クレジットカードの審査に落ちる15の原因と原因別の審査対策

man
クレジットカードの審査って不思議ですよね……
teacher
どうしたんですか?
man
いや、この前、同窓会で学生時代の友達に会ったんですよ。そいつ、クレジットカード作れなかったってぼやいていたんです。そのクレジットカード、自分がこの前審査に通ったものでした。会社経営者なら、サラリーマンの自分よりお金あるはずだから、審査通りそうなのにな……
teacher
実は、クレジットカード会社が注目しているのは、別のことなんですよ。

クレジットカードの審査に落ちる理由3選

クレジットカードの審査に落ちる理由3選

クレジットカードの審査に落ちる理由を簡単にまとめると、

  1. 返済能力がないと判断される
  2. 金融事故を起こす可能性が高い
  3. 申込手続きの時点で問題がある

の3つになります。

それぞれについてさらに詳しく説明しましょう。

1.返済能力がないと判断される

クレジットカードでの支払いの大まかな流れは、以下の通りです。

  1. クレジットカード会員が加盟店で買い物をする。
  2. 加盟店からの連絡を受け、クレジットカード会社が加盟店に会員の利用額を一度立て替え払いする。
  3. クレジットカード会社は一定期間における会員の利用額を集計し、請求を行う。
  4. 引き落とし日になると、クレジットカード会員の銀行口座から請求額が引き落とされる。

つまり、一度クレジットカード会社が会員にお金を貸している状態になります。

このため、「貸したお金が返ってこない」可能性が高い=返済能力がないと見込まれる場合は、クレジットカードも交付しないようにしているのです。

2.金融事故を起こす可能性が高い

  • 延納、滞納
  • 任意整理、個人再生、自己破産などの債務整理
  • 多重債務

など、過去にお金のトラブルがあった、もしくは起こす可能性が高い場合も、クレジットカードは交付されません。延納、滞納、債務整理は金融事故として個人信用情報に登録されるため、自分から申告しなくても、すぐにばれてしまいます。

また、他社からの借入額が多いなど、多重債務もしくはそれに近い状態にある場合も、審査においてはかなり不利です。

3.申込手続きの時点で問題がある

  • 申込書の誤字脱字が多い
  • 申込条件を満たしていないのに申し込もうとする
  • 質問への回答に嘘があった

場合も、クレジットカードの審査に悪影響を及ぼします。

teacher
そもそも申込条件を満たしていなければ、まず審査には通りません!

返済能力がないと判断される6つの原因

返済能力がないと判断される6つの原因

返済能力がないと判断される6つの原因について、詳しく掘り下げましょう。

  1. 収入が少ない
  2. 収入が不安定、もしくは社会的な信用がない職業についている
  3. 無職である
  4. 勤続年数が短い
  5. 居住年数が短い
  6. 借家に住んでいる

の6つについて解説します。

1.収入が少ない

収入が少ないと、基本的には毎月の利用額や返済額も低くなるはずです。クレジットカードを使ってもらえる見込みが薄いうえに、返済してもらえる可能性も低いと判断されるため、審査においては不利になります。特に、ステータスが高くなればなるほど、収入が少ないのは不利になると考えましょう。

【対策】クレジットカードを吟味しよう

もちろん、収入が少なくても作れるクレジットカードはあります。事前に情報収集をしてから申し込みましょう。

こちらからも、自分に合ったクレジットカードが探せますよ!

