海外旅行保険が充実しているゴールドカード5選。海外旅行保険でゴールドカードを選ぶ際のチェックポイントも解説

ゴールドカードに限らず、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードは非常に多くなっています。しかし、補償が受けられるトラブルの範囲や保険金の上限額は、クレジットカードによってもまちまちなのが現状です。つまり、同じゴールドカードであっても

woman
あれ?思ったより保険が大したことない!

と、補償内容に満足がいかないものも存在するのが事実でしょう。そこで今回は

  • 海外旅行保険でゴールドカードを選ぶ際のチェックポイント
  • 海外旅行保険が充実しているゴールドカード5選

について解説しましょう。

海外旅行保険でゴールドカードを選ぶ際のチェックポイント

海外旅行保険でゴールドカードを選ぶ際のチェックポイント

最初に、海外旅行保険でゴールドカードを選ぶ際のチェックポイントとして

  1. 利用付帯か自動付帯か
  2. 家族特約が付いているか
  3. キャッシュレス診療に対応しているか
  4. 死亡・高度障害時の最高補償額はいくらか
  5. 航空機遅延費用の補償はあるか

の5つについて解説しましょう。

ポイント1.利用付帯か自動付帯か

ゴールドカードを含めたクレジットカードに付帯している海外旅行保険を使おうとする場合、最初に「利用付帯」なのか「自動付帯」なのかを確認しておく必要があります。

利用付帯 そのクレジットカードを使ってパッケージツアーの支払いをするなど、所定の条件を満たした場合にのみ補償が受けられる。
自動付帯 そのクレジットカードの会員である限りは、持っているだけで補償が受けられる。
利用付帯であった場合は、クレジットカード会社の条件を満たさないとトラブルがあっても補償を受けることができないので注意しましょう。

ポイント2.家族特約が付いているか

家族で海外に行く場合、家族の分の海外旅行保険をどうするかが問題になります。ゴールドカードの中には、付帯する海外旅行保険に関し家族特約が設けられていることがあるので、ぜひ活用しましょう。

woman
家族特約ってなんですか?

一定の条件に当てはまる家族であれば、クレジットカード本会員と同じように海外旅行保険による補償が受けられる特約のことを指します。

teacher
つまり、ご家族が仮に海外でケガした場合も、保険金が受け取れると考えてくださいね。

家族特約が設けられているか、設けられていた場合の補償額、補償が受けられる家族の範囲については、クレジットカード会社やクレジットカードの種類によって扱いがまちまちです。

事前に扱いを確認し、条件を満たさない家族が同行する場合や、補償額に不安がある場合などは、家族カードを追加発行したり、サブのクレジットカードを持っていったりなどするといいでしょう。

ポイント3.キャッシュレス診療に対応しているか

原則として、短期での旅行・出張の場合、渡航先の国の公的医療保険は使えません。そのため、ケガをしたり、病気になったりして病院にかかった場合は、全額自己負担になります。もちろん、海外旅行保険も使えますが、キャッシュレス診療に対応している医療機関を使った場合は、一度自分で治療費を立て替えておかないといけません。立て替えることができなかったのが原因で治療を受けられない、というリスクを避けるためにも

  • キャッシュレス診療に対応しているかどうか
  • 自分の滞在地の近くに該当する医療機関があるかどうか

は事前に調べておきましょう。

医療費の高い国に行く場合は補償額を増やしておこう

渡航先の国にもよりますが、海外の医療費は日本に比べると総じて高いです。特に、公的な医療保険が存在しないアメリカは、救急車を呼ぶだけでも費用が掛かるほど、医療費の高い国として知られています。

もし、アメリカに旅行・出張で行く予定があるなら、1枚のゴールドカードに付帯している海外旅行保険だけでは治療費が賄いきれないことも十分に考えられます。

  • 海外旅行保険が自動付帯しているクレジットカードを持っていく
  • 事前に海外旅行保険に別途加入する

などして、補償額を増やしておくと安心です。

teacher
盲腸で手術した場合の手術費を、地域の主要な国ごとにまとめました。アジアやオセアニアはそこまで高くありませんが、アメリカは高すぎてびっくりしました!カナダやイギリス、フランスが安いのが意外ですね。

