【映画好きの学生必見】クレジットカードや携帯電話会社の特典を駆使して映画を割引料金で見る方法。映画を見るのにクレジットカードがあると便利な理由も解説

学生時代は、授業の予定を上手にやりくりすれば、平日に映画を見に行くのも十分可能です。しかし、一度映画館に行くと、少なくとも1,500円程度はかかってしまいます。たまに行くならあまり気にする必要はありませんが、映画が好きな人なら、どうにかして節約したほうがいいでしょう。

そこで今回は

  •  大学生でも持てる、使える
  •  映画館で「鑑賞料金の割引」が受けられる

クレジットカードとサービスを紹介します。

映画館で優待が受けられるクレジットカード4選

映画館で優待が受けられるクレジットカード4選

映画館で優待が受けられるクレジットカードを紹介しましょう。なお、節約額の例は

  •  学生料金が設けられている場合は学生料金で、そうでない場合は一般料金で計算
  •  月2回、1年間通った場合の節約額を想定

という前提に基づいて計算しています。

1.イオンカード(ミニオンズ)

イオンカード(ミニオンズ)

イオンカード(ミニオンズ)
カード分類一般カード
国際ブランドVISA、Mastercard®
申込方法-
発行スピード即日発行
即時(最短5分)発行受付時間:~21:30まで
年会費(税込)0円
年会費備考-
ショッピング総利用枠(上限)50万円
ポイント還元率(下限)0.50%
ポイント還元率(上限)1.00%
交換可能マイルJALマイル(1ポイント=0.5マイル、1,000ポイント以上500ポイント単位)
ETCカード年会費(税込)0円
電子マネーチャージiD利用、WAON(オートチャージ可)
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)-
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)-
ショッピング保険/国内利用(最大)50万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度

割引が受けられる映画館の例および料金/ イオンシネマ:学生料金1,500円(税込) → 1,000円(税込)
※ 学校を卒業したあとは、一般料金1,800円(税込) → 1,000円(税込)
割引を受ける上での注意点 会員専用ページの「暮らしのマネーサイト MyPage」内に設置されているバナーからの購入が必須
※1年間に購入可能な枚数は50枚まで
1年間の節約額(例) 12,000円(= 500円 × 2回 × 12カ月)

映画館での優待

全国のイオン系の商業施設に併設されているイオンシネマで割引が受けられるクレジットカードです。イオンシネマには高校生、大学生向けの料金として「学生料金(1,500円)」が設けられていますが、そこから500円引きの1,000円で映画が見られます。

また、割引を受けるには、会員専用ページの「暮らしのマネーサイト MyPage」内に設置されているバナーから、見たい映画と劇場を選んで購入する仕組みです。自分以外の人の分も購入できますが、1年間に購入できる枚数は50枚までと決まっています。

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上手に配分を考えて使いましょうね!

映画以外の優待特典

イオンカードと名前にあるだけに、日本全国のイオン系列の商業施設で優待が受けられるカードです。代表例として、以下のものが挙げられます。

お客さま感謝デー 毎月20日、30日にイオンカードで買い物をすると5%引きになる
ときめきWポイントデー 毎月10日に、イオン系列店以外のお店で買い物をするとポイントが2倍になる

おすすめする人

  •  家や職場の近所にイオンシネマがある
  •  イオンシネマ以外で映画を見ることはあまりない
  •  家族や友達とも一緒に映画を見にいくことが多い

2.エポスカード

エポスカード

エポスカード
カード分類一般カード
国際ブランドVISA
申込方法Web申込み、郵送申込み、店頭申込み
発行スピード通常1週間
店頭申込(マルイ各店カードセンター)の場合、即日発行(最短30分)
年会費(税込)0円
年会費備考-
ショッピング総利用枠(上限)-
ポイント還元率(下限)0.50%
ポイント還元率(上限)0.50%
交換可能マイルANAマイル(1ポイント=0.5マイル)
JALマイル(1ポイント=0.5マイル)
ETCカード年会費(税込)0円
電子マネーチャージQUICPay利用、楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)500万円(自動付帯:500万円)
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)-
ショッピング保険/国内利用(最大)-
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度