2.不安定、もしくは社会的な信用がない職業についている

仮に、収入が多かったとしても、クレジットカードが作れるとは限りません。不安定、もしくは社会的な信用がない職業についている場合は、審査において不利になります。

具体的には、

  • 芸能人
  • 経営者(会社設立から数年ほど)
  • フリーランス(独立から数年ほど)
  • いわゆる水商売、夜職

があたると考えましょう。


逆に、

  • 上場企業もしくはそれに準ずる規模の会社の正社員
  • 省庁、地方自治体等に勤務する公務員
  • 経営者(会社設立から長期間経過している)
  • 医師、弁護士、会計士、大学教授など、資格・知識が必要な高度専門職

であれば、多少収入が少なくても、継続して安定した収入が得られると考えられるため、審査においては有利になります。

man
うちの同期も、しばらくは辛抱ってことですかね……

【対策】デビットカードも使う

一番良いのは、努力して社会的な信用と安定継続した収入が得られる状態に持っていくことです。しかし、それはすぐにできるわけではありません。現実的な対策としては、デビットカードも併用するのをおすすめします。

デビットカードとは、金融機関が発行する口座を持っている人向けのカードの一種です。国際ブランドが付帯しているので、加盟店でクレジットカードと同じように使えますが、使った瞬間に口座から代金が引き落とされます。

teacher
銀行口座があれば問題なく作れる場合が多いですよ!

デビットカードについて詳しく知るなら、こちらの記事もどうぞ!

3.無職である

先ほど、収入が少ない場合は不利と書きましたが、仕事をしていない場合はもっと不利になります。収入がないとなると、返済する原資がないのですから、クレジットカード会社は怖くて立て替えることができません。当然、審査も通らなくなってしまうのです。審査に通っても、限度額が低くなることが往々にしてあるので、注意しましょう。

専業主婦(夫)、学生の場合は?

専業主婦(夫)や学生の場合は、若干事情が異なります。専業主婦(夫)の場合は配偶者の年収、学生の場合は保護者の年収次第では、クレジットカードが作れる場合があるのも実情です。

仮に延滞・滞納があったとしても、配偶者・家族から返済を受けられる可能性が高いと判断されるためです。

【対策】1.仕事を始める

最初はパートやアルバイトからでいいので、毎月の収入が得られるようにしましょう。

【対策】2.家族カードも検討する

もし、家族が使っているクレジットカードが、家族カードの発行に対応しているなら、発行してもらえるように頼みましょう。

クレジットカード会員本人の利用状況に問題がなければ、発行してもらえるケースがほとんどです。

4.勤続年数が短い

クレジットカード会社が重視するのは、「安定継続した収入を得ているか」です。このため、年収は高くても転職を繰り返している人よりは、高くなくても1つの会社にずっと勤め続けている人のほうが、審査においては有利になります。

審査に通るかは他の条件次第でもありますが、あまりに勤続年数が短い場合は、審査に落ちる原因の1つにもなりうるので、気を付けましょう。

【対策】1年以上経ってから

勤続年数があまりに短いと判断される目安は、1年未満です。日本の会社では試用期間を設けていることが多いですが、どんなに長くても、1年で試用期間は終了します。

一般的には、3か月から6か月が多いです。

つまり、勤続年数が1年以上であれば、クレジットカード会社にも本採用されたことが伝わるでしょう。本採用された=安定継続した収入が得られると思ってもらえるはずです。

teacher
転職したてよりは、1年以上経過してからクレジットカードを作るのをおすすめします!

5.居住年数が短い

安定継続という意味では、1つの家にずっと住み続けているほうが有利と言われています。何かあったときにも、連絡が取りやすいと判断されるためです。

先ほど触れた勤続年数の話と同様で、他の条件次第ではありますが、1つの判断材料になっていることを覚えておきましょう。

【対策】正確に伝えよう

居住年数に関してはむしろ、「短いこと」ではなく、「正確に伝えていないこと」のほうが問題になる可能性が高いです。クレジットカード会社は、住民票の移動状況をもとに、居住年数を判断します。