参照:世界各国の医療事情 | 安心の東京海上日動長期留学保険・留学生保険・ワーホリ保険・駐在保険・長期海外旅行保険

北米
アメリカ(ニューヨーク) 【公立病院】約1,207,400円~約2,012,300円
【私立病院】約2,656,200円~約3,219,600円
【入院期間】(平均)1~3日
アメリカ(ホノルル) 【私立病院】約2,012,300円
【入院期間】(平均)1~3日
カナダ(バンクーバー) 【公立病院】約159,200円
【入院期間】(平均)3~5日
ヨーロッパ
イギリス(ロンドン) 【公立病院】約444,700円
【私立病院】約444,700円
【入院期間】(平均)2日
フランス(パリ) 【公立病院】約482,200円
【私立病院】約586,300円
【入院期間】(平均)2日
アジア
インドネシア(バリ) 【公立病院】約128,800円
【私立病院】約266,800円
【入院期間】(平均)5日
シンガポール(シンガポール) 【公立病院】約337,500円
【私立病院】約633,200円
【入院期間】(平均)3日
中国(香港) 【公立病院】1日約35,200円
【私立病院】約405,800円
【入院期間】(平均)2日~3日
韓国(ソウル) 【公立病院】1日約35,200円
【私立病院】約405,800円
【入院期間】(平均)4日~7日
オセアニア
オーストラリア(シドニー) 【公立病院】約350,500円
【私立病院】約431,900円
【入院期間】(平均)2日

ポイント4.死亡・高度障害時の最高補償額はいくらか

海外旅行中のケガが原因で、万が一のことになってしまったり、働けなくなるほどの障害が残ってしまったりした場合は、家族の生活費の心配をしなくてはいけません。死亡・高度障害時の最高補償額はいくらなのかは、必ず確認しておきましょう。

woman
うーん、海外旅行保険がついた他のクレジットカードを持っていたり、保険会社で海外旅行保険に入っていったりした場合、何かあったときの保険金って、どうやって計算されるんですか?

複数の海外旅行保険に入っていた場合、保険金の支払いについては、どんな海外旅行保険の入り方をしていたかで、多少扱いに差があります。

teacher
表にまとめてみましたよ。
保険加入のパターン 複数の海外旅行保険が付帯したクレジットカードを所持 海外旅行保険商品を別途契約
死亡・高度障害時 補償の対象となるクレジットカードに設定されている保険金額のうち、もっとも高い金額が支払われる。 補償の対象となるクレジットカードおよび海外旅行保険商品から別々に保険金が支払われる。
それ以外 実際の費用や損害額が支払いの限度となる。 実際の費用や損害額が支払いの限度となる。
teacher
もし、一家の大黒柱など、万が一の時に多めに保険金を残さなくてはいけない立場なら、海外旅行保険商品を別に契約したほうが、保険金の金額を増やせるという意味ではやりやすいですよ。

ポイント5.航空機遅延費用の補償はあるか

日本からの直行便が出ていない地域に旅行・出張に行くことがあるなら、併せてチェックしておいたほうがいいのが、航空機遅延費用=寄託手荷物遅延・紛失費用、乗継・出発遅延費用についての設定です。つまり

  • 到着地の空港で荷物を待っていてもなかなか出てこない、ロストバゲージに遭った
  • 乗継便を使って日本へ帰国するつもりだったが、前の飛行機が遅れたせいで、乗る予定だった飛行機に乗れなかった
  • 乗るつもりだった飛行機が機体の整備不良で遅れたので空港で時間をつぶす羽目になった

などのトラブルに巻き込まれた場合、一定の条件のもとで、身の回り品を購入したり、レストランで食事したりした場合の費用を補償してくれると考えましょう。

海外旅行保険が充実しているゴールドカード5選

海外旅行保険が充実しているゴールドカード5選

海外旅行保険が充実しているゴールドカードとして

  1. ラグジュアリーカード/Mastercard Titanium Card
  2. アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  3. JCBゴールド
  4. 三井住友カード ゴールド
  5. セゾン・アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

の5つを紹介します。

1.ラグジュアリーカード/Mastercard Titanium Card

国際ブランドMastercard®
初年度年会費(税込)55,000円
2年目~年会費(税込)55,000円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本1.00%
ポイント還元率/上限2.20%
ポイント倍増方法商品券との交換

もともとは、アメリカで発行が開始された富裕層向けのクレジットカードです。日本では、新生銀行傘下のクレジットカード会社・アプラスが発行しています。

死亡・高度障害時の補償額(本会員) 最高1億2,000万円
家族特約 あり
※6親等以内の血族、3親等以内の姻族が対象
航空機遅延費用の補償 あり
※本会員、家族特約対象者ともに利用可能

