アメリカ発の国際ブランドとしても知られるAmerican Express。その運営会社であるアメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc．は、新型コロナウイルス感染症により苦境に陥った中小店舗への支援キャンペーン「SHOP SMALL」を開催すると発表しました。このキャンペーンは、日本を含めた世界10か国以上で、今後2億アメリカドル（約210億円）を投じて展開されるとのことです。
キャンペーンへの参加方法
参照：中小店舗への支援を世界で展開「SHOP SMALL（ショップスモール）」 7月3日（金）開始 | アメリカン・エキスプレスのプレスリリース | 共同通信PRワイヤー
キャンペーンの参加方法を簡単に解説しましょう。
- 公式ホームページでエントリー手続きをすます
- 対象となる加盟店で買い物、食事をする
の2つを済ませれば大丈夫です。
対象となるカード
今回のキャンペーンに参加できるカードは、以下のカード会社が発行したクレジットカードで、国際ブランドとしてAmerican Expressが付帯したものです。
- アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc.(日本支社)
- クレディセゾン
- 三菱UFJニコス（および同社が提携するカード発行会社、フランチャイジー会社）
- エムアイカード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
| カード分類 | ゴールドカード |
| 国際ブランド | AMEX（アメックス） |
| 申込方法 | - |
| 発行スピード | 通常1～3週間 |
| 年会費（税込） | 31,900円 |
| 年会費備考 | - |
| ショッピング総利用枠（上限） | - |
| ポイント還元率（下限） | 0.50% |
| ポイント還元率（上限） | 0.50% |
| 交換可能マイル | ANAマイル（1ポイント=0.5マイル、メンバーシップ・リワード・プラス登録で1ポイント=1マイル(年間参加費 3,300円）） JALマイル（1ポイント=0.3マイル、メンバーシップ・リワード・プラス登録で1ポイント=0.4マイル(年間参加費 3,300円）） スカイマイル（1ポイント=0.5マイル、メンバーシップ・リワード・プラス登録で1ポイント=0.8マイル(年間参加費 3,300円）） |
| ETCカード年会費（税込） | 0円 |
| 電子マネーチャージ | 楽天Edy |
| 海外旅行傷害保険／死亡後遺障害（最大） | 10,000万円、家族特約1,000万円 |
| 国内旅行傷害保険／死亡後遺障害（最大） | 5,000万円、家族特約1,000万円 |
| ショッピング保険／国内利用（最大） | 500万円 |
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
| 審査通過率 審査通過／申込者数 | ショッピング 限度額平均 | キャッシング 限度額平均 | カード発行 までの日数平均 | 対応 満足度 |
|---|---|---|---|---|
| 100%（2/2） | 75万円 | 20万円 | 12.0日 | 4.5 |
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
| カード分類 | ゴールドカード |
| 国際ブランド | AMEX（アメックス） |
| 申込方法 | - |
| 発行スピード | 最短3営業日 |
| 年会費（税込） | 11,000円 |
| 年会費備考 | - |
| ショッピング総利用枠（上限） | 300万円 |
| ポイント還元率（下限） | 0.75% |
| ポイント還元率（上限） | 1.00% |
| 交換可能マイル | ANAマイル（1ポイント=3マイル、交換上限なし、交換手数料無料） JALマイル（1ポイント=2.5マイル、交換上限なし、交換手数料無料） |
| ETCカード年会費（税込） | 0円 |
| 電子マネーチャージ | iD利用、QUICPay利用、楽天Edy |
| 海外旅行傷害保険／死亡後遺障害（最大） | 5,000万円 |
| 国内旅行傷害保険／死亡後遺障害（最大） | 5,000万円 |
| ショッピング保険／国内利用（最大） | 200万円 |
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
| 審査通過率 審査通過／申込者数 | ショッピング 限度額平均 | キャッシング 限度額平均 | カード発行 までの日数平均 | 対応 満足度 |
|---|---|---|---|---|
| 100%（2/2） | 75万円 | 20万円 | 12.0日 | 4.5 |
MUFGカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
| カード分類 | ゴールドカード |
| 国際ブランド | AMEX（アメックス） |
| 申込方法 | - |
| 発行スピード | 最短3営業日 |
| 年会費（税込） | 2,095円 |
| 年会費備考 | ※楽Pay利用分が翌月以降に繰越されると、次回の年会費半額 |
| ショッピング総利用枠（上限） | 200万円 |
| ポイント還元率（下限） | 0.40% |
| ポイント還元率（上限） | 0.99% |
| 交換可能マイル | JALマイル（1ポイント=2マイル、200ポイント以上100ポイント単位、年間交換上限15,000ポイント） |
| ETCカード年会費（税込） | 0円 |