自分が思っている居住年数と、実際の居住年数には食い違いがあることもあるので、下調べをし、正確に伝えるようにしてください。

6.借家に住んでいる

クレジットカードの審査においては、持ち家に住んでいるほうが、借家に住んでいるより有利と言われます。


持ち家に住んでいるということは、

  • 住宅ローンの審査に通るだけの信用力がある
  • 延納・滞納があった場合にも、自宅を売って現金化するなどの方法で返済できる可能性がある

という意味で、審査にプラスになるためです。

【対策】居住形態以外の部分に目を向けよう

もちろん、借家住まいであっても、

  • 転勤や海外赴任があるため、持ち家を購入しにくい
  • 現金、金融資産はあるが、住宅ローンを払い続けるのに抵抗がある

など、クレジットカードを使う分には問題がない人もたくさんいます。

借家住まいであることだけで審査に落ちる可能性は低いと考えられますが、必ずしも大丈夫とは言い切れないのも事実です。だからといってクレジットカードを作るために、すぐに持ち家を持つということは、現実的ではありませんので「居住形態」ではない部分の審査対策に力を注ぎましょう。

また、海外赴任がある場合は、クレジットカードや銀行口座の扱いも含めて、相談が必要になるでしょう。

金融事故を起こす可能性が高いと判断される6つの原因

金融事故を起こす可能性が高いと判断される6つの原因

クレジットカード会社が、経営上のリスクとしていることの1つに、「クレジットカード会員が金融事故を起こすこと」があります。

つまり、

  • 延納・滞納をした
  • 多重債務に陥り、最終的に自己破産をした、もしくはその恐れがある

人には、会員になってほしくはないのです。

man
こんなこと続くと、クレジットカード会社もお金に困りますもんね……。
teacher
確かにその通りですよ。

また、金融事故ではないですが、

  • サービスの提供をめぐってトラブルになった
  • 利用履歴がないため、素性がわからない

人も、できるならお断りしたいところでしょう。

それを踏まえて、

  1. 過去に延納・滞納をしている
  2. 他社からも多額の借り入れをしている
  3. クレジットカードを短期間に立て続けに申し込んでいる
  4. 過去に社内でトラブルがあった
  5. 個人信用情報に金融事故「異動」が登録されている
  6. 個人信用情報の履歴がない

の6つの原因について、解説しましょう。

1.過去に延納・滞納をしている

クレジットカードの請求額は、所定の引き落とし日に銀行口座からの引落により支払われます。このため、引き落とし日に引き落としが実行できなかったとしたら、1日遅れただけでも延納になるのです。

さらに、本来の返済日より61日もしくは3か月以上、支払いが遅れている場合は、個人信用情報に金融事故として登録されます。仮に、金融事故として登録された場合は、向こう5年間はクレジットカードが作れなくなるので、注意しましょう。

【対策】遅れないが基本、遅れる場合はすぐに連絡を

当たり前ですが、クレジットカードは、引き落とし日に必ず支払える前提で使いましょう。
それでも、

  • 銀行口座への入金が遅くなった
  • 想定外のアクシデントが起こった

など、予定通り支払えなくなることは十分にあり得ます。万が一、そうなった場合はすぐにクレジットカード会社に連絡しましょう。

これをしたからといって、審査に落ちなくなるとは言えませんが、心証はずっとよくなるはずです。

2.他社からも多額の借り入れをしている

カードローン、キャッシングなど、担保の提供が必要ないローン(無担保ローン)を複数借り入れている場合、注意が必要です。現在の法律(貸金業法)では、「年収の3分の1を超える借り入れはできない(総量規制)」決まりになっています。そのため、他社からも多額の借り入れをしていた場合は、

  • クレジットカード自体が発行されない
  • クレジットカード自体は発行されるが、キャッシング枠が0もしくは予想より低い金額になる

など、影響が及ぶ可能性があります。

【対策】借り入れは多くても3社まで

クレジットカードの審査に通る、という意味では、無担保ローンの借り入れは無いに越したことはありません。3社程度までなら、金額次第で通る可能性はあります。しかし、4社以上の借入があると、かなりクレジットカード審査に通るのが難しくなってしまいます。

teacher
実際は、それぞれの状況に応じて判断されるので、あくまで1つの目安として考えてくださいね。
当然、1社でも借入件数が少ない方がクレジットカード審査に通る可能性が高くなるので、複数の借入がある方は、できるだけ借り入れを完済する、一本化することで、借入件数を減らすことが大切です。
man
住宅ローンを組んでいてもだめですか?