割引が受けられる映画館の例および料金 イオンシネマ:一般料金1,800円 → 1,400円
ユナイテッド・シネマ / シネプレックス:一般料金1,800円 → 1,300円
チネチッタ/当日窓口一般料金より300円OFF
割引を受ける上での注意点 劇場により「事前に会員サイト(エポトクプラザ)での購入が必須」なのか「窓口でエポスカードを提示すればいい」のかが異なるので気を付けること。
1年間の節約額(例) 14,400円(=600円 × 2回 × 12カ月)

映画以外の優待特典

マルイ系列の店舗以外でも、様々な施設と提携していることで有名なエポスカード。もちろん、映画館とも提携しています。


例えば、有名なところだと、このような映画館で割引が受けられるのです。

  •  イオンシネマ:一般料金1,800円 → 1,400円
  •  ユナイテッド・シネマ / シネプレックス:一般料金1,800円 → 1,300円
  •  チネチッタ/当日窓口一般料金より300円OFF

また、いわゆるミニシアターだと

  •  キネマ旬報シネマ
  •  吉祥寺ヲデヲン

などでも、鑑賞料金の割引(一般鑑賞料金より300円オフ)が受けられます。

映画以外の優待特典

映画以外にも、飲食店、カラオケ、スポーツクラブなどで優待が受けられるので、出かける予定がある場合は、会員専用サイトの「エポトクプラザ」をまずはチェックしてみましょう。

例えば、こんな店舗で優待が受けられます。

  •  魚民(居酒屋):会計から1,000円引き
  •  コナミスポーツクラブ:会費の支払いでエポスポイントが2~4倍になる
  •  ビックエコー(カラオケ):室料30%オフ

おすすめする人

  •  ミニシアターの映画も好き
  •  飲食店、カラオケ、スポーツクラブなどを使う機会も多い

3.楽天PINKカード

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割引が受けられる映画館の例および料金 ヒューマックスシネマ:一般料金1,900円 → 1,300円
割引を受ける上での注意点 別途「RAKUTEN PINKY LIFE」(月額330円)への加入が必要。実際に映画を見るときは、コンビニなどでチケットを発券しなくてはいけない。
1年間の節約額(例) 14,400円(=600円 × 2回 × 12カ月)

映画館での優待

楽天PINKカードでは、会員向けの優待サービスとして「RAKUTEN PINKY LIFE」(月額330円)が提供されています。このサービスを使うことで、映画館での優待が受けられる仕組みです。

代表例として、首都圏で映画館を展開するヒューマックスシネマの場合は、一般料金が1,900円のところ、1,300円で鑑賞できます。ただし、映画館での優待を受ける場合は、事前にコンビニでチケットを発券しないといけないので、時間に余裕を持って対応しましょう。

映画以外の優待特典

「RAKUTEN PINKY LIFE」では、映画以外にも、様々な特典が用意されています。一例を紹介しましょう。

  •  東京お台場大江戸温泉物語(スーパー銭湯):最大3,098円 → 1,900円
  •  tutuannna(下着、靴下専門店)→2,000円以上購入で10%オフ
  •  ビックエコー(カラオケ):室料最大30%オフ
  •  カラオケ コート・ダジュール(カラオケ):室料(通常)20%オフ

