イオンゴールドカードは年間50万円で届く|年会費無料・カード番号そのまま、空港ラウンジは年2回で同伴者は有料

発行条件は年間50万円、入会金年会費無料で自動送付、空港ラウンジは年間2回で同伴者有料、ゴールドは1人1枚と4点並べたアイキャッチ

イオンゴールドカードは、申込みボタンを探しても見つかりません。対象のイオンカードを使っていると、条件を満たしたときに届く仕組みだからです。年会費も入会金もかからず、カード番号も変わりません。そのぶん「いつ届くのか」「何が増えるのか」が分かりにくいカードでもあります。イオンカードが公表している発行条件と特典の中身を、書かれているとおりに並べます。

先に結論

発行条件は年間カードショッピング50万円(税込)以上です。対象のイオンカードでの利用額が基準になります。

入会金も年会費も無料で、条件を達成すると自動で送られてきます。カード番号は変更されません。

空港ラウンジは無料になりますが、年間2回までです。同伴者は有料と明記されています。

対象カードを何枚持っていても、ゴールドカードは1人1枚です。複数枚にはなりません。

1回の買い物で50万円を使った場合でも、その翌月に届くと公式が書いています。12か月かけて積み上げる必要はありません。

発行条件は年間50万円。申し込むカードではない

イオンカードの公式ページは、イオンゴールドカードを「対象のイオンカードで年間カードショッピング50万円(税込)以上の方に発行しているランクアップカード」と説明しています。自分から申し込む商品ではなく、使った実績に対して案内が来る形です。

イオンカード公式サイトのイオンゴールドカード案内ページの画面キャプチャ。年間カードショッピング50万円以上という発行条件と、入会金年会費無料・条件達成で自動送付・カード番号変更なしの3点が並んでいる
イオンカード公式「イオンゴールドカードのご案内(特典・発行条件)」。発行条件と、年会費・送付・カード番号の扱いが同じ画面にまとまっている

公式が並べている基本の扱いは3つです。

表1 イオンカードが公表しているイオンゴールドカードの基本
項目 公式ページの記載
発行条件 対象のイオンカードで年間カードショッピング50万円(税込)以上
入会金・年会費 無料
受け取り方 条件達成で自動送付
カード番号 変更なし
切り替えの手間 追加料金や手続きが不要。同じデザインでの切り替えになる
発行枚数 対象カードを複数枚持っていても、ゴールドカードは1人1枚
審査 案内および発行には審査がある。審査により意にそえない場合がある
対象カード 公式ページの「対象カードはこちら(6種類)」で確認できる

カード番号が変わらない点は、実務で効いてきます。公共料金や通信料をそのカードで払っている場合、登録先の番号を直す作業が発生しません。一般カードからゴールドカードへの切り替えでは、カード会社によって番号が変わることもあるので、ここは違いになります。

50万円は「12か月かけて」である必要はない

年間50万円という条件を見ると、毎月コツコツ使う必要があるように読めます。公式ページは達成イメージとして毎月5万円×10か月の例を挙げていますが、その直後にこう書いています。

1回のお買い物で50万円(税込)をご利用いただいても、その翌月にイオンゴールドカードをお届け!

家電の買い替えや旅行代金のように、1回で大きく使う予定があるなら、その支払いをイオンカードにまとめるだけで条件を満たせるということです。

図1 公式が挙げている「毎月5万円」の内訳の例

普段の買い物

食料品 20,000円

日用品 5,000円

固定費

水道・光熱費 17,000円

サブスク利用料 3,000円

スマホ代・通信料 5,000円

合計

50,000円

これを10か月続けると50万円(税込)になる、という計算例です。

公式は、公共料金や税金の支払いメニューを案内するページも用意しています。固定費をカードにまとめる方法そのものは公共料金や税金のカード払いで扱っています。

空港ラウンジは「年間2回」。回数の数え方に注意する

イオンゴールドカードの特典としていちばん分かりやすいのが空港ラウンジです。ただし、無制限ではありません。

図2 空港ラウンジを使うときの手順と条件

  1. 2点を提示する ラウンジでは「イオンゴールドカード」と「当日の搭乗券(または航空券)」の2点を見せます。
  2. 同伴者は有料 公式に「ご同伴者は有料となります」と書かれています。家族で使うときは人数分の扱いを確認してください。
  3. 年間2回まで 公式の注記は「年間2回とはイオンカード会員さまへ提供する各社空港ラウンジにおける累計利用実績(合算)」としています。空港ごとに2回ではありません。
  4. 算定期間は暦年 利用回数の算定期間は毎年1月1日から同年12月31日までです。
  5. 内容はラウンジごとに違う 公式は「サービスは各ラウンジごとに異なります」と断っています。ドリンクの種類や設備は一律ではありません。