| 電子マネーチャージ | 楽天Edy |
| 海外旅行傷害保険／死亡後遺障害（最大） | 2,000万円（自動付帯：2,000万円） |
| 国内旅行傷害保険／死亡後遺障害（最大） | 2,000万円 |
| ショッピング保険／国内利用（最大） | 100万円（リボ払い・分割払いの場合のみ） |
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
| 審査通過率 審査通過／申込者数 | ショッピング 限度額平均 | キャッシング 限度額平均 | カード発行 までの日数平均 | 対応 満足度 |
MICARD+ GOLD（エムアイカード プラス ゴールド）
| カード分類 | ゴールドカード |
| 国際ブランド | VISA、AMEX（アメックス） |
| 申込方法 | - |
| 発行スピード | - |
| 年会費（税込） | 11,000円 |
| 年会費備考 | ※入会月から翌月末迄にWebエムアイカード会員に登録で初年度無料 ※入会月から翌月末迄に5万円以上のカード利用で初年度無料 |
| ショッピング総利用枠（上限） | - |
| ポイント還元率（下限） | 1.00% |
| ポイント還元率（上限） | 8.00% |
| 交換可能マイル | ANAマイル（1ポイント=0.25マイル、2,000ポイント以上2,000ポイント単位、マイルをエムアイポイントへ交換した場合、エムアイポイントを他方のマイルへ交換出来ません） JALマイル（1ポイント=0.5マイル、3,000ポイント以上1,000ポイント単位、マイルをエムアイポイントへ交換した場合、エムアイポイントを他方のマイルへ交換出来ません） |
| ETCカード年会費（税込） | 0円 |
| 電子マネーチャージ | - |
| 海外旅行傷害保険／死亡後遺障害（最大） | 10,000万円（自動付帯：5,000万円） |
| 国内旅行傷害保険／死亡後遺障害（最大） | 5,000万円（自動付帯：1,000万円） |
| ショッピング保険／国内利用（最大） | 300万円 |
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
| 審査通過率 審査通過／申込者数 | ショッピング 限度額平均 | キャッシング 限度額平均 | カード発行 までの日数平均 | 対応 満足度 |
|---|---|---|---|---|
| 100%（1/1） | 20万円 | 30万円 | 5.0日 | 3.0 |
エントリーは、以下のリンクから行えます。
また、対象となる店舗は、以下のリンクから探しましょう。
個人商店こそキャッシュレスを活用すべき理由
今回のキャンペーンは、アメリカン・エキスプレスが「中小企業、個人商店への支援」を行うことを目的として開催されます。開催にあたり、アメリカン・エキスプレスが出したプレスリリースをもとに、この目的について掘り下げてみましょう。
「営業を続けられない」が40％
日本でも、東京や大阪などの大都市を中心に、営業自粛や縮小を余儀なくされた店舗が相次ぎました。中には、営業再開にこぎつけることができず、閉店した店舗もあるでしょう。アメリカン・エキスプレスが今回のキャンペーンに伴い実施したアンケートでも、「事業継続に必要な水準に回復するまで、私の店は営業を続けられないと思う」と答えた人が40％にも達しました。
参照：中小店舗への支援を世界で展開「SHOP SMALL（ショップスモール）」 7月3日（金）開始 | アメリカン・エキスプレスのプレスリリース | 共同通信PRワイヤー
「地元の常連客」は踏ん張り時
また、今回のアンケートでは「店がコロナ禍から回復するために最も重要になる支援者」についても質問がなされています。結果は以下の通り「地元の常連客」が35％と首位に立ちました。
参照：中小店舗への支援を世界で展開「SHOP SMALL（ショップスモール）」 7月3日（金）開始 | アメリカン・エキスプレスのプレスリリース | 共同通信PRワイヤー
個人商店こそキャッシュレスを活用すべき理由は？
個人商店の側からすると「地元の常連客に来てもらってこそ、自分たちの事業は継続できる」という考えを持っている人は多いのかもしれません。確かに、観光で一時的に来る人ではなく、気に入ってさえくれればいつでも来てくれそうな人の心をつかめるかが重要になるでしょう。そこで考えるべきなのが「キャッシュレスの導入」です。
2020年6月30日に終了したキャッシュレス・消費者還元事業をきっかけに、キャッシュレスの導入に踏み切る個人商店も増えました。しかし
- ノウハウがないので運用できるかわからない
- 決済手数料が高い
- 現金払いだけでも問題なく運営できていた
などの理由で、キャッシュレスの導入を見送った個人商店があったのも確かです。
それでも、筆者が「個人商店こそキャッシュレスを活用すべき」と考える理由について説明しておきましょう。理由は以下の2点です。
- 現金の場合、両替手数料が高くつく
- 衛生的に優れている
まず「現金の場合、両替手数料が高くつく」ですが、店舗の運営コストの観点から、両替機および窓口対応での両替手数料を徴収する銀行が増えています。例えば、三井住友銀行の場合の手数料は、以下の通りです。
1回の手数料は大したことがないように思えますが、長期間に渡れば、それだけで多大なコストになるのもわかるでしょう。
また「衛生的に優れている」ですが、お金＝硬貨、紙幣は誰が触ったかわからない以上、新型コロナウイルスをはじめとした細菌・ウイルスの温床にもなりかねません。こまめな手洗いで防げる部分もありますが、やはり、できる限り接触の機会を減らすほうがいいでしょう。
楽天カード
三井住友カード
Orico Card THE POINT