ラグジュアリーカード/Mastercard Titanium Cardには、以下の補償内容の海外旅行保険が自動付帯しています。

項目 本会員/家族カード会員 家族特約対象者
傷害死亡・後遺障害保険金 最高1億2,000万円 最高1,000万円
傷害治療費用保険金 200万円限度
疾病治療費用保険金 200万円限度
携行品損害保険金(1事故事故負担額3,000円) 1旅行中100万円限度保険期間中100万円限度
賠償責任保険金 最高1億円
救援者費用保険金 保険期間中500万円限度
乗継遅延費用 1回の到着便の遅延について最高2万円(宿泊料金・食事代)
出発遅延・欠航・搭乗不能費用 1回の出発遅延・欠航もしくは運休・搭乗不能について最高2万円(食事代)
受託手荷物遅延費用 1回の受託手荷物の遅延について最高2万円(衣類・生活必需品)
受託手荷物紛失費用 1回の受託手荷物の遅延について最高4万円(衣類・生活必需品)

特筆すべき点は、傷害死亡・後遺障害保険金の最高額でしょう。本会員の場合は、1億2,000万円が上限として設定されています。また、航空機遅延費用については、そもそも設定がなかったり、あっても本会員のみが対象だったりするゴールドカードも多いです。しかし、ラグジュアリーカード/Mastercard Titanium Cardの場合、航空機遅延費用についても設定がある上に、家族特約対象者であっても、本会員と同様に利用できます。

2.アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
カード分類ゴールドカード
国際ブランドAMEX(アメックス)
申込方法-
発行スピード通常1~3週間
年会費(税込)31,900円
年会費備考-
ショッピング総利用枠(上限)-
ポイント還元率(下限)0.50%
ポイント還元率(上限)0.50%
交換可能マイルANAマイル(1ポイント=0.5マイル、メンバーシップ・リワード・プラス登録で1ポイント=1マイル(年間参加費 3,300円))
JALマイル(1ポイント=0.3マイル、メンバーシップ・リワード・プラス登録で1ポイント=0.4マイル(年間参加費 3,300円))
スカイマイル(1ポイント=0.5マイル、メンバーシップ・リワード・プラス登録で1ポイント=0.8マイル(年間参加費 3,300円))
ETCカード年会費(税込)0円
電子マネーチャージ楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)10,000万円、家族特約1,000万円
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)5,000万円、家族特約1,000万円
ショッピング保険/国内利用(最大)500万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度
100%(2/2)75万円20万円12.0日4.5

1980年に日本で初めて発行されたゴールドカードが、このアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードです。業界の先駆けとして、今でも充実したサービスを提供し続けています。

死亡・高度障害時の補償額(本会員) 最高1億円
家族特約 あり
※本会員の配偶者、生計をともにする親族
航空機遅延費用の補償 あり
※本会員のみが対象

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードには、以下の内容の海外旅行保険が付帯しています。

会員の属性 本会員 本会員の家族 家族カード会員
傷害死亡・後遺障害保険金 最高1億円(うち5,000万円は利用付帯) 最高1,000万円(自動付帯) 5,000万円(利用付帯)
傷害治療費用保険金 最高300万円(うち100万円は利用付帯) 最高200万円(自動付帯) 最高300万円(利用付帯)
疾病治療費用保険金 最高300万円(うち100万円は利用付帯) 最高200万円(自動付帯) 最高300万円(利用付帯)
賠償責任保険金 最高4,000万円(自動付帯) 最高4,000万円(利用付帯)
携行品損害保険金(免責3千円/年間限度額100万円) 1旅行中最高50万円(自動付帯) 1旅行中最高50万円(利用付帯)
救援者費用保険金 保険期間中最高400万円(うち100万円は利用付帯分) 保険期間中最高300万円(自動付帯) 保険期間中最高400万円(利用付帯)

