たこ焼きチェーン店「築地銀だこ」を主力に展開する外食チェーン運営会社の株式会社ホットランド(以下、ホットランド)は、楽天ペイメント株式会社が運営する共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」を導入する旨を発表しました。2019年10月1日から運用開始予定です。
楽天ポイントカード導入の概要
これまで、築地銀だこでは、リピーターの獲得策として、スタンプカードを導入していました。今回、楽天ポイントカードを導入したことで、ますますポイントが貯めやすくなるはずです。最初に、築地銀だこにおける楽天ポイントカードの導入の概要について、説明しましょう。
サービスの概要
概要 | 国内対象店舗にて、 ・ 精算時に「楽天ポイントカード」または「楽天ポイントカードアプリ」を提示すると、「楽天ポイント」が付与される。 ・ 支払い時に「楽天ポイント」を利用できる。 |
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サービス開始時期 | 2019年10月1日(予定) |
対象店舗 | ・ 築地銀だこ ・ 銀だこハイボール酒場 ・ 銀だこ大衆酒場 ・ 銀だこ鉄板道場 * 一部店舗を除く |
対象商品 | 対象店舗で販売する商品 * 催事店舗、宅配商品など一部対象外のものあり |
ポイント付与率 | 110円(税込)の支払いに対し、「楽天ポイント」を1ポイント付与 |
ホットランドってどんな会社?
ホットランドは、たこ焼き専門店の「築地銀だこ」を中心に、次のチェーン店を運営しています。一部のチェーン店については、香港・アメリカ・台湾にも進出を果たしました。
自社ブランドとして展開するもの
- 築地銀だこ(たこ焼き専門店)
- 銀のあん(たい焼き専門店)
- 日本橋からり(天ぷら専門店)
- コーヒービーン&ティーリーフ(カフェ)
グループ会社ブランドとして展開するもの
- ごっつい(鉄板焼き・お好み焼き専門店)
- 大釜屋(たこ焼き専門店)
- コールド・ストーン・クリーマリー(アイスクリーム専門店)
【2019年8月更新】楽天ポイントカードが使える飲食チェーン店一覧
楽天ポイントカードのように、共通ポイントカードを導入することで、店舗には次のメリットがもたらされます。
- 来店頻度が増える
- 販売促進ツール、ノウハウの提供等が受けられる
- 顧客管理の手間がかからない
そこで、2019年8月12日現在の情報に基づき、楽天ポイントカードが使える飲食チェーン店をまとめました。なお、
- 複数の都道府県で店舗を展開している
- カード、アプリともに利用できる
- ポイントを貯める・使うの両方が可能
な店舗のみをリストにしています。
楽天ポイントカードが使える飲食店リスト
今回のニュースに関する考察
先に触れた通り、自店独自のポイントカードの発行を取りやめ、楽天ポイントカードをはじめとする共通ポイントの導入に踏み切るチェーン店が増えています。ここまでくると、共通ポイントはもはや貨幣としての価値を持つものとして扱って構わないでしょう。普段の生活必需品の買い物で、ポイントを貯めることを意識するだけでも、かなりの節約効果が期待できます。