住宅ローンは、担保の提供や連帯保証人の設定を必要にするローン商品であり、無担保ローンとは性質がまったく違います。

このため、住宅ローンを組んでいるからといって、クレジットカードの審査に通らないわけではないので、安心しましょう。

3.クレジットカードを立て続けに申し込んでいる

実際のところ、クレジットカードの保有枚数には制限はありません。大手クレジットカード会社のJCBによれば、1人当たりのクレジットカードの平均保有枚数は3.2枚とのことです。しかし、実際にはこれよりももっとたくさんクレジットカードを持っている人はいるでしょう。保有枚数が多いからといって、審査に落ちるとは限りません。

むしろ、問題にすべきなのは、「短期間に立て続けにクレジットカードに申し込むこと」です。立て続けに申し込みをしていると、クレジットカード会社の担当者に「この人はお金に困っているのでは」という疑念を抱かせかねません。

申し込みブラックといって、審査に通らなくなる原因の1つにもなるため、気を付けましょう。

【対策】半年以上あければ確実

クレジットカードの新規申し込みがあった場合、その事実は個人信用情報に半年間登録されます。申し込みブラックの基準は、半年間に3社以上のクレジットカードに申し込んでいる方というのが、一般的です。

このため、3枚以上のクレジットカードに申し込んでしまった場合には、一旦半年間申込をせずに、半年後に再度、申込してみると審査に通る可能性が高くなります。

4.過去に社内でトラブルがあった

厳密にいうと金融事故ではありませんが、

  • 滞納期間は長くないものの、しょっちゅう引き落とし日に遅れている
  • コールセンターでの電話で、スタッフとトラブルを起こした
  • やたらとクレームをつけてくる

など、クレジットカード会社の運営に支障を及ぼす行動があった場合、クレジットカードの審査に通らない原因にもなりえます。

クレジットカード会社では、このような注意が必要な顧客のリスト=社内ブラックリストを作り、情報を共有しています。

仮に、他に問題がなかったとしても、社内ブラックリストに載っていることが原因で、その会社の他のクレジットカードが作れないことがあるので、注意しましょう。

【対策】礼儀正しく接する

社内ブラックリストに載らないためには、

  • 所定の引き落とし日に払えるようにする
  • 問い合わせをするときは、礼儀正しく接する

など、「当たり前」と言われることを心がけましょう。

man
社内ブラックリストに載るなんて、きっと他にももめごと起こしてますよね……。
teacher
そりゃそうですよ……。

5.個人信用情報に金融事故が登録されている

  • 延納・滞納をした(目安は61日以上もしくは3か月以上)
  • 任意整理、個人再生、自己破産などの債務整理をした
  • クレジットカードを強制解約になった

など、金融事故を起こした場合は、個人信用情報に5年間、金融事故に関する記録が登録されます。

この登録が抹消されない間は、クレジットカードはもちろん、住宅・車のローンや携帯電話端末の分割購入もできません。

【対策】計画的かつ利用規約を守って使う

クレジットカードがあるからといって、浪費をしないよう気を付けましょう。また、浪費はしないにせよ、別の原因でクレジットカードを強制解約になる可能性もあります。

特に、

  • 家族、友人へのクレジットカードの貸与
  • クレジットカードの現金化
  • 登録情報の変更の届出忘れ

は、強制解約に発展する可能性が高いので、気を付けてください。

6.クレジットカード会社独自のブラックリストに登録されている

個人信用情報の場合は、返済事故があってから、5年間は「異動」という情報が登録されます。逆に言えば、5年で返済事故の「異動」情報は、抹消されることになるのです。

しかし、クレジットカード会社独自で作成されているブラックリストには、保有期限というものがありません。クレジットカード会社が存続する限りは、社内情報として保存されます。

