楽天デビットカードは6種類|年会費がかかるのはVisaのゴールド5,500円とシルバー2,200円だけ、ポイントは全種類100円=1ポイント

白地に淡い緑の円を敷いたアイキャッチ。楽天銀行デビットカードのタグと「楽天デビットカードは6種類ある/年会費がかかるのはVisaの2枚だけ」という見出しを置き、Mastercardの無料、パンダJCBの永年無料、JCBの永年無料、ベーシックVisaの永年無料、シルバーVisaの2,200円、ゴールドVisaの5,500円の6枚をカードで並べ、下にポイントは100円=1ポイント・ポイントの差は種類による差なし・種類の切替は550円かかる場合あり・払った年会費は返金なしの4項目を置いた構成

「楽天デビットカード」と呼ばれているのは、楽天銀行が発行するデビット機能付きキャッシュカードです。ひとつの商品名ではなく、2026年10月13日時点で6種類が並んでいます。国際ブランドはMastercard・JCB・Visaの3つ、年会費は無料のものと有料のものが混ざっています。

結論から書くと、6種類のうち4種類は年会費が無料で、お金がかかるのはVisaのゴールドとシルバーだけです。ポイントの貯まり方は共通なので、有料の2枚を選ぶ理由は還元率ではなく付帯保険と優待にあります。

2026年10月13日に楽天銀行の公式ページで確認した要点

  • ラインアップは6種類。Mastercardが1枚、JCBが2枚(通常とパンダデザイン)、Visaが3枚(ベーシック・シルバー・ゴールド)。
  • 年会費が有料なのはゴールド5,500円(税込)とシルバー2,200円(税込)の2枚だけ。残りの4枚は無料。
  • ポイントは100円の利用につき1ポイント。貯まったポイントは1ポイント=1円としてデビットの支払いに使える。
  • 付帯保険はVisaの上位2枚だけ。ゴールドは国内/海外旅行傷害保険とショッピング保険、シルバーはショッピング保険。
  • すでに口座を持っている人が別の種類へ切り替えると、条件によって発行手数料550円(税込)がかかる。
  • 有料カードは、年会費を引き落とせないとデビットカード機能が強制退会になる(キャッシュカード機能は残る)。

6種類の年会費を並べる

楽天銀行のデビットカード一覧ページには、6枚のカードが年会費つきで並んでいます。表記は「無料」「永年無料」「5,500円(税込)」「2,200円(税込)」の4通りです。

カード名 国際ブランド 年会費(税込) 付帯保険
楽天銀行デビットカード Mastercard 無料 なし
楽天銀行パンダデビットカード JCB 永年無料 なし
楽天銀行デビットカード JCB 永年無料 なし
楽天銀行ベーシックデビットカード Visa 永年無料 なし
楽天銀行シルバーデビットカード Visa 2,200円 ショッピング保険
楽天銀行ゴールドデビットカード Visa 5,500円 国内/海外旅行傷害保険、ショッピング保険

年会費は楽天銀行のデビットカード一覧とデビットカードの年会費、付帯保険はVisaデビットの案内で2026年10月13日に確認した。

楽天銀行のデビットカード一覧ページのキャプチャ。楽天銀行デビットカード(Mastercard)年会費無料、楽天銀行パンダデビットカード(JCB)年会費永年無料、楽天銀行デビットカード(JCB)年会費永年無料、楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)年会費5,500円(税込)、楽天銀行シルバーデビットカード(Visa)年会費2,200円(税込)、楽天銀行ベーシックデビットカード(Visa)年会費永年無料の6枚がカード券面の画像つきで並んでいる
楽天銀行のデビットカード一覧。6枚のうち年会費がかかるのはVisaのゴールドとシルバーだけ(2026年10月13日に確認)。

Mastercardだけ表記が「無料」で、ほかの無料カードは「永年無料」になっています。この書き分けの意味については公式ページに説明が見当たりませんでした。この記事では確認できていません。

