3マイル、500ポイント以上500ポイント単位、※ANAカード会員の方の場合)
ETCカード年会費(税込) 550円
電子マネーチャージ iD(専用)利用、楽天Edy、WAON(オートチャージ可)
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) 5,000万円(利用付帯)、家族特約1,000万円
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) 5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険/国内利用(最大) 300万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数ショッピング
限度額平均キャッシング
限度額平均カード発行
までの日数平均対応
満足度
100%(6/6) 115万円 58万円 10.7日 4.5
三井住友銀行など、銀行の傘下にあるクレジットカード会社は、古くから事業を展開してきたこともあり、審査に通るのは比較的厳しいと言われています。それだけに、持っていると社会的信用につながるのも事実です。そういう意味でおすすめなのが、三井住友カード ゴールドでしょう。
三井住友カードの前身である住友クレジットサービスは、日本で初めて、世界では2番目に国際ブランドとしてVisaが付帯したクレジットカードを発行した会社です。そのような歴史があるため、Visaとのゆかりも非常に深くなっています。
なお、三井住友カード ゴールドに申し込めるのは30代以上であることが条件です。
そして「ゴールドカードは複数枚持ちしたいけど、なるべく年会費は節約したい」という人におすすめなのが、年会費が無料もしくは格安のゴールドカードを組み合わせて持つことです。中でも、エポスゴールドカードはおすすめします。これは、日本全国でファッションビルの「マルイ」「モディ」などを運営する丸井のハウスカードです。
エポスゴールドカード
カード分類 ゴールドカード
国際ブランド VISA
申込方法 Web申込み、郵送申込み
発行スピード 通常1週間
年会費(税込) 5,000円
年会費備考 ※年50万円以上利用で翌年度無料
※年間利用額条件を達成した場合、翌年以降永年無料になります。
ショッピング総利用枠(上限) -
ポイント還元率(下限) 0.50%
ポイント還元率(上限) 1.25%
交換可能マイル ANAマイル(1ポイント=0.6マイル)
JALマイル(1ポイント=0.5マイル)
ETCカード年会費(税込) 0円
電子マネーチャージ QUICPay利用、楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) 1,000万円(自動付帯:1,000万円)
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) -
ショッピング保険/国内利用(最大) -
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数ショッピング
限度額平均キャッシング
限度額平均カード発行
までの日数平均対応
満足度
本来、5,500円(税込)の年会費がかかりますが、一般カードに相当するエポスカードの1年間の利用合計額が一定額(目安は50万円ほど)に達した場合、エポスゴールドカードのインビテーションが届き、年会費も無料になります。
エポスカード
カード分類 一般カード
国際ブランド VISA
申込方法 Web申込み、郵送申込み、店頭申込み
発行スピード 通常1週間
店頭申込(マルイ各店カードセンター)の場合、即日発行(最短30分)
年会費(税込) 0円
年会費備考 -
ショッピング総利用枠(上限) -
ポイント還元率(下限) 0.50%
ポイント還元率(上限) 0.50%
交換可能マイル ANAマイル(1ポイント=0.5マイル)
JALマイル(1ポイント=0.5マイル)
ETCカード年会費(税込) 0円
電子マネーチャージ QUICPay利用、楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) 500万円(自動付帯:500万円)
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) -
ショッピング保険/国内利用(最大) -
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数ショッピング
限度額平均キャッシング
限度額平均カード発行
までの日数平均対応
満足度
なお、エポスゴールドカードを、インビテーションを受けずに作った場合でも、入会から1年間の利用合計額が50万円を上回れば、翌年度以降は年会費が無料になります。
エポスゴールドのインビ来てた!
年会費無料でポイント爆益ゴールドカード! pic.twitter.com/b9pzZPHNpj— ばやっしー (@oh884U8) June 15, 2020
つまり「三井住友カード ゴールド+エポスゴールドカード」という組み合わせなら、やり方次第では、年会費を大幅に節約できます。
おすすめパターン3.海外旅行用ゴールドカードと国内旅行用ゴールドカード
最後に紹介するのは、国内外問わず旅行が好きだったり、出張などの理由で出かけたりする機会が多い人向けの組み合わせです。
まず、海外の空港ラウンジを使うという意味では、ダイナースクラブカードをおすすめします。本来、クレジットカードではなかなか利用できない航空会社のラウンジも利用できるので、旅行をぞんぶんに楽しめるはずです。
プーケット国際空港の国内線✈️プライオリティパスとダイナースで使える「Coral Lounge」へ!
シンハビール🍺とシンハビールのスパークリングウォーターで乾杯🥂
ケーキやタイ🇹🇭のデザート🍰も美味しかった!青いのはタピオカでした😆
ロイヤルオーキッドラウンジは評判が良くないので今回はパス❗️ pic.twitter.com/1trHN62lFe
— けー先生@やさしいマイルの貯め方 (@yasashi_mairu) February 2, 2020
そして、日本人が多く訪れる海外の都市や、日本国内での滞在を快適にするという意味では、JCBゴールドをおすすめします。JCBはもともと、海外での日本人のサポートにかなり力を入れているので、世界各国にあるJCBプラザ、JCBプラザラウンジを利用することが可能です。
JCBプラザ | ロサンゼルス ホノルル ラスベガス サンフランシスコ サイパン ニューヨーク オーランド バンクーバー トロント 上海 北京 大連 ソウル 台北 バリ ホーチミンシティ セブ クアラルンプール シェムリアップ シドニー ケアンズ ゴールドコースト オークランド クイーンズタウン ロンドン ローマ マドリード バルセロナ フランクフルト ウィーン コペンハーゲン |
---|---|
JCBプラザラウンジ | ロサンゼルス ホノルル グアム ソウル 台北 香港 シンガポール バンコク パリ |
JCBプラザラウンジに来てみた。
(1度使ってみたかった笑)全て日本語対応で、荷物預かってくれるし、ドリンク・wifiも無料。
レストランの予約とかもしてくれるらしい。
意外と便利!! pic.twitter.com/5nGRQEJK9R— SATO (@st1029j) February 7, 2020
また、国内においては「JCBゴールド グルメ優待サービス」といって、提携飲食店での優待・割引が受けられます。
そして、JCBゴールドを使い続け、利用実績が一定の水準に達すると、上位カードに相当するJCBゴールド ザ・プレミアへの切り替えができるようになります。このカードであれば、京都駅にあるJCBの専用ラウンジ「JCB Lounge 京都」が利用できるのです。
さらに、JCBゴールド ザ・プレミアムで利用実績を積み重ねると、ブラックに相当するカードであるJCB THE CLASSへの招待も受けられます。ここまでくると、ゴールドカードとは比較にならないくらいサービスが充実しているので「至れり尽くせり」のサービスを受けたい人はぜひ目指してみてください。
ただし、この組み合わせだとやはりVisa、Mastercardが入りません。ダイナースカードを持っていれば、コンパニオンカードとして「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を追加発行してもらうことが可能です。名前の通り、国際ブランドとしてMastercardが付帯しているので、海外ではこちらをメインに使うといいでしょう。