【対策】別のクレジットカード会社をあたる

返済事故をしてしまった時に保有していたクレジットカードのクレジットカード会社とは別のクレジットカード会社に申し込む必要があります。

7.個人信用情報の履歴がない

先ほども触れた通り、金融事故を起こした場合は、個人信用情報に5年間、その事実が残ります。しかし、5年経過した後は、登録もなくなるため、見た目にはクレジットカードの利用履歴=クレジットヒストリーがない状態になるのです。

一方、クレジットカードを1枚も持っていない、もしくは、作ったけど使っていない場合も、クレジットヒストリーは残りません。

このように、クレジットヒストリーが全くない状態をスーパーホワイトと言いますが、そこに至る原因がわからないため、審査においては不利になります。

【対策】少しずつでもクレヒスを積み上げる

スーパーホワイトにならないためには、少額でもいいので、クレジットカードをコンスタントに使うのが効果的です。10代、20代のうちなら、クレジットヒストリーが不足していても、深刻な影響にはなりません。

  • クレジットカードを持てるのは原則18歳以上
  • 10代、20代は学生である期間もある

ため、クレジットカードを持っていない、持っていても使わないのは、十分に考えられるためです。

しかし、30代以上になると、クレジットヒストリーがないことは、深刻な影響を及ぼします。

  • 安定継続した収入を得られる仕事につけていない
  • 20代のときに金融事故を起こした

などを疑われるために、クレジットカードの審査には非常に不利になるのです。

「浪費したくないからクレジットカードは持たない」という人もいるはずですが、いざ、必要となったときに困る恐れがあります。

teacher
計画的に利用すれば、決して怖いものでもないので、少しずつでも使ってみましょう!

申込手続きの時点で問題があると判断される3つの原因

申込手続きの時点で問題があると判断される3つの原因
teacher
誤字脱字が多い人って、どう思います?
man
プライベートなら「天然?」と思いますけど、さすがに仕事だと嫌ですよね……。

