ポイント付与額は総額10億円分!dポイントとファミリーマートが大規模キャンペーンを実施。バーコード決済普及のカギを握るのは?

コンビニエンスストア大手のファミリーマートは、NTTドコモのポイントプログラム「dポイント」の導入を記念し、ファミリーマート独自のバーコード決済「ファミペイ」と連動した大規模なキャンペーンを行うことを明らかにしました。キャンペーンの公式ページによれば、ポイント付与額は総額10億円にのぼるとのことです。

キャンペーンの概要

キャンペーンの概要

出典:ファミリーマートでdポイント最大20%還元キャンペーン | d POINT CLUB

キャンペーンの

  • 参加条件
  • 参加手順
  • 特典
  • 開催期間
  • その他の注意事項

などについて解説しましょう。

参加方法

キャンペーンの公式ページからエントリーが必要です。エントリーを済ませた上で

  1. dポイントカードを連携としたファミペイを提示する
  2. dポイントカード、dポイントカード/モバイルを提示する

ことで、特典が受け取れます。

参加方法が1と2のいずれにあたるかで参加手順・特典が変わってくるため、分けて解説します。

1.dポイントカードを連携としたファミペイを提示する場合

dポイントカードを連携としたファミペイを提示する場合の

  • 参加手順
  • 特典

は以下の通りです。

参加手順

参加手順の大まかな流れは以下の通りです。

  1. ファミペイアプリをインストールする
  2. ファミペイアプリにdポイントカードの情報を登録する
  3. ファミリーマートで買い物をし、会計の時にファミペイを提示する

ファミペイアプリはこちらからインストールできます。インストールが終わったら、会員登録をしておきましょう。

ファミペイアプリ
ファミペイアプリ
開発元:FamilyMart Co.,Ltd.
無料
posted withアプリーチ

また、ファミペイアプリにdポイントカードの情報を登録するには、以下の操作を済ませておきましょう。

1.ホーム画面で「ポイント」を選択する
2.dポイントカードの「登録する」を選択する
2.dポイントカードの「登録する」を選択する

出典:ファミリーマート 簡単登録 ファミペイアプリにdポイントカードを連携しよう! | d POINT CLUB

3.dアカウントのIDを入力し、「次へ」をクリックする
4.パスワードとセキュリティコードを入力し、ログインする
4.パスワードとセキュリティコードを入力し、ログインする
3の操作の後、dアカウントの登録に使用したメールアドレス宛に、セキュリティコードが届きます。
5.ファミペイにdポイントが登録される
5.ファミペイにdポイントが登録される
出典:ファミリーマート 簡単登録 ファミペイアプリにdポイントカードを連携しよう! | d POINT CLUB
なお、dポイントカードは、ドコモショップをはじめ、dポイント加盟店の店頭で受け取れます。NTTドコモの携帯電話を利用していなくても使えるので、この機会に手に入れておきましょう。

加盟店はこちらから探せます。

特典

次の2種類の特典が受け取れます。

1.dポイントカードの登録による特典
1.dポイントカードの登録による特典

出典:ファミリーマートでdポイント最大20%還元キャンペーン | d POINT CLUB

エントリーを済ませた上で、ファミペイにdポイントカードを登録すると、もれなく100ポイントもらえます。

2.ファミペイの提示による特典
2.ファミペイの提示による特典

出典:ファミリーマートでdポイント最大20%還元キャンペーン | d POINT CLUB

ファミリーマートで買い物をし、支払いの際にファミペイを提示すると、通常のポイント(200円につき1ポイント)に加え、キャンペーンポイントとして決済額の20%相当のポイントがもらえます。

決済金額が200円(税込)未満の場合は、キャンペーンポイントが付与されません。

2.dポイントカード、dポイントカード/モバイルを提示する

dポイントカード、dポイントカード/モバイルを提示する場合、キャンペーン期間内にエントリー手続きを済ませておきましょう。

エントリー期間内に手続きが済んでいれば、実際のファミリーマート店頭での会計は前後しても大丈夫です。

ファミペイと同様に、ファミリーマートで買い物をする際に、対象となるカードを提示してください。キャンペーン期間内の買い物に対し、通常ポイント(200円につき1ポイント)に加え、キャンペーンポイントとして決済金額の15%が還元されます。

2.dポイントカード、dポイントカード/モバイルを提示する

出典:ファミリーマートでdポイント最大20%還元キャンペーン | d POINT CLUB

決済金額が200円(税込)未満の場合は、キャンペーンポイントが付与されません。

ちなみに、dポイントカードには、「dポイントカードの機能が付いたdカード」も含まれます。NTTドコモの携帯電話を使っている人なら、何かとお得になるカードなので、早めに用意しておきましょう!

