大手クレジットカード会社の三井住友カードは「三井住友カード」など、自社発行カード(プロパーカード)のデザインを一新する旨を発表しました。カードの種別ごとに、段階的にデザインの変更を進めていくとのことです。
デザイン変更の概要
今回の発表で明らかになった、デザイン変更の対象になるカードについて、解説しましょう。
デザイン変更の対象になるカード
デザイン変更の対象となるカードは、以下のカードです。
2020年2月3日から変更
2020年2月3日からデザインが変更になるのは、以下のカードです。
- 三井住友カード プラチナ(Visa、Mastercard®)
- 三井住友カード ゴールド(Visa、Mastercard®)
- 三井住友カード(Visa、Mastercard®)
2020年3月以降変更
一方、2020年3月以降にデザインが変更になるのは、以下のカードです。
- 三井住友エグゼクティブカード(Visa、Mastercard®)
※2023年1月末で募集停止 - 三井住友アミティエカード(Visa、Mastercard®)
※2023年1月末で募集停止 - 三井住友カード(旧クラシックカード)A(Visa、Mastercard®)
※2023年1月末で募集停止
変更してもらうには?
変更対象となるカードをすでに使っている人に対しては、公式ホームページ内でカードの切り替えの案内が行われています。2020年1月30日17時までであれば、変更予約が可能です。
その他の詳細は、公式ホームページから確認しましょう。
デザイン変更で、何がどう変わる?
出典:三井住友カード、新たなキャッシュレス決済エクスペリエンスを提供~お客さまの快適なキャッシュレスライフを見据えた「安心」「便利」の新しいスタンダードをご提案~
今回のデザイン変更に伴い、対象となるカードについては、カードの表面に番号が記載されなくなります。それ以外にも様々な変更点、キャンペーンの開催予定があるため、併せて説明しましょう。
カード番号が裏面に記載される
最も特徴的な変更点としては「カード番号などの情報が、裏面に記載される」ということでしょう。
日本で発行されているクレジットカードの多くは
- カード番号
- カード会員名
- 有効期限
を表面に記載するのが一般的です。
しかし、今回の変更により、三井住友カードで発行するプロパーカードについては、裏面にこれらの情報が記載されるようになります。また、国際ブランドとしてVisaが付帯しているクレジットカードには「Visa クイックリード」が採用されています。
タッチ決済が標準装備される
これまでにも、一部のVisaクレジットカード、デビットカードには「Visaのタッチ決済」が採用されてきました。以下の写真のように、対応したカードを専用の端末にタッチすれば、それだけで決済が完了するシステムです。
今回のデザイン変更に伴い、対象となるカードのうち、国際ブランドとしてVisaが付帯しているものには「Visaのタッチ決済」が標準装備されることになりました。
キャンペーンも続々開催予定
三井住友カードによれば、今回のデザイン変更に伴い、様々なキャンペーンを行うとのことです。一覧にまとめました。
※下記キャンペーンは終了しています。
No | キャンペーン名称 | 詳細 |
---|---|---|
1 | 年会費無料キャンペーン | 新たに三井住友カードに入会すると、年会費が永年無料となるキャンペーンを実施。 |
2 | 20%還元キャンペーン | 三井住友カードに新規入会のうえ、アプリにログインすると、もれなく利用額の 20%を還元。(最大 12,000 円) |
3 | 「タダチャン!」キャンペーン | 三井住友カードに新規入会のうえ、アプリにログインすると、抽選で 1/50 の確率で利用代金がタダになるキャンペーンを実施。 |
4 | Visa のタッチ決済体験キャンペーン(第一弾) | Visa のタッチ決済機能付きカードへの切り替え手数料を無料化のうえ、Visa のタッチ決済を利用すると、もれなく最大 1,000 円プレゼント。 ※第二弾キャンペーンも別途予定 |
出典:三井住友カード、新たなキャッシュレス決済エクスペリエンスを提供~お客さまの快適なキャッシュレスライフを見据えた「安心」「便利」の新しいスタンダードをご提案~
作っておくべきクレジットカードは?
