ロイヤリティ・マーケティングがが1日から入れる「Pontaかんたん保険」の提供を開始。サービスの内容は?

共通ポイント「Ponta」を運営するロイヤリティ・マーケティングは、Pontaポイントを使って加入できる「Pontaかんたん保険」の提供を開始しました。

サービス開始の概要

サービス開始の概要

今回サービスを開始した「Pontaかんたん保険」について、サービスの概要をお伝えしましょう。

少額短期保険の一種

Pontaかんたん保険の提供にあたって、ロイヤリティマーケティングが手を組んだのが、少額短期保険業者の「justInCase」です。
いわゆるベンチャー企業ですが、スマートフォンの故障を補償する「スマホ保険」など、大手の保険会社ではなかなか手掛けられない、かゆいところに手が届くサービスを提供しています。

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少額短期保険ってなんですか?

少額短期保険とは、一定の事業規模の範囲で取り扱う保険金額が「少額」、そして保険期間が「短期」(通常1年ですが損保分野は2年以内)で保険契約の引き受けだけを行う保険を指します。

つまり、保険事故=保険金を支払う原因になるトラブルが起こったとしても、支払われる保険金の金額は通常の保険に比べるとかなり少ないです。また、保険による保障を受けられる期間も、通常の保険に比べるとかなり短いと考えましょう。

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ちなみに、少額短期保険の場合、保険金の最高金額は以下の通りになっています。
1.死亡保険 300万円以下
2.医療保険(傷害疾病保険) 80万円以下
3.疾病等を原因とする重度障害保険 300万円以下
4.傷害を原因とする特定重度障害保険 600万円以下
5.傷害死亡保険 300万円以下
(調整規定付き傷害死亡保険の場合は、600万円)
6.損害保険 1,000万円以下
7.低発生率保険 1,000万円以下

このような背景があるため、一般的な保険会社に比べると、少額短期保険を提供する会社の要件はかなり緩くなっています。最低資本金=資本金として最低でも用意しないといけない金額は、保険会社が10億円であるのに対し、少額短期保険業者は1,000万円です。

また、保険会社は免許制なのに対し、少額短期保険会社は登録制です。つまり、保険会社に関しては、金融庁の許可がないと作れないのに対し、少額短期保険会社は金融庁に書類を出して、必要な手続きをすれば(よほどの問題がなければ)作れます。

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少額短期保険として提供するからこそ、ポイントで保険料を支払うという斬新な試みもできるんですね!

サービス内容と必要なポイント

2020年3月現在、以下の保険が提供される予定です。

レジャー [1日から] 90P〜 国内旅行に行った際の自身のケガや、他人にケガをさせたり、物を壊したりした場合の損害賠償を行います。
レジャープラス 食中毒 [1日から] 95P〜 「レジャー」の補償内容に加え、自身の食中毒が原因でかかった医療費についても補償が受けられます。
レジャープラス 遭難救助 [1日から] 153P〜 「レジャー」の補償内容に加え、山や海で遭難した場合の救助費用についても補償が受けられます。
スポーツ [1日から] 90P〜 スポーツ(ゴルフ以外)をしているときの自身のケガや、他人にケガをさせたり、物を壊したりした場合の損害賠償を行います。
ゴルフ [1日から] 144P〜 ゴルフをしているときの自身のケガや、他人にケガをさせたり、物を壊したりした場合の損害賠償を行います。ホールインワン保険としても活用可能です。
スポーツ [年間] 月額244P〜 「スポーツ」と同じ補償が、月単位で受けられます。
ゴルフ [年間] 月額622P〜 「ゴルフ」と同じ補償が、月単位で受けられます。
自転車 [年間] 月額263P~ 自転車に乗っているときの自身のケガや、他人にケガをさせたり、物を壊したりした場合の損害賠償を行います。
なお、必要なポイント数は「20歳~24歳の女性」を基準にして記載しています。年齢、性別によっても必要なポイント数は異なるので注意しましょう。

また、保険料をポイントで支払うのが基本の保険ではありますが、クレジットカードを利用して払うことも可能です。この場合、1ポイント=1円で換算し、保険料を支払うことになります。ただし、ポイントとクレジットカードの支払いについては、保険期間が1日の場合と月額の場合とで扱いが違うので気を付けましょう。

  •  1日の場合:併用はできない
  •  月額の場合:ポイントが不足していた場合、不足分をクレジットカード支払うことができる

「Pontaかんたん保険」について、詳しくはこちらのリンクから確認しましょう。


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