これらの特典を上手に使えば、映画以外にもお得になるはずです。


もちろん、楽天が提供するサービスでも、優待が受けられます。こちらについても、一例を紹介しましょう。

  •  楽天市場:500円オフ
  •  楽天ブックス:本、CD、DVDが1000円オフ
(補足)ただし、1カ月に1回のみ利用可能など、様々な条件があります。

おすすめする人

  •  映画だけでなく、別の施設でも優待を受けたい人

4.ルミネカード

ルミネカード

ルミネカード
カード分類一般カード
国際ブランドVISA、Mastercard®、JCB
申込方法-
発行スピード即日発行
通常2週間
店頭受取の場合、仮カードを即日発行(ルミネ各店舗および大船ルミネウィング)
年会費(税込)1,048円
年会費備考-
ショッピング総利用枠(上限)80万円
ポイント還元率(下限)0.50%
ポイント還元率(上限)3.68%
交換可能マイル-
ETCカード年会費(税込)524円
電子マネーチャージ楽天Edy、Suica(オートチャージ可)
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)500万円(自動付帯:500万円)
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)1,000万円
ショッピング保険/国内利用(最大)-
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度
87%(13/15)29万円14万円7.6日3.7

割引が受けられる映画館の例および料金/ イオンシネマ:一般料金1,800円(税込) → 1,300円(税込)
MOVIX&松竹系映画館:一般料金1,800円(税込) → 1,300円(税込)
ユナイテッドシネマ/シネプレックス:一般料金1,800円(税込) → 1,300円(税込)
109シネマズ/ムービル:一般料金1,800円(税込) → 1,300円(税込)
割引を受ける上での注意点 事前に「ルミネスタイル」を通じて金券を取り寄せる必要あり
1年間の節約額(例) 12,000円(= 500円 × 2回 × 12カ月)

映画館での優待

ルミネカードの会員が映画館での優待を受けられる仕組みについて、解説しましょう。法人向けの福利厚生サービスの1つに「クラブオフ」があります。

これは本来は、加盟している企業の従業員およびその家族でなくては、サービスを受けることはできません。

しかし、ルミネカードの会員であれば会員向けの「ルミネスタイル」というサービスを利用できます。「ルミネスタイル」の運営をビューカードから委託されているのが、「クラブオフ」の運営会社である株式会社リロクラブなのです。「ルミネスタイル」を使うと、映画館での優待が受けられます。


具体例をいくつか紹介しましょう。

  •  イオンシネマ:一般料金1,800円(税込) → 1,300円(税込)
  •  MOVIX&松竹系映画館:一般料金1,800円(税込) → 1,300円(税込)
  •  ユナイテッドシネマ/シネプレックス:一般料金1,800円(税込) → 1,300円(税込)
  •  109シネマズ/ムービル:一般料金1,800円(税込) → 1,300円(税込)
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地方で強いイオンシネマでも、都心で強いMOVIXやユナイテッドでも割引が受けられるので、帰省したときにも使えますよ!

ただし、これらの割引を受けられる映画館であっても、ルミネカードで支払うだけでは、割引にならないので注意してください。具体的に言うと

  •  事前に割引を受けるための金券を申し込む
  •  金券が届いたら、その金券を使ってチケットを手配する

という手順が必要になるので、忘れないように気を付けましょう。例えば、イオンシネマでチケットを購入する場合、以下の手順で進めることになります。

映画以外の優待特典

ルミネカードは、JR東日本が傘下のカード会社であるビューカードを通じて発行するクレジットカードです。名前の通り、同社がJR東日本沿線で展開しているファッションビルの「ルミネ」での割引が充実しています。

  •  ルミネ内に入居している店舗での買い物の際に、ルミネカードで支払いをすると常時5%引きになる
  •  年に数回は、割引率が5%から10%にアップするセールを行う

など、買い物が好きな人にもうれしい特典が揃っています。

もちろん、ルミネに入居している店舗であれば、本や化粧品を購入しても、5%(もしくは10%)オフになるので、かなりお得です。

おすすめする人

  •  映画館の運営会社に関わらずまんべんなく割引を受けたい
  •  映画も好きだけど買い物も好き
  •  通常は割引が利かない本、化粧品をよく買う
  •  地方出身なので、帰省した時にも映画館には行きたい

