決済アプリ「Kyash」を提供している株式会社Kyashは、2019年10月1日よりポイントプログラムとして「Kyashポイント」の提供を開始することを明らかにしました。簡単に言うと、Kyashで決済すれば、決済金額に応じたポイントが付与され、残高にチャージすることで、買い物や送金に使えるようになるプログラムです。
ところで、Kyashってなに?
Kyash Visaカード
発行会社 | 株式会社 Kyash |
国際ブランド | VISA |
カード種類 | プリペイドカード |
登録可能カード | クレジットカード(VISA、Mastercard)、デビットカード(VISA、Mastercard) |
リアルカード | ○ |
バーチャルカード | ○ |
モバイル決済 | ○QUICKPay |
年会費(税別) | 0円 |
審査 | なし |
発行期間 | リアルカード:数日 バーチャルカード:即時発行 |
登録可能カード枚数 | 5枚 |
ポイント還元率下限 | 0.50% |
ポイント還元率上限 | 1.00% |
ポイント有効期限 | 180日 |
リアルタイム送金 | ○ |
1日最大利用限度額 | リアルカード:5万円 バーチャルカード:3万円 |
1カ月最大利用限度額 | リアルカード:12万円 バーチャルカード:12万円 |
本来はプリペイド式のVisaカード
リアルカード | 普通のカードとして発行されるもの。街中およびオンラインのVisa加盟店で利用可能。 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バーチャルカード | アプリ上で動くカードとして発行されるもの。オンラインのVisa加盟店でのみ利用可能。 |
最大5枚までカードが登録できる
Kyashの特筆すべき点は、バーチャルカードから操作を行うことで、最大5枚までクレジットカード・デビットカードが登録できることでしょう。
次の条件を満たすクレジットカード・デビットカードなら、登録可能です。
- 本人名義のカードである
- 国際ブランドはVisa、Mastercardのいずれか
- 有効期限内で、利用停止措置が取られていない
自分用の支出と家計用の支出を分けるためにクレジットカードを使い分けたい場合でも、アプリ上ですぐに切り替えることができるので、何かと重宝するでしょう。
また、事前にコンビニ・セブン銀行ATM・銀行ATMからでもチャージが可能です。「現金は持ち歩きたくないけど、現金払いをしたい」という人でも、事前にチャージをしておけば、現金を持ち歩かずに現金払いができるというメリットがあります。
その他の便利な機能
加盟店での支払い以外にも、以下のような便利な機能を兼ね備えています。
割り勘・送金機能 | Kyashアカウントを持っている知人同士でなら、いつでもどこでも手数料無料でリアルタイム送金ができる。 |
---|---|
各種セキュリティ | Kyash Visaカードの利用をアプリからロックできるため、紛失・盗難に備えられる。また、アプリ上のカード情報も非表示にできる。 |
Kyashポイントとは?
出典:10月1日より「Kyashポイント」がスタート。同時にキャッシュレス・消費者還元事業によるポイント還元… – Kyash NEWS
Kyashが何かを解説したところで、10月1日から開始するKyashポイントに話を移しましょう。
決済と同時にポイントが付与される
Kyashポイントとは、いわゆるポイントプログラムのことです。
カードの種類ごとに、
- ポイントの付与率
- 対象となる取引
- 対象外となる取引
についてまとめました。
リアルカード | バーチャルカード | |
---|---|---|
ポイントの付与率 | 決済金額の1%(小数点未満切り捨て) | 決済金額の0.5%(小数点未満切り捨て) |
対象となる取引 | オンライン決済または実店舗決済 | オンライン決済 |
対象外となる取引 | QUICPayによる決済、その他同社が定める取引 |
なお、付与されたポイントはKyashの残高にチャージし、すぐにVisa加盟店での買い物・送金に使えます。
キャッシュレス・消費者還元事業にも対応
また、10月1日から、キャッシュレス・消費者還元事業が開始しますが、この事業における支払い手段としてもKyashは利用可能です。対象となる店舗の買い物であれば、本来のKyashポイントに加えて、5%もしくは2%の消費者還元ポイント(これもKyashポイントで付与)が受けられます。
ニュースに関する考察
国際ブランドとしても有名なクレジットカード会社・JCBが2018年に発表した「クレジットカードに関する総合調査」によれば、日本人のクレジットカードの平均保有枚数は3.2枚とのことです。
参照:【クレジットカードに関する総合調査】2018年度版 調査結果レポート
この数字だけ見れば、クレジットカードを複数保有している人はやはり多いのでしょう。複数枚保有し、目的ごとに使い分けている人もいるはずです。しかし、実際にそのすべてのクレジットカードを持ち歩くとなると、それなりに大きな財布が必要になります。できれば荷物を少なくしたい場合には、やはりマイナスでしょう。
その点、Kyashならあらかじめバーチャルカードで情報を切り替えておけば、リアルカード1枚のみで、クレジットカードを使い分けることができます。
- 家計管理を楽にしたい
- 荷物はできれば少なくしたい
- ポイントが貯まるとなおうれしい
という人は、ぜひ一度使ってみましょう。なお、現状、JCB・AMEX・ダイナースのカードをKyashに紐づけて使うことはできません。もし、これらの国際ブランドのカードをメインカードにしていて、なおかつKyashを使ってみたいなら、ポイント付与率が高いこちらのカードをお勧めします。
リクルートカード
カード分類 一般カード
国際ブランド VISA、Mastercard®、JCB
申込方法 Web申込み
発行スピード -
年会費(税込) 0円
年会費備考 -
ショッピング総利用枠(上限) -
ポイント還元率(下限) 1.20%
ポイント還元率(上限) 3.20%
交換可能マイル -
ETCカード年会費(税込) 0円
電子マネーチャージ 楽天Edy、Suica
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) 2,000万円
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) 2,000万円
ショッピング保険/国内利用(最大) 200万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数ショッピング
限度額平均キャッシング
限度額平均カード発行
までの日数平均対応
満足度
80%(4/5) 46万円 4万円 8.2日 3.8
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