「ゴールドカードがあればラウンジ使い放題」という前提で比べると、ここで差が出ます。年会費が有料のカードには回数制限のないものがあり、出張や旅行の回数が多い人は枚数の組み合わせで考えることになります。ゴールドカードで使える空港ラウンジとプライオリティ・パスが付くカードの選び方もあわせて見てください。

増えるのは3つ。買い物特典・ラウンジ・旅行傷害保険

公式が「イオンゴールドカード会員だけの特典、サービス」として挙げているのは3つです。

表2 公式が挙げているイオンゴールドカードの特典3つ
特典 公式の説明
限定のお買い物特典が追加 店舗・ネットでのお買い物がよりおトクに
空港ラウンジ利用が無料に 搭乗前の待ち時間に一息(年間2回・同伴者有料)
海外・国内旅行の傷害保険が無料で付帯 旅行中の急なトラブルも安心

このほか、公式ページには「ご家族にも無料で同様のステータスを」という案内と、「イオンゴールドカードセレクトだけの限定特典」という項目があります。イオン銀行の口座と一体になったイオンカードセレクトでゴールドになった場合は、別の特典が加わるということです。

保険の補償額や適用条件は、カードの種類と公式の約款で決まります。年会費無料のカードに付く旅行傷害保険は、利用付帯(旅行代金をそのカードで払ったときだけ有効)になっていることが多いため、出発前に条件を読んでおいてください。

年会費無料のゴールドとして、どこを見て決めるか

年会費がかからないゴールドカードは他にもあります。比べるときに効くのは、カードの格ではなく、自分の支出がどこに寄っているかです。

図3 イオンゴールドカードが合う人・合わない人

合いやすい

イオン系の店舗で日常的に買い物をする。

固定費をまとめやすく、年間50万円に自然と届く。

判断が分かれる

年に3回以上ラウンジを使う。年間2回の枠では足りません。

旅行保険の補償額を重く見る場合も、条件を読み比べる必要があります。

合いにくい

イオン系をほとんど使わない。50万円の条件を満たすこと自体が目的化します。

ゴールドを複数枚持ちたい場合も、1人1枚なので増えません。

年会費無料のゴールドをどう取るかという視点はゴールドカードを年会費無料で入手するお得技、2枚目の組み合わせ方はクレジットカード2枚目の選び方にまとめています。

よくある質問

イオンゴールドカードは申し込めますか。
公式は、対象のイオンカードで年間カードショッピング50万円(税込)以上の方に発行しているランクアップカードと説明しています。条件を満たすと自動で送付されます。
年会費はいくらですか。
入会金・年会費とも無料と公式に記載されています。
カード番号は変わりますか。
変わりません。公式ページに「カード番号変更なし」と明記されています。切り替えは同じデザインでの切り替えになります。
条件を満たせば必ず発行されますか。
必ずではありません。公式は「ご案内および発行には審査がございます。審査によりお申込みの意にそえない場合がございます」としています。
対象カードを2枚持っていたらゴールドも2枚になりますか。
なりません。発行対象カードを複数枚持っていても、ゴールドカードは1人1枚です。
空港ラウンジは何回まで使えますか。
年間2回です。各社空港ラウンジにおける累計利用実績の合算で数え、算定期間は毎年1月1日から12月31日までです。
家族と一緒にラウンジへ入れますか。
同伴者は有料と公式に書かれています。入れないわけではありませんが、無料の対象は会員本人です。
1年かけないと50万円に届きませんか。
いいえ。公式は「1回のお買い物で50万円(税込)をご利用いただいても、その翌月にイオンゴールドカードをお届け」と書いています。

この記事が参照した一次情報

特典の内容と条件はカード会社が改定します。対象カードの一覧、保険の補償額、ラウンジの対象空港は公式ページ内の該当箇所で最新の記載を確認してください。この記事は公式ページに書かれている文言の範囲で整理したもので、記載のない事項は扱っていません。


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30枚以上のクレジットカードを保有するFP。一般カードから、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカード、法人カード、デビットカード、ETCカードと様々なカードを持ち、お得にカードを使うためにどうすれば良いのか?楽しく検証しています。マイルやポイントを貯める方法を中心につぶやきます。