結婚式場情報サービス「ゼクシィ」、飲食店情報・予約サービス「ホットペッパー」等、各種サービスで知られるリクルートのクレジットカード「リクルートカード」が、2019年8月15日(木)より、Google PayとApple Payに対応しました。
リクルートカードとは?
出典:リクルートのクレジットカード Recruit Card
最初に、リクルートカードについて説明しましょう。
高いポイント還元率で有名
リクルートカードは、リクルートホールディングス傘下のリクルートライフスタイルが発行するクレジットカードです。リクルートホールディングス傘下の各社が提供しているサービスを利用する際、リクルートカードを使うと、高いポイント還元が受けられます。
ポンパレ(オンラインショッピングモール)での利用 | 利用額の4.2%相当のポイントを還元 |
じゃらん(ホテル・旅館等の予約サイト)での利用 | 利用額の3.2%相当のポイントを還元 |
また、リクルート系列以外の店舗・サービスの利用であっても、利用額の1.2%相当のポイントが還元されます。
なお、貯めたポイントは、
- リクルートポイントとして、リクルート系列の店舗・サービスを利用した際の支払いに使う
- Pontaポイントに交換し、Ponta加盟店での支払いに使う
- Pontaポイントに交換し、JALのマイルに交換する
などの方法で活用できます。
対応したのはJCBのみ
今回、リクルートカードがGoogle PayとApple Payに対応したと書きました。しかし、どの国際ブランドであっても、この2つの決済アプリに紐づけて使えるわけではありません。
リクルートカード
カード分類 | 一般カード |
国際ブランド | VISA、Mastercard®、JCB |
申込方法 | Web申込み |
発行スピード | - |
年会費(税込) | 0円 |
年会費備考 | - |
ショッピング総利用枠(上限) | - |
ポイント還元率(下限) | 1.20% |
ポイント還元率(上限) | 3.20% |
交換可能マイル | - |
ETCカード年会費(税込) | 0円 |
電子マネーチャージ | 楽天Edy、Suica |
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) | 2,000万円 |
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) | 2,000万円 |
ショッピング保険/国内利用(最大) | 200万円 |
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率 審査通過/申込者数 | ショッピング 限度額平均 | キャッシング 限度額平均 | カード発行 までの日数平均 | 対応 満足度 |
---|---|---|---|---|
80%(4/5) | 46万円 | 4万円 | 8.2日 | 3.8 |
Google Payとは?
出典:Google Pay(日本)– ポイントも支払いもこれ 1 つで
次に、Google Payについて説明しましょう。
Androidのスマートフォンで使えるモバイル決済
Google Payとは、Androidのスマートフォンで使えるモバイル決済の1つです。
予めクレジットカード情報を登録し、電子マネーの
- iD
- QUICPay
のいずれかの加盟店で支払いができる仕組みです。
また、以下の電子マネーも、Google Payと紐づけて利用できます。
- Suica
- 楽天Edy
- nanaco
- WAON
Apple Payとは?
さらに、Apple Payについて説明しましょう。
iPhoneで使えるモバイル決済
名前の通り、
- iPhone
- iPad
- Apple Watch
など、iOSを搭載したスマートフォン・タブレットで使えるモバイル決済です。
電子マネーやクレジットカードを紐づけて使う、という仕組み自体は、先ほどのGoogle Payと変わりません。現状、次の電子マネーに対応しています。
- iD
- QUICPay
- Suica
QUICPayが使えるお店は?
2019年8月現在、QUICPayが使える店舗・サービスの一覧は、こちらのリンクから確認できます。
iDが使えるお店は?
2019年8月現在、iDが使える店舗・サービスの一覧は、こちらのリンクから確認できます。
今回のニュースに関する考察
リクルートカードは、リクルート系列以外の店・サービスでの利用であっても、1.2%もの高い還元率を誇るカードとして知られています。今回、Google PayやApple Payと紐づけて使えるようになったことで、「出かけるときはできれば携帯1つで」という人の需要も取り込めるかもしれません。
加盟店がVisa、MasterCardに比べると圧倒的に少ないという欠点はありますが、海外に行ったときにきめ細かいサービスが受けられるのは、JCBの魅力でしょう。