ミライノ カード GOLD(JCB)がモバイル端末の保険を提供開始。実は案外ねらい目なのはあのデビットカードだった

この記事は2020年11月の発表を伝えたものです。その後、ここに出てくるカードの多くが新規受付を終えました。ミライノカード(JCB)のPLATINUM・GOLD・一般は2023年11月30日をもって入会受付を終了し、JCBブランドのクレジットカード発行事業は2025年1月16日に株式会社ジェーシービーへ承継されています。発行元の銀行も2026年8月3日に住信SBIネット銀行からドコモSMTBネット銀行へ商号を変更し、「ミライノ デビット PLATINUM(Mastercard)」は現在「プラチナデビットカード(Mastercard)」という名称です。以下は発表当時の内容として読んでください。

当時ネット専業銀行だった住信SBIネット銀行(現 ドコモSMTBネット銀行)は、同行が発行しているクレジットカード「ミライノ カード GOLD(JCB)」の新サービスの一環として、モバイル端末の保険を提供することを決定しました。

2023年2月1日(月)から提供が開始されるとのことです。

モバイル端末の保険(通信端末修理費用保険)とは

モバイル端末の保険(通信端末修理費用保険)とは

出典:【予告】ミライノ カード GOLD(JCB)新サービスのお知らせ | お知らせ | 住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行では、同行が発行している

  • ミライノ カードPLATINUM(JCB)
  • ミライノ デビットPLATINUM(Mastercard)

の2種類のカードの会員に対しては、すでにモバイル端末の保険を提供してきました。

今回、ミライノ カード GOLD(JCB)に対しても同様の保険が提供されることになったのは、モバイル端末の保険を提供してきたことが好評になっていたため、と同社はプレスリリースで発表しています。

各カードの保険のスペック

今回新たに提供を開始する流れとなったミライノ カード GOLD(JCB)と、すでに提供してきたミライノ カードPLATINUM(JCB)、ミライノデビットPLATINUM(Mastercard)の3つのカードで、付帯しているモバイル端末の保険のスペックを比較してみましょう。

券種 ミライノカード(JCB)GOLD ミライノカード(JCB)PLATINUM ミライノ デビット(Mastercard)PLATINUM
保険金額 修理可能な場合 30,000円/年1回 50,000円/年1回 50,000円/年1回
修理不能な場合 最大7,500円 最大12,500円 最大12,500円
対象機器 スマートフォン
※ カード契約名義人本人の端末のみ
※ 対象端末の事故後登録あり
スマートフォン
タブレット端末
デスクトップパソコン
ノートパソコン
スマートウォッチ
モバイルゲーム機
モバイル音楽プレーヤー
※ 同居のご家族が所有する端末も対象
スマートフォン
タブレット端末
デスクトップパソコン
ノートパソコン
スマートウォッチ
モバイルゲーム機
モバイル音楽プレーヤー
※ 同居のご家族が所有する端末も対象
盗難による補償 〇(国内のみ) 〇(国内のみ) 〇(国内のみ)
海外での事故による補償 × 〇(盗難を除く) 〇(盗難を除く)

案外ねらい目なのは?

上の表を見てもわかるように、ミライノ カード GOLD(JCB)の場合、年間の保険金額の上限が、すでに提供されてきた2つのカードに比べると低く設定されていました。

モバイル端末の保険を目当てにこの銀行のカードを作るなら、クレジットカードではなくデビットカードを選ぶ、という考え方が成り立ちました。この関係は現在も変わっていません。当時の「ミライノ デビット PLATINUM(Mastercard)」は、いまは「プラチナデビットカード(Mastercard)」という名前で、年会費11,000円(税込)・審査不要のまま提供されています。

クレジットカードの「ミライノ カード PLATINUM(JCB)」はステータスがプラチナで、審査もそれなりに重いものでした。

JCBが自社で発行するプロパーカードの「JCBプラチナ」よりは審査難易度が低いと見られていましたが、それでも簡単とは言えませんでした。現在はシリーズごと入会受付が終わっているため、新規に持つ選択肢そのものがありません。

デビットカードのほうは、公式ページに「審査不要」と明記されています。銀行口座さえ開けば持てるという点は、当時も現在も同じです。

口座はオンラインで開設できます。プラチナデビットカードは口座開設が完了してから申し込む流れです。

また、デビットカードであるため、Mastercardの加盟店であればクレジットカードと同じように使えます。使ったその場で銀行口座から引き落とされるので、使いすぎる心配も小さく抑えられます。

現在のプラチナデビットカード(Mastercard)の付帯保険は、モバイル端末の保険、旅行保険、ショッピングガード保険の3本立てです。モバイル端末の保険は自動付帯で、損害の状況に応じて最大100,000円を年1回、同居の家族名義の端末も対象と案内されています。下の表は2020年の発表時点の数字なので、現行の条件は公式のカード紹介ページ(2026年9月18日に掲載を確認)で確かめてください。

