ガスト・ジョナサンに続きバーミヤン・しゃぶ葉・グラッチェガーデンズ全店でQRコード決済を導入。人気ファミリーレストランのキャッシュレス事情は？

日本全国でファミリーレストランを運営する株式会社すかいらーくは、傘下のファミリーレストランであるバーミヤン・しゃぶ葉・グラッチェガーデンズ全店でQRコード決済を導入したことを発表しました。

同グループの傘下にあるガスト・ジョナサンについては、2020年2月の時点ですでにQRコード決済の導入が完了しています。今後、同グループの他のチェーン店でも、導入を進めるとのことです。

導入予定の店舗とQRコード決済は？

今回、株式会社すかいらーくは

について、以下のように発表しました。

導入予定（一部対応済み）の店舗および開始日についてまとめました。

ブランド	開始日
ガスト	2020/2/4
ジョナサン	2020/2/27
バーミヤン、しゃぶ葉、グラッチェガーデンズ	2020/3/2
夢庵、ステーキガスト、藍屋、魚屋路、から好し、とんから亭、ゆめあん食堂	順次導入

なお、対応するQRコード決済は以下の通りです。

今回のニュースで取り上げたすかいらーく傘下の店舗以外にも、日本にはたくさんのファミリーレストランが存在します。ファミリーという名前の通り、沢山の年齢層の人が利用することを想定していますが、どのお店がどれだけキャッシュレスに対応しているのでしょうか？

今回は大手アンケートサイト「gooランキング」の「本当においしい「ファミレス」ランキング」を使い、ランキング上位3チェーンのキャッシュレス事情を調べてみましょう。

ただし、一部店舗では実証実験中。

日本全国にイタリア料理を出すファミリーレストランを展開しています。ワインや生ハム、チーズはイタリアから買い付けるなど、低価格ながらも本格的な料理を出すことに力を入れていることで有名です。

サイゼリヤは業界でも「キャッシュレスに消極的なチェーン」として有名です。同社の社長・堀埜一成氏は日経ビジネスのインタビューで、こう述べています。

変更に弱い端末を入れてしまうと、PayPayとか新しい決済手段が入ってきたとき、後付けできないとかとんでもないことになる。この分野って開発速度がすごい速いんです。今後どう変わっていくか分かんないんで、そのハード側に金を使いたくないなというのがある。

しかし、都心のターミナル駅付近などの一部の店舗では、2020年の東京オリンピックを見据えて、実証実験をしているとのことです。

今後の動向に注目すべきでしょう。

びっくりドンキーは、北海道発祥のチェーン店です。名前の通り、ハンバーグを主力にしたメニュー展開をしています。

キャッシュレス決済の事情ですが、直営店かフランチャイズによって差があるようです。
直営店の場合、クレジットカードや電子マネーは問題なく使えますが、QRコード決済は対応状況がまちまちなのが現状でしょう。