映画館で優待が受けられる携帯電話会社のサービス

映画館で優待が受けられる携帯電話会社のサービス

一方、クレジットカードを使わなくても、携帯電話会社のサービスを使うことで、映画館の割引が受けられる場合もあります。

1.auスマートパスプレミアム

割引が受けられる映画館の例および料金 ユナイテッドシネマ/シネプレックス:一般料金1,800円(税込) → 1,400円(税込)
大学生1,500円 → 1,300円
TOHOシネマズ:毎週月曜日のみ一般、大学生は1,200円
割引を受ける上での注意点 TOHOシネマズについては、月曜日のみの割引であるため注意
1年間の節約額(例) 7,200円(=300円 × 2回 × 12カ月)

映画館での優待

大手通信会社・KDDIが提供する携帯電話サービス・auの会員向けサービスです。月額499円支払うと、提携する施設での優待が受けられます。日本全国に展開している映画館の場合は

  •  ユナイテッドシネマ/シネプレックス
  •  TOHOシネマズ

で優待を受けることが可能です。

ただし、TOHOシネマズの場合は、毎週月曜日だけの限定特典であるため、タイミングを合わせて使いましょう。

映画以外の優待特典

auスマートパスプレミアムには、映画以外にも様々な特典が用意されています。例えば

  •  サンドラッグ(ドラッグストア):希望する商品を15%オフで購入
  •  ファミリーマート(コンビニ):au PAYでの支払い時に利用できる50円割引クーポン

など、特定の店舗で利用できるクーポンも配信されているので、活用する価値はあるはずです。

おすすめする人

  •  よく行く映画館はユナイテッドシネマかTOHOシネマズ
  •  クーポンが好き
  •  auの携帯電話を使っている

【参考】映画を見るのにクレジットカードがあると便利な理由

【参考】映画を見るのにクレジットカードがあると便利な理由

最後に、なぜ映画を見るのにクレジットカードがあると便利なのか、考えてみましょう

1.事前にチケットを手配できる

映画館の運営会社や映画館が実際にある場所によっても、多少の差はありますが、映画館のチケットは

  •  事前にオンラインで座席を指定して購入する
  •  実際に現地に行き、チケットカウンターで座席を指定して購入する

のが一般的です。

平日だったり、公開されてから時間が経っている作品なら、実際に現地に行ってからでも特に問題はありません。しかし、土日祝日だったり、人気作品で公開されてから時間が経っていないなら、現地に行ってからではチケットが買えない可能性も十分に考えられます。

貴重な時間を無駄にせず、ゆっくり落ち着いて映画を楽しむためにも、できる限りオンラインで事前にチケットは確保しておきましょう。そして、オンラインでの支払いになる以上、クレジットカードがあった方がやっぱり便利です。

2.現金での支払いよりだいぶ安く映画が見られる

一部の例外を除いて、学生は社会人に比べると、自由に使えるお金は多くありません。限られたお金を上手に使ってどう楽しむかも、学生のうちは考えないといけないでしょう。やはり、クレジットカードを上手に活用して、少しでも映画代を節約するようにしましょう。

数字を用いた方がわかりやすいので、具体的なケースを考えてみます。イオンシネマに毎月2回映画を見に行った場合、映画代を現金で支払う場合と、イオンカード(ミニオンズ)で支払う場合とで、1年間でいくら違ってくるか計算しました。

結果は以下の通りです。

※エクセル

全部現金で支払った場合:1,500円 × 2回 × 12カ月 = 36,000円
全部カードで支払った場合:1,000円 × 2回 × 12カ月 = 24,000円
差額:36,000円 - 24,000円 = 12,000円

学生であるなら12,000円あればだいぶいろいろなことができるでしょう。

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学生にとっては、勉強も大事ですが「時間があるうちにしかできないこと」をするのも大事です。映画が好きなら、時間が許す限り見ておくといいと思います。ただ、社会人に比べると使えるお金が少ない以上、どう使うか考えたほうがいいですよ!

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