ポイントの貯まり方は全種類で同じ

デビットカードの一覧ページには、特長として「高いポイント還元率」が挙げられ、「100円のご利用につき1ポイントたまる」「1ポイント=1円としてご利用いただけます」と書かれています。この条件はカードの種類ごとには分けられていません。

つまり、年会費5,500円のゴールドでも、年会費無料のベーシックやJCBでも、貯まるポイントは同じです。有料のカードを選んでも還元率が上がるわけではない、ということになります。

年会費を取り戻すのに必要な年間利用額(100円=1ポイントで計算)

無料の4種類0円
シルバー 2,200円22万円
ゴールド 5,500円55万円

この図は、年会費と同額のポイントを貯めるのに必要な利用額を出したものです。100円で1ポイント、1ポイント=1円なので、還元は利用額の1%にあたります。シルバーなら年22万円、ゴールドなら年55万円を使って、ようやく年会費と同じだけのポイントが戻る計算です。

ただしこれは「年会費分のポイントが戻る」ラインであって、無料カードと比べて得になるラインではありません。同じ金額を無料のカードで使っても同じポイントが貯まるので、有料カードを選んだ時点で年会費のぶんだけ不利になります。

有料カードを選ぶ理由は、ポイントではなく付帯保険とVisaゴールド優待特典です。年55万円使うかどうかではなく、その保険と優待に5,500円を払う価値があるかで判断することになります。

この試算は公式が示している数値(100円=1ポイント、1ポイント=1円)から当サイトが計算したものです。楽天銀行が公表している金額ではありません。

有料の2枚で何が付くのか

Visaデビットの案内ページには、ゴールドとシルバーに付く内容が書かれています。差が出るのは保険と優待の2点です。

ゴールドデビットカード(Visa)年会費5,500円

  • 国内/海外旅行傷害保険
  • ショッピング保険
  • Visaゴールド優待特典
  • ポイントは100円=1ポイント(他と同じ)
シルバーデビットカード(Visa)年会費2,200円

  • 旅行傷害保険は付かない
  • ショッピング保険
  • Visaゴールド優待特典
  • ポイントは100円=1ポイント(他と同じ)

ゴールドとシルバーの差額は3,300円で、その差で付くのが国内/海外旅行傷害保険です。旅行に行かないならシルバーで足りる、という切り分けになります。逆にショッピング保険も旅行保険も要らないなら、無料の4枚から選べば年会費はかかりません。

各カードの個別の条件は、ゴールドデビットカード(Visa)、シルバーデビットカード(Visa)、ベーシックデビットカード(Visa)、デビットカード(JCB)の各ページにまとめています。

年会費が引き落とせないと、デビット機能が止まる

有料の2枚には、年会費まわりに注意すべき条件が付いています。楽天銀行の「デビットカードの年会費」ページに書かれている内容です。

楽天銀行の「デビットカードの年会費」ページのキャプチャ。楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)は5,500円(税込)、楽天銀行シルバーデビットカード(Visa)は2,200円(税込)の年会費がかかると書かれ、初年度の年会費はカード入会月の翌月末日までに普通預金口座から随時引落、2年目以降は年会費ご請求月の月末日に引落、所定の引落期間内に初年度の年会費が引落完了しなかった場合はデビットカード機能の強制退会手続をすること、デビット機能を停止した場合でも年会費は発生し、支払った年会費の返金は一切しないことが並んでいる
年会費の引落タイミングと、引き落とせなかった場合の扱い(2026年10月13日に確認)。
場面 公式ページに書かれている扱い
初年度(口座開設と同時に申込) カード入会月の翌月末日までの間に、普通預金口座から随時引落
初年度(口座開設後に申込) 申込時に口座残高から引落。残高不足の場合は申し込めない
2年目以降 年会費ご請求月の月末日に引落
初年度に引き落とせなかった デビットカード機能の強制退会手続(キャッシュカード機能は残る)
2年目以降に引き落とせなかった 一定期間引落を続け、それでも引き落とせないまま一定期間が経過すると強制退会手続
デビット機能を停止した 停止しても年会費は発生する。止めるにはカードの退会手続が必要
払った年会費 返金は一切しない