また、本会員であれば、航空機遅延費用についても補償を受けることが可能です。補償額と適用条件をまとめました。

保険金の種類 補償金額 保険金を支払う場合
乗継遅延費用 最高20,000円 航空便を乗り継ぐ予定が、乗り継ぎ地点までの到着便の遅延によって搭乗する予定だった航空便に搭乗することができず、到着便の実際の到着時刻から4時間以内に代替便に搭乗することができなかった場合、宿泊料金や食事代を2万円を限度として補償。
出航遅延、欠航、搭乗不能費用 最高20,000円 1回の出航遅延、欠航もしくは運休または搭乗不能について搭乗する予定だった航空便について、出航予定時刻から4時間以上の出航遅延や航空便の欠航などで搭乗することができず、出航予定時刻から4時間以内に代替となる航空便に搭乗できなかった場合、食事代を2万円を限度として補償します。
受託手荷物遅延 最高20,000円 1回の受託手荷物の遅延について航空便が目的地に到着してから6時間以内に、カード会員様の身の回り品で搭乗時に航空会社が受託した手荷物が目的地に運搬されなかったために、会員が目的地において負担した衣類や生活必需品の購入費用を2万円まで補償。
受託手荷物紛失 最高40,000円 航空便が目的地に到着してから48時間以内に、受託した手荷物が目的地に運搬されなかった場合、手荷物は紛失したものとみなし、到着後96時間以内に目的地において負担した衣類や生活必需品の購入費用を4万円まで補償。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに付帯している海外旅行保険を利用する場合、考えたいのが家族の分の保険のことです。死亡・後遺障害保険金は、家族特約対象者であれば最高額が1,000万円になっていますが、家族カード会員であれば5,000万円までに跳ね上がります。そのため、18歳以上の家族であれば、家族カードを発行してもらって補償額を増やしてもらうほうがいいでしょう。もちろん、18歳未満であれば、一部の例外を除き家族カードも持てないので、家族特約の対象者として保険を使えるようにしておけばかまいません。

3.JCBゴールド

JCBゴールド

JCBゴールド
カード分類ゴールドカード
国際ブランドJCB
申込方法-
発行スピード即日発行
※モバイル即時入会サービスはJCB公式サイト経由のみ対象。モバ即の入会条件は以下2点になります。 【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い) 【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
年会費(税込)11,000円
年会費備考-
ショッピング総利用枠(上限)-
ポイント還元率(下限)0.50%
ポイント還元率(上限)10.00%
交換可能マイルANAマイル(1ポイント=3マイル、500ポイント以上1ポイント単位、交換上限なし)
JALマイル(1ポイント=3マイル、500ポイント以上1ポイント単位、交換上限15,000ポイント)
スカイマイル(1ポイント=3マイル、500ポイント以上1ポイント単位、交換上限なし)
ポイント備考-
ETCカード年会費(税込)0円
電子マネーチャージQUICPay利用、楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)10,000万円(利用付帯:5,000万円)、家族特約1,000万円
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)5,000万円(利用付帯:5,000万円)
ショッピング保険/国内利用(最大)500万円

日本発の国際ブランドとしても有名なクレジットカード会社、JCBのプロパーカードであるゴールドカードです。

死亡・高度障害時の補償額(本会員) 最高1億円
家族特約 あり
航空機遅延費用の補償 あり
※一部の項目については本会員のみ対象

JCBゴールドには、以下の内容の海外旅行保険が付帯しています。

項目 本会員/家族カード会員 家族特約対象者
傷害死亡・後遺障害保険金 最高1億円 最高1,000万円
傷害治療費用保険金 1回の事故につき300万円限度 1回の事故につき200万円限度
疾病治療費用保険金 1回の事故につき300万円限度 1回の事故につき200万円限度
携行品損害保険金(1事故事故負担額3,000円) 1旅行中50万円限度保険期間中100万円限度
賠償責任保険金 1回の事故につき1億円限度 1回の事故につき2,000万円限度
救援者費用保険金 400万円限度 200万円限度

また、航空機遅延費用についても補償が受けられます。ただし、乗継遅延費用保険金および出航遅延費用等保険金については、本会員しか補償を受けられないので注意してください。

補償の種類 保険金額 保険金を支払う場合
乗継遅延費用保険金 2万円限度 搭乗した航空便の遅延により実際の到着時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合、ホテル等客室料および代替便が利用可能となるまでの間に負担した食事代が支払われる。
出航遅延費用等保険金 2万円限度 出航予定時刻から4時間以内に当該航空便または代替便を利用できなかった場合、利用可能になるまでの間に負担した食事代が支払われる。
寄託手荷物遅延費用保険金 2万円限度 到着後6時間以内に手荷物が届かなかった場合で、到着後48時間以内の旅行行程中に衣類・生活必需品を購入した場合、その費用が支払われる。
寄託手荷物紛失費用保険金 4万円限度 到着後48時間以内に手荷物が届かなかった場合を紛失とみなし、到着後96時間以内の旅行行程中に衣類・生活必需品を購入した場合、その費用が支払われる。

