国際ブランドとしてVisaが付帯したプリペイドカードの発行を中心に、決済サービスの提供を行っている株式会社Kyashは、同社のプリペイドカード「Kyash」がモバイル決済のApple Payに対応したことを発表しました。
Apple PayでKyashを使うには?
出典:Kyash (キャッシュ) – いつものカードがもっと便利に
Apple PayでKyashを使うためには
- 設定できるカードを入手する
- 必要な設定を行う
の2つは最低限必要になります。順番を追って解説しましょう。
Apple Payに設定できるKyashのカードとは?
以下の3つです。
- Kyash Card
- Kyash Card Lite
- Kyash Card Virtual
簡単な違いを表にまとめました。
項目/カードの種類 | Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual |
---|---|---|---|
1回あたりの利用限度額 | 30万円 | 5万円(24時間あたりも) | 3万円(24時間あたりも) ※本人認証なし:5千円 |
1ヶ月あたりの利用限度額 | 100万円 | 12万円 | 12万円 ※本人認証なし:2万円 |
発行手数料 | 900円 | 300円 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% | 1.0% (2020/5/1より0.5%) |
0.5% |
3つのカードのうち、Kyash CardとKyash Card Liteはプラスチック製のカードが発行されるため、実際に手元に届くまでには時間がかかります。今すぐ使ってみたいという人は、Kyash Card Virtualがあればまずは十分でしょう。
Kyash Visaカード
発行会社 | 株式会社 Kyash |
国際ブランド | VISA |
カード種類 | プリペイドカード |
登録可能カード | クレジットカード(VISA、Mastercard)、デビットカード(VISA、Mastercard) |
リアルカード | ○ |
バーチャルカード | ○ |
モバイル決済 | ○QUICKPay |
年会費(税別) | 0円 |
審査 | なし |
発行期間 | リアルカード:数日 バーチャルカード:即時発行 |
登録可能カード枚数 | 5枚 |
ポイント還元率下限 | 0.50% |
ポイント還元率上限 | 1.00% |
ポイント有効期限 | 180日 |
リアルタイム送金 | ○ |
1日最大利用限度額 | リアルカード:5万円 バーチャルカード:3万円 |
1カ月最大利用限度額 | リアルカード:12万円 バーチャルカード:12万円 |
Apple PayへのKyashの追加方法
Apple PayでKyashを使うには、設定が必要です。
Kyashアプリで設定する場合
ウォレット画面中央の「Apple Payに設定」をタップしましょう。
出典:本日よりKyash VisaカードがApple Payに設定できるようになりました
Walletアプリから設定する場合
Walletアプリを起動し、右上の+ボタンから、Kyash Visaカードを設定しましょう。
出典:本日よりKyash VisaカードがApple Payに設定できるようになりました
実際の店舗で使ってみよう
コンビニなどの実店舗でKyashを設定したApple Payを使うには「QUICPayで支払います」と伝え、端末にタップすれば大丈夫です。
Kyashを使うために必要なクレジットカードは?
これまでKyashを使ったことがなくても、興味が出てきたならぜひ一度使ってみましょう。しかし、注意してほしいことが1つあります。Kyashの支払元として利用できるクレジットカードやデビットカードには条件があるということです。まずは、使おうとしているクレジットカードが、以下の条件を満たしているかどうかを確認しましょう。
- 本人名義のカード
- 日本国内発行のカード
- 有効期限内のカード
- 利用停止/不可となっていないカード
- 国際ブランドとしてVisaまたはMastercardが付帯しているカード
2020年4月現在、国際ブランドとしてJCB、American Express、Dinersが付帯しているクレジットカードは、Kyashの支払元として利用することはできません。
これまでのKyashを巡る経緯とTwitter上の反応
Kyash(現在のKyash Card Lite)はこれまでに、VisaやMastercardが付帯したクレジットカードやデビットカードでチャージをし、Visaの加盟店=使えるお店で支払いをすると、利用額の1%のポイントが残高に足されるお得なプリペイドカードとして人気を博してきました。
しかし、海外では利用できなかったことから、海外でも利用できるKyashとして、Kyash Cardがその後登場しています。
還元率にすると1.0%ものポイント還元が受けられることや、デビットカードを支払元にすれば事実上現金払いでも割引が受けられることから、根強い人気を誇るKyash。今回のApple Payへの対応に関しても、Twitterでは様々な反応が飛び交っています。ここで、いくつかツイートを紹介しましょう。
Twitter上の反応
KyashがApple Payに対応!
登録しようとしてるけど
混んでるのかSMSが届かないあとは大丈夫な気もするけど
還元の対象になるかどうか🤔 pic.twitter.com/JsTm9QAipC— ゆずひこ@キャッシュレスVTuber (@yuzuhiko_blog) April 7, 2020
KyashがついにQuic Payに!!!
これでサインレスかつポイント還元も、されるので事実上最強カードになりました
Apple Payで使えるのは強すぎ!
さっそく設定しました😎 pic.twitter.com/2C4eXJBIge
— 64ちたん@健康第一 (@TAB_6400) April 7, 2020
Apple Pay、カードが並びすぎてわけがわからなくなってきた pic.twitter.com/cmzP3v7Cih
— わら (@tkykishr) April 7, 2020