国際ブランドとしてVisaが付帯したプリペイドカードを利用することで、その場で1%の割引を受けられるサービスとして注目されていた決済アプリ「Kyash」。その運営会社である株式会社Kyashは、従来のプリペイドカードからより機能を発展させた新しいカードとして「Kyash Card」の発行受け付けを2020年2月25日から開始しました。
Kyash Cardの概要
2019年末に「近日中に申し込み受付を開始する予定」というプレスリリースが出されて以来、目立った動きのなかったKyash Card。今回、ついに申し込みが始まったことで、注目が高まっています。
ここでは
- Kyash Cardで何ができるのか
- 従来のKyashと何が違うのか
を中心に解説しましょう。
Kyash Cardで何ができるのか
Kyash Cardは国際ブランドとしてVisaが付帯したプリペイドカードです。簡単に仕組みを説明すると、以下のようになります。
- 国際ブランドとしてVisaもしくはMastercardが付帯したクレジットカード、デビットカードの情報をアプリで登録する
- アプリでの登録が済むと、Visaの加盟店で支払いに使えるようになる
- 実際に支払いを行うと、決済額の1%のKyashポイントが貯まる
- Kyashポイントはそのまま残高として使える(つまり、実質的に1%の割引になる)
従来のKyashと何が違うのか
今回のKyash Cardがリリースされる前から、Kyash自体は「クレジットカードやデビットカードと併せて使うとお得になるサービス」として高い人気を集めてきました。しかし、実店舗での利用の場合、国内でしか使えないという欠点があったのです。
その欠点が、今回リリースされたKyash Cardでは克服されています。
なお、今回Kyash Cardが新たにラインナップに加わったことで、従来から用いられてきたKyash専用のリアルカードおよびアプリ上で動くバーチャルカードも、それぞれ「Kyash Card Line」および「Kyash Card Virtual」に名前を変更しています。そこで、これら3つのカードについて、様々な側面から比較してみました。
Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual | |
---|---|---|---|
ICチップ(4桁暗証番号) | ○ | – | – |
Visaタッチ決済 | ○ | – | – |
Google Pay(QUICPay決済) | ○ | ○ | ○ |
国内利用 | ○ | ○ | オンライン決済のみ |
海外利用 | ○ | オンライン決済のみ | オンライン決済のみ |
1回あたりの決済上限 | 30万円 | 5万円 | 3万円(本人認証なし:5千円) |
月あたりの決済上限 | 100万円 | 12万円 | 12万円(本人認証なし:2万円) |
ポイント還元率※一部対象外取引あり | 1% | 1%(2020/4/1より0.50%) | 0.50% |
月あたりの還元対象決済上限 | 12万円 | 12万円 | 12万円 |
発行手数料 | 900円 | 300円 | 無料 |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
本人確認書類 | 必要 | 不要 | 不要 |
Twitterでの反応は?
Kyash Cardの申し込み開始に伴う反応を探るべく、大手SNSのTwitterで、KyashおよびKyash Cardに関連するコメントをまとめてみました。
Kyash Card申し込み完了😎
アプリアップデート後右上のマークをタップして申し込み手続き😎
女子大生らしくピンクにしようと思ったけどネイビーに🦍
新しいののメリットは、1回あたりと月あたりの決済上限が増えることだね😎
ポイントは月1200までしかくれないけど🦍
ここが上がればもっとよかった🦍 pic.twitter.com/cBvqCK6OUB— 💪🏽💀Pちゃん💪🦍 (@KARAAGE_uma2) February 25, 2020
【注意喚起】
Kyash Cardの新デザイン申し込みが本日から始まってますが、楽天Payに旧カード紐付けてる人はカード番号も変わるので紐付け不可になります。3/31まではポイント還元率も同じなので一旦様子見しましょ。 pic.twitter.com/rfllMWV8Ch
— たまひよ (@afirieito9618) February 25, 2020
【注意喚起】
Kyash Cardの新デザイン申し込みが本日から始まってますが、楽天Payに旧カード紐付けてる人はカード番号も変わるので紐付け不可になります。3/31まではポイント還元率も同じなので一旦様子見しましょ。 pic.twitter.com/rfllMWV8Ch
— たまひよ (@afirieito9618) February 25, 2020
上記のツイートを見る限り、申し込みを済ませている人もかなりいるようです。これから申し込む予定の人は、以下のリンク先から、手続きを済ませましょう。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。