三井住友カードの長所は「大手銀行傘下ならではの安心感」です。紛失等のトラブル時の対応も、長年にわたる運営で培ってきたノウハウがあるため、きめが細かいのが大きな特徴でしょう。
三井住友カードA
※2023年1月末で募集停止
他に国際ブランドとしてVisaが付帯しているカードを持っていたとしても、サブカードとしておすすめできるのが「三井住友カードA」です。
三井住友カード
カード分類 一般カード
国際ブランド Visa、Mastercard®
申込方法 -
発行スピード 最短3営業日
年会費(税込) 1,375円
年会費備考 ※インターネット入会で初年度年会費無料
※マイ・ペイすリボの登録+年1回以上のリボ払い手数料の支払いで年会費無料
※VISA・MasterCard2枚お申し込みの場合は年会費275円
※カード利用代金WEB明細書サービス利用&過去1年間に6回以上の請求があると年会費550円割引
※年間利用合計額が100万円~300万円未満で年会費半額
※初年度年会費無料(~2023年3月31日申し込み分迄)
※年300万円以上利用で翌年度無料
ショッピング総利用枠(上限) 100万円
ポイント還元率(下限) 0.50%
ポイント還元率(上限) 5.00%
交換可能マイル ANAマイル(5ポイント=3マイル、500ポイント以上500ポイント単位、※ANAカード会員の方の場合)
ポイント備考 ■「マイ・ペイすリボ」登録+利用
「マイ・ペイすリボ」でリボ払い手数料の請求がある月は、通常+0.5ポイント加算。
■月間利用ボーナス
・合計金額5万円(税込)以上利用で50ポイント
・合計金額10万円(税込)以上利用で100ポイント
以降5万円ごとに100ポイント付与
ETCカード年会費(税込) 550円
電子マネーチャージ iD(専用)利用、楽天Edy、WAON(オートチャージ可)
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) 2,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) -
ショッピング保険/国内利用(最大) 100万円(リボ払い・分割払い(3回以上)の場合のみ)
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数ショッピング
限度額平均キャッシング
限度額平均カード発行
までの日数平均対応
満足度
86%(36/42) 36万円 20万円 9.1日 4.1
三井住友カード
カード分類 一般カード
国際ブランド Visa、Mastercard®
申込方法 -
発行スピード 最短3営業日
年会費(税込) 1,375円
年会費備考 ※インターネット入会で初年度年会費無料
※マイ・ペイすリボの登録+年1回以上のリボ払い手数料の支払いで年会費無料
※VISA・MasterCard2枚お申し込みの場合は年会費275円
※カード利用代金WEB明細書サービス利用&過去1年間に6回以上の請求があると年会費550円割引
※年間利用合計額が100万円~300万円未満で年会費半額
※初年度年会費無料(~2023年3月31日申し込み分迄)
※年300万円以上利用で翌年度無料
ショッピング総利用枠(上限) 100万円
ポイント還元率(下限) 0.50%
ポイント還元率(上限) 5.00%
交換可能マイル ANAマイル(5ポイント=3マイル、500ポイント以上500ポイント単位、※ANAカード会員の方の場合)
ポイント備考 ■「マイ・ペイすリボ」登録+利用
「マイ・ペイすリボ」でリボ払い手数料の請求がある月は、通常+0.5ポイント加算。
■月間利用ボーナス
・合計金額5万円(税込)以上利用で50ポイント
・合計金額10万円(税込)以上利用で100ポイント
以降5万円ごとに100ポイント付与
ETCカード年会費(税込) 550円
電子マネーチャージ iD(専用)利用、楽天Edy、WAON(オートチャージ可)
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) 2,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大) -
ショッピング保険/国内利用(最大) 100万円(リボ払い・分割払い(3回以上)の場合のみ)
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数ショッピング
限度額平均キャッシング
限度額平均カード発行
までの日数平均対応
満足度
86%(36/42) 36万円 20万円 9.1日 4.1
大きな差は、付帯している保険の内容です。「三井住友カード A」の場合は、海外・国内旅行保険が付帯していますが、「三井住友カード」の場合、付帯しているのは海外旅行保険のみです。
海外・国内旅行保険が充実しているものがよければ「三井住友カード A」、そうでなければ「三井住友カード」を選ぶといいでしょう。