その他の保険も充実

さらに、モバイル端末の保険以外にも

  • 海外旅行傷害保険
  • 国内旅行傷害保険
  • ショッピングガード保険

が付帯しています。補償額は以下の通りです。

海外旅行傷害保険

補償内容 本会員 本会員の家族※1
傷害死亡・後遺障害(後遺障害) 最高1億円(400万円~1億円) 最高1,000万円(40万円~1,000万円)
傷害治療費用 最高1,000万円 最高500万円
疾病治療費用 最高700万円 最高350万円
賠償責任 最高1億円 最高5,000万円
携行品障害 最高100万円※2(1年間) 最高50万円※2(1年間)
救援者費用 最高500万円(1年間) 最高250万円(1年間)

※1 対象となる家族の範囲は以下の通り。

カード本会員の配偶者
カード本会員またはカード本会員の配偶者と生計を共にする同居の親族
カード本会員またはカード本会員の配偶者と生計を共にする別居の未婚の子

※2 携行品1つ(1点または1対)あたり10万円を限度として時価額または修繕費のいずれか低い額が支払われる(3,000円自己負担)。

国内旅行保険(自動付帯)

補償内容 本会員 本会員の家族※1
傷害死亡・後遺障害 最高1億円 最高1,000万円
入院(1回につき) 最高5,000円 最高2,500円
通院(1回につき) 最高5,000円 最高2,500円

※1 対象となる家族の範囲は以下の通り。

カード本会員の配偶者
カード本会員またはカード本会員の配偶者と生計を共にする同居の親族
カード本会員またはカード本会員の配偶者と生計を共にする別居の未婚の子

ショッピングガード保険(ショッピングプロテクション)

補償内容 本会員
補償限度額 最高100万円※1
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まだまだ国内外を自由に旅行したり、出張にでかけたりするのは厳しい時期が続きそうですが、自由に移動できるようになる日のために、準備の一環として検討してみてはいかがでしょうか。

発表からの5年で入れ替わったもの

この記事が比較した3枚のうち、いま新規に申し込めるのは1枚だけです。動きを時系列で並べます。

時期 できごと
2020年11月 ミライノ カード GOLD(JCB)へのモバイル端末の保険の提供が予告される(この記事の内容)
2023年11月30日 ミライノカード(JCB)のPLATINUM・GOLD・一般が、入会受付を終了
2025年1月16日 JCBブランドのクレジットカード発行事業が、株式会社ジェーシービーへ承継される
2025年7月1日 プラチナデビットカード(Mastercard)の基本ポイント還元率が1.00%から1.25%へ引き上げ
2026年8月3日 銀行の商号が住信SBIネット銀行から株式会社ドコモSMTBネット銀行へ変更。金融機関コードや口座番号は据え置き
2026年8月3日 ライフカードが発行するミライノカード(Mastercard)とミライノカード Travelers Goldも新規受付を終了(ミライノカードBusinessは対象外)

出典:クレジットカード | ドコモSMTBネット銀行ドコモSMTBネット銀行への社名変更についてご利用方法 – デビットカードのポイント(いずれも2026年9月18日に掲載を確認)

つまり、この記事が「案外ねらい目」と書いたデビットカードのほうが、結果として長く残りました。デビットカードは銀行の預金口座に紐づく商品なので、カード会社の事業再編の影響を受けにくい、という事情もあります。クレジットカードの側は、ブランドの切り替えと事業の承継をはさんで、シリーズごと募集が止まっています。モバイル端末の保険を目当てに探しているなら、いま見るべきはプラチナデビットカード(Mastercard)の付帯保険の内容です。
この記事のように、発表時点では新しかった条件が数年で入れ替わることは珍しくありません。カードの比較記事を読むときは、書かれた時期と、そこに挙がっている商品がいまも募集中かどうかを先に確かめるのが確実です。募集が止まったカードは、公式サイトの商品一覧から外れる一方で、検索結果には長く残ります。名称だけが変わった場合はさらに見分けがつきにくく、旧名で検索して出てきたページの数字が現在の条件と食い違う、ということが起こります。

審査がないぶん、クレジットカードのような利用限度枠はありません。支払いは口座残高の範囲内で、その場で引き落とされます。年会費11,000円(税込)は申込・切替の完了時に代表口座から引き落とされるため、口座に残高を用意してから手続きする必要があります。

住信SBIネット銀行ミライノ デビット PLATINUM(Mastercard)

住信SBIネット銀行ミライノ デビット PLATINUM(Mastercard)
発行会社住信SBIネット銀行
国際ブランドMasterCard
初年度年会費(税込)11,000円
2年目~年会費(税込)11,000円
年会費特典-
発行期間-
キャッシュバック還元率下限-
キャッシュバック還元率上限-
ポイント還元率下限1.00%
ポイント還元率上限1.00%
1日最大利用限度額200万円
不正利用時の補償○1000万円
入会資格年齢15歳以上

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