セブンイレブンで国際ブランド5社の非接触決済を導入へ。非接触決済の導入がもたらすメリットは?

国際ブランド「Visa」の運営会社であるビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社は、Visaを含めた国際ブランド5社の運営会社と協力し、2020年6月に大手コンビニエンスストアのセブンイレブンの店舗で、てType A/B(*1)によるクレジット、デビット、プリペイドの非接触決済サービスの取り扱いを開始することを発表しました。

ニュースの詳細

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2020年6月から、全国のセブンイレブン20.964店(2020年1月時点)において、以下5つの国際ブランドの非接触決済が使えるようになります。

  1. Visa
  2. Mastercard
  3. JCB
  4. American Express
  5. Diners

非接触決済とは

man
非接触決済って、Suicaみたいにピッとやるあれですよね?
teacher
大体合っていますね。

非接触決済という言葉を初めて聞くかもしれない人のために、詳しく解説しましょう。

非接触決済とは、従来のクレジットカード決済のように磁気ストライプやICチップの読み込みを行わず、専用端末にクレジットカードを触れさせるだけで決済が完了する仕組みのことです。
teacher
有名なところだと「Visaのタッチ決済」がありますね。
非接触決済とは

出典:Visaのタッチ決済(非接触決済) | Visa

日本ではまだ一部の加盟店でしか導入されていませんが、海外ではかなり普及しています。

今回のニュースに関してのプレスリリースは、こちらです。

非接触決済を導入するメリットは?

man
へー、そうなんですね。非接触決済を導入すると、何かメリットがあるんですか?

非接触決済を導入することによるメリットとして

  1. 決済にかかる時間が短くなる
  2. セキュリティも保たれる
  3. 海外からの来客に対応できる

の3つが挙げられます。それぞれについて説明しましょう。

1.決済にかかる時間が短くなる

このグラフは、大手クレジットカード会社のJCBが行った「支払い方法別の決済が完了するまでの平均時間」を表したグラフです。

1.決済にかかる時間が短くなる

出典:決済速度に関する実証実験結果 | JCB グローバルサイト

グラフからもわかるように、非接触型(この実験ではQUICPay)が8秒と、最も早く決済できます。現金で払う場合に比べて20秒も節約できるのです。

混みあったレジを想定した場合、1人あたりで20秒違うのなら、100人いれば2000秒=約33分違う計算になります。

2.セキュリティも保たれる

非接触決済を使えば、ICチップや磁気ストライプを読み取るために端末に差し込む必要もありません。近年ではセキュリティ技術も向上してきたため、このような「差し込む端末」の安全性も保たれるようになってきましたが、それでも100%不正利用されない保証はないのです。

しかし、非接触決済であれば「端末に差し込む」必要はないため(クレジットカードの情報を盗み見されなければ)不正利用される可能性もずっと低くなります。

3.海外からの来客に対応できる

日本に住んでいて、日本の会社の携帯やクレジットカードを使っていれば、QRコード決済や電子マネーなど「短時間で支払いができる」決済手段を使えます。しかし、海外に住んでいる人は、これらの手段はほぼ使えません。QRコード決済や電子マネーは、日本独自の規格であるためです。

一方、同じ国際ブランドのクレジットカードであれば、ほぼ規格は統一されています。そのため、クレジットカードでの非接触決済なら、海外から来た人も、問題なく使えるのです。

teacher
海外の人にもピッ、とやってもらえますね。これを書いている2020年2月現在、新型コロナウィルスによる感染症の流行により、大規模なイベントの開催中止が相次いでいますが、7月のオリンピックまでには収束しているよう、願うばかりです。