これまでに触れてきた原因以外にも、申込手続きの時点で問題があると判断された場合は、審査に落ちることがあり得ます。

  1. 申込条件を満たしていない
  2. 書類に不備がある
  3. 虚偽の申告をした

の3つについて、説明しましょう。

1.申込条件を満たしていない

クレジットカードの中には、申し込みにあたって、所定の条件を設けている場合があります。

例えば、

  • 満25歳以上の方
  • 安定継続収入のある方

などの条件のことです。

これらを読み替えると、

  • 24歳以下の人は申し込めない
  • 専業主婦、学生など、定職についていない

人は申し込めない、という意味にもなるのです。

【対策】クレジットカードの説明はしっかり読もう

クレジットカードを申し込む際は、申し込み条件も含めた説明をしっかり読みましょう。丁寧に読めば、「どういう人なら申し込めるのか」はきっとわかるはずです。

万が一、あまりにわかりにくい説明だったら、クレジットカード会社に電話して聞きましょう。

2.書類に不備がある

  • 字があまりに汚い
  • 誤字脱字がある
  • 印鑑がかすれている

など、書類に不備がある場合も、審査には不利に働きます。

どこまでが正しい情報なのかわからないうえに、「この人はいい加減かもしれない」という印象を与えかねません。

字が下手でもかまわないので、落ち着いて書きましょう。

【対策】Webか対面で申し込む

自分がそそっかしいという自覚があるなら、Webか対面での申し込みを選びましょう。

多くのクレジットカードが、Web経由での申し込みに対応しています。

所定のフォームに必要事項を入力していけばいいので、字を間違って書いてしまうリスクは減るはずです。

また、わからないところを解決しながら手続きをしたい場合は、専用カウンターでの申し込みを受け付けているクレジットカードを選びましょう。

担当者がついて説明してくれるので、スムーズに疑問が解決します。

3.虚偽の申告をした

クレジットカードの審査に通りたいから、という理由で

  • 年齢
  • 住所
  • 居住年数
  • 会社名

などの質問に答える際に、嘘をつくのは絶対にやめましょう。例えば、他社借入件数や他社借入金額などは、クレジットカード会社が個人信用情報を照会すればわかってしまう情報です。これが申込フォームに入力した内容と違っていれば「虚偽の申告」となってしまうのです。

これは故意であろうとなかろうと、クレジットカード審査に影響を与えてしまうので、間違った情報を入力しないように慎重に情報を入力しましょう。

クレジットカード会社は、社内で問題があった申込者・会員をデータベース化し、保存しています。仮に嘘をついた=虚偽の申告をした場合、このデータベースに掲載されるおそれが極めて高いのです。

もし、データベースに掲載されてしまったら、(少なくともその会社の)クレジットカードの審査にはまず通りません。

また、虚偽の申告の内容次第では、詐欺罪に当たるとして、訴訟を起こされる可能性もあります。

【対策】しっかり調べて本当のことを伝える

当たり前といえば当たり前ですが、質問には正直に答えましょう。また、居住年数や年収など、細かい数字があやふやになっている場合は、調べておくのをおすすめします。

teacher
「嘘をつくつもりがない」というなら、調べたほうが確実ですよ!

審査落ちから再度クレジットカードを申し込む際の6つのコツ

審査落ちから再度クレジットカードを申し込む際の6つのコツ

ここまでの内容を踏まえて、クレジットカードの審査に落ちた後に、別のクレジットカードを申し込む際に、気を付けたほうがいいコツを解説しましょう。

1.個人信用情報の照会を行う

最初に、個人信用情報の照会を行いましょう。個人信用情報の照会自体は、インターネット上でできます。

teacher
こちらの記事に詳しくまとめてあるので、ぜひ読んでみましょう!

2.現時点で作れそうなステータスのカードを調べる

個人信用情報に金融事故が登録されていることが原因でなければ、別のクレジットカードに申し込むと審査に通る場合も多々あります。現時点で作れそうなステータスのクレジットカードを調べてみましょう。

teacher
カードのスペックも、こちらから調べられますよ!

3.申込手続きは落ち着いて行う

当たり前ですが、焦っていると、普段では信じられないようなミスをするはずです。

クレジットカードの申込手続きをする際は、落ち着いてやりましょう。

4.立て続けに申し込み手続きをしない

先ほども触れた通り、早くクレジットカードを手に入れたいからといって、立て続けに申し込みをするのは逆効果です。海外旅行に行くなどの特殊な事情がない限りは、半年以上開けたほうがいいでしょう。

5.審査の甘いクレジットカードに申し込む

個人信用情報に異動情報が登録されている場合を除けば、申し込むクレジットカードを変更するだけで、審査に通る可能性は出てきます。こちらの記事も参考にして、自分にあったクレジットカードを探してみましょう!

6.審査の不要なデビットカードに申し込む

一方、個人信用情報に異動情報が登録されている場合は、クレジットカードの審査にはまず通りません。しかし、日本全国の都市銀行・地方銀行・ネット銀行が発行しているデビットカードなら、銀行口座さえあれば、問題なく持つことができます。

自分にとって便利なデビットカードは、こちらの記事からも探せます!

まとめ

クレジットカードの審査においては、思っている以上に様々な項目がチェックされています。実際のところ、明確な審査基準はクレジットカード会社内部でのみ共有されるものなので、正確にはわかりません。

しかし、「どんなところがチェックされるのか」を知り、普段から気を付けるだけでも、審査にはずっと通りやすくなるでしょう。

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