dカード

dカード
カード分類一般カード
国際ブランドVISA、Mastercard®
申込方法-
発行スピード審査/最短5分 ※下記条件を満たしている場合
・9:00~19:50の間にお申し込みが完了していること
・引落し口座の設定お手続きがお申込み時に完了していること
※ 上記を満たしている場合でもお客様のお申込み状況によっては審査に数日お時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
年会費(税込)0円
年会費備考-
ショッピング総利用枠(上限)-
ポイント還元率(下限)1.00%
ポイント還元率(上限)4.50%
交換可能マイルJALマイル(1ポイント=0.4マイル)
ETCカード年会費(税込)550円
電子マネーチャージiD利用、楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)-
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)-
ショッピング保険/国内利用(最大)100万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度

dカード GOLD

dカード GOLD
カード分類ゴールドカード
国際ブランドVISA、Mastercard®
申込方法-
発行スピード最短5分 ※下記条件を満たしている場合
・9:00~19:50の間にお申し込みが完了していること
・引落し口座の設定お手続きがお申込み時に完了していること
※ 上記を満たしている場合でもお客様のお申込み状況によっては審査に数日お時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
年会費(税込)11,000円
年会費備考-
ショッピング総利用枠(上限)-
ポイント還元率(下限)1.00%
ポイント還元率(上限)4.50%
交換可能マイルJALマイル(1ポイント=0.4マイル)
ETCカード年会費(税込)0円
電子マネーチャージiD利用、楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)10,000万円(自動付帯:5,000万円)、家族特約1,000万円(自動付帯:1,000万円)
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)10,000万円(自動付帯:5,000万円)、家族特約1,000万円(自動付帯:1,000万円)
ショッピング保険/国内利用(最大)300万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度
91%(20/22)58万円32万円11.1日3.9

開催期間

このキャンペーンの開催期間は、以下の通りです。

エントリー期間 2019年11月28日(木)11時00分~12月25日(水)23時59分
キャンペーン期間 2019年12月23日(火)0時00分~12月25日(水)23時59分の会計
キャンペーン期間中であっても、キャンペーンポイントの総額が予定に達した場合、予告なく途中で終了する場合もあります。

その他の注意事項等、キャンペーンの詳細はこちらからどうぞ!

キャンペーンに関する考察ーバーコード決済はどうなる?-

ファミペイは、ファミリーマートが独自に提供するバーコード決済です。競合他社であるセブン-イレブンが独自のバーコード決済としてサービスを開始した「セブンペイ」は、システムの設計ミスによる不正利用が原因で、サービス開始から1カ月で終了に追い込まれました。

一方、ファミペイは深刻なトラブルもなく運用されています。

ファミリーマートが従来採用してきたTポイントに加え、新たに楽天ポイントやdポイントも選択し、貯められるシステムを導入したことから、ファミペイと連動したキャンペーンも今後は増えていくでしょう。

そして、今回紹介したファミペイに限らず、様々な業者がバーコード決済に参入しています。関連して、バーコード決済に関する興味深いデータを紹介しましょう。

バーコード決済は若い人のもの?

こちらのグラフをご覧ください。

バーコード決済は若い人のもの?

出典:キャッシュレス元年の日本でQRコード決済は普及するか | 地域・分析レポート – 海外ビジネス情報 – ジェトロ

これは、モバイル決済を利用している人の割合を、世代別に示したグラフです。

20代から40代にかけては、比較的高い割合で推移していますが、50代以上になるとかなり割合が下がります。

要因として考えられるのは

  1. スマートフォン自体を所持していない
  2. スマートフォンを所持していてもバーコード決済は使わない

の2つでしょう。

まず、前者についてですが、総務省が発表した平成30年度版の情報白書によると、世代別のスマートフォンの所有率は、以下のように分布しています。

バーコード決済は若い人のもの?

出典:総務省|平成30年版 情報通信白書|インターネット利用の広がり

50代までは7割以上の人が所持していますが、60代以上になると4割台にまで落ち込むのです。

また、後者についてですが、大手生命保険会社・ソニー生命がまとめた「シニアの生活意識調査2019」によれば、「普段スマートフォンを使ってやっていること」は、以下のように分布しました。

バーコード決済は若い人のもの?

出典:シニアの生活意識調査2018

なお、この調査でいうところの「シニア」とは「50歳~79歳の男女」です。

一言でまとめると、「ちょっと前まではパソコンや腕時計でやっていたであろうこと」が中心のようです。

今後、バーコード決済のサービスがどれだけ盛り上がっていくかは

  • シニアのスマートフォンの所持率の向上
  • シニアにとって魅力的かつ使いやすいサービスの提供

がカギになるでしょう。


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