本会員、家族カード会員ともに死亡・後遺障害保険金の最高額が1億円に設定されているのはやはり大きいです。また、海外旅行保険とは直接の関係はありませんが、JCBは海外旅行時の日本語サポートに定評があるクレジットカード会社としても知られています。以下の都市には、公式サポートカウンターとして「JCBプラザラウンジ」「JCBプラザ」が設置されているので、保険を使うほどのトラブルではなくても、困ったことがあったら相談しましょう。

JCBプラザラウンジの設置都市 ロサンゼルス
ホノルル
グアム
ソウル
台北
香港
シンガポール
バンコク
パリ
JCBプラザ設置都市一覧 ロサンゼルス
ホノルル
ラスベガス
サンフランシスコ
サイパン
ニューヨーク
オーランド
バンクーバー
トロント
上海
北京
大連
ソウル
台北
バリ
ホーチミンシティ
セブ
クアラルンプール
シェムリアップ
シドニー
ケアンズ
ゴールドコースト
オークランド
クイーンズタウン
ロンドン
ローマ
マドリード
バルセロナ
フランクフルト
ウィーン
コペンハーゲン

4.三井住友カード ゴールド

三井住友カード ゴールド

三井住友カード ゴールド
カード分類ゴールドカード
国際ブランドVisa、Mastercard®
申込方法-
発行スピード最短3営業日
年会費(税込)11,000円
年会費備考※インターネット入会で初年度年会費無料
※マイ・ペイすリボの登録+年1回以上のリボ払い手数料の支払いで年会費半額
※WEB明細書サービス利用+年6回以上のカード利用で年会費1,100円割引
※Visa、MasterCard両方お申込みの場合は年会費2,200円
※年間利用合計額が100万円~300万円未満で年会費20%割引
※年間利用合計額が300万円以上で年会費半額
※初年度年会費無料(~2023年3月31日申し込み分迄)
ショッピング総利用枠(上限)200万円
ポイント還元率(下限)0.50%
ポイント還元率(上限)5.00%
交換可能マイルANAマイル(5ポイント=3マイル、500ポイント以上500ポイント単位、※ANAカード会員の方の場合)
ETCカード年会費(税込)550円
電子マネーチャージiD(専用)利用、楽天Edy、WAON(オートチャージ可)
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)5,000万円(利用付帯)、家族特約1,000万円
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険/国内利用(最大)300万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度
100%(6/6)115万円58万円10.7日4.5

三井住友銀行傘下のクレジットカード会社である三井住友カードが発行するゴールドカードです。

死亡・高度障害時の補償額(本会員) 最高5,000万円
家族特約 あり
※19歳未満の一定の条件に当てはまる親族のみ
寄託手荷物遅延・紛失費用、乗継・出発遅延費用の補償 なし

三井住友カード ゴールドには、以下の内容の海外旅行保険が付帯しています。

項目 本会員/家族カード会員 家族特約対象者
傷害死亡・後遺障害保険金 最高5,000万円(利用付帯) 最高1,000万円
傷害治療費用保険金 1回の事故につき300万円限度 1回の事故につき200万円限度
疾病治療費用保険金 1回の事故につき300万円限度 1回の事故につき200万円限度
携行品損害保険金(1事故事故負担額3,000円) 1旅行中かつ1年間で50万円限度 1旅行中かつ1年間で50万円限度
賠償責任保険金 1回の事故につき5,000万円限度 1回の事故につき2,000万円限度
救援者費用保険金 500万円限度 200万円限度

注意点として押さえておきたいのは

  1. 家族特約対象者の範囲が狭い

点です。

「家族特約対象者の範囲が狭い」についてですが、家族特約の対象になるのは次の条件に当てはまる人だけです。

  1. 本会員と生計を共にする19歳未満の同居の親族
  2. 本会員と生計を共にする19歳未満の別居の未婚の子
つまり、同居・別居を問わず、19歳になった時点で家族特約の対象から外れてしまいます。

三井住友カード ゴールド

三井住友カード ゴールド
カード分類ゴールドカード
国際ブランドVisa、Mastercard®
申込方法-
発行スピード最短3営業日
年会費(税込)11,000円
年会費備考※インターネット入会で初年度年会費無料
※マイ・ペイすリボの登録+年1回以上のリボ払い手数料の支払いで年会費半額
※WEB明細書サービス利用+年6回以上のカード利用で年会費1,100円割引
※Visa、MasterCard両方お申込みの場合は年会費2,200円
※年間利用合計額が100万円~300万円未満で年会費20%割引
※年間利用合計額が300万円以上で年会費半額
※初年度年会費無料(~2023年3月31日申し込み分迄)
ショッピング総利用枠(上限)200万円
ポイント還元率(下限)0.50%
ポイント還元率(上限)5.00%
交換可能マイルANAマイル(5ポイント=3マイル、500ポイント以上500ポイント単位、※ANAカード会員の方の場合)
ETCカード年会費(税込)550円
電子マネーチャージiD(専用)利用、楽天Edy、WAON(オートチャージ可)
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)5,000万円(利用付帯)、家族特約1,000万円
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険/国内利用(最大)300万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度
100%(6/6)115万円58万円10.7日4.5

5.セゾン・アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
カード分類ゴールドカード
国際ブランドAMEX(アメックス)
申込方法-
発行スピード最短3営業日
年会費(税込)11,000円
年会費備考-
ショッピング総利用枠(上限)300万円
ポイント還元率(下限)0.75%
ポイント還元率(上限)1.00%
交換可能マイルANAマイル(1ポイント=3マイル、交換上限なし、交換手数料無料)
JALマイル(1ポイント=2.5マイル、交換上限なし、交換手数料無料)
ETCカード年会費(税込)0円
電子マネーチャージiD利用、QUICPay利用、楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)5,000万円
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)5,000万円
ショッピング保険/国内利用(最大)200万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度
100%(2/2)75万円20万円12.0日4.5

国内の大手クレジットカード会社・クレディセゾンがアメリカン・エキスプレスと提携して発行しています。

死亡・高度障害時の補償額(本会員) 最高5,000万円
家族特約 あり
寄託手荷物遅延・紛失費用、乗継・出発遅延費用の補償 あり
※家族特約対象者でも利用可能

セゾン・アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードには、以下の内容の海外旅行保険が付帯しています。

項目 本会員/家族カード会員 家族特約対象者
傷害死亡・後遺障害保険金 最高5,000万円(うち4,000万円は利用付帯) 最高1,000万円
傷害治療費用保険金 1回の事故につき300万円限度 1回の事故につき300万円限度
疾病治療費用保険金 1回の事故につき300万円限度 1回の事故につき300万円限度
携行品損害保険金 30万円限度(自己負担額3,000円、1品あたり10万円限度) 30万円限度(自己負担額3,000円、1品あたり10万円限度)
賠償責任保険金 3,000万円限度 3,000万円限度
救援者費用保険金 200万円限度 200万円限度

また、航空機遅延費用についても補償が受けられる上に、家族特約対象者も利用可能です。

補償の種類 保険金額 保険金を支払う場合
乗継遅延費用保険金 3万円限度 搭乗した航空便の遅延により実際の到着時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合、ホテル等客室料および代替便が利用可能となるまでの間に負担した食事代が支払われる。
出航遅延費用等保険金 3万円限度 出航予定時刻から4時間以内に当該航空便または代替便を利用できなかった場合、利用可能になるまでの間に負担した食事代が支払われる。
寄託手荷物遅延費用保険金 10万円限度 到着後6時間以内に手荷物が届かなかった場合で、到着後48時間以内の旅行行程中に衣類・生活必需品を購入した場合、その費用が支払われる。
寄託手荷物紛失費用保険金 10万円限度 到着後48時間以内に手荷物が届かなかった場合を紛失とみなし、到着後96時間以内の旅行行程中に衣類・生活必需品を購入した場合、その費用が支払われる。

今回の記事で紹介した他のゴールドカードに比べると、航空機遅延費用の補償が受けられる対象になる人が多いうえに、補償額自体も高いことが大きなメリットとして挙げられます。そのため、日本からの直行便が出ていない地域への旅行・出張を控えている場合は、検討すべきゴールドカードの1つです。ただし、傷害死亡・後遺障害保険金が最高5,000万円、救援者費用が最高200万円とやや低めです。気になるなら、他のクレジットカードや海外旅行保険商品で補完しましょう。


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