見落としやすいのは最後の2行です。「使わないからデビット機能だけ止めておこう」としても、年会費は発生し続けます。止めるにはカードそのものを退会する手続きが要る、と明記されています。そして一度払った年会費は戻りません。

種類を変えると550円かかることがある

すでに楽天銀行のデビット機能付キャッシュカードを持っている人が、別の種類に切り替える場合、条件によって発行手数料550円(税込)がかかります。公式ページは、手数料がかかる場合を2つ挙げています。

550円(税込)がかかる切替

  • デビットカード(Mastercard)・パンダデビットカード(JCB)・デビットカード(JCB)・ベーシックデビットカード(Visa)の4枚のあいだでの切替
  • パンダデビットカード(JCB)への切替
切替に含まれると書かれている行為

  • いま使っているカードを解約してから申し込む場合
  • いま使っているカードのデビット機能を停止してから申し込む場合
  • 手数料は申込時点で普通預金口座から引き落とされる

いったん解約してから作り直しても「切替」として扱われる、という点が書かれています。手数料を避けるつもりで解約してから申し込む、という手は使えません。年会費や切替手数料がかかるカードを申し込むときは、その金額ぶんの残高を用意しておくよう案内されています。

どれを選ぶかの考え方

ポイントの条件が共通である以上、選ぶ軸は3つに絞られます。

選ぶときに見る3つ

① 国際ブランドMastercard/JCB/Visa
② 保険が要るか要るならVisaの上位2枚
③ 年会費を払うか払わないなら4枚から

海外で使う予定があるならブランドの通用度が効きます。ショッピング保険や旅行傷害保険を付けたいならVisaのシルバーかゴールド。どちらも不要なら、無料の4枚から好きなブランドやデザインで選べば、年会費はかかりません。デビットカードの使い方そのものはデビットカードの使い方にまとめています。

なお、楽天のETCカードは楽天カード(クレジットカード)に付帯するもので、デビットカードとは別の話です。条件は楽天ETCカードの年会費で扱っています。

よくある質問

楽天デビットカードは何種類ありますか

2026年10月13日時点で6種類です。Mastercardが1枚、JCBが2枚(通常とパンダデザイン)、Visaが3枚(ベーシック・シルバー・ゴールド)です。

年会費はかかりますか

6種類のうち4種類は無料です。かかるのは楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)の5,500円(税込)と、楽天銀行シルバーデビットカード(Visa)の2,200円(税込)です。

ポイント還元率はカードによって違いますか

公式ページでは、100円の利用につき1ポイント、1ポイント=1円として使える、という条件がカードの種類で分けずに書かれています。種類による差は示されていません。

ゴールドとシルバーの違いは何ですか

年会費の差は3,300円で、その差で付くのが国内/海外旅行傷害保険です。ショッピング保険とVisaゴールド優待特典はどちらにも付きます。

使わなくなったら年会費は止まりますか

止まりません。公式ページには、デビット機能の利用停止を設定した場合であっても年会費は発生し、止めるにはカードの退会手続が必要と書かれています。すでに支払った年会費の返金も一切しないとされています。

カードの種類を変えるのにお金はかかりますか

条件によって発行手数料550円(税込)がかかります。無料の4枚のあいだでの切替と、パンダデビットカード(JCB)への切替が対象です。解約してから申し込み直す場合も切替に含まれると書かれています。

年会費を払えなかったらどうなりますか

初年度は、カード入会月の翌月末日までに引落が完了しないとデビットカード機能の強制退会手続になります。2年目以降も、引き落とせないまま一定期間が経過すると同じ扱いです。いずれもキャッシュカード機能はそのまま使えます。

参考にした一次情報(いずれも2026年10月13日に閲覧)

・楽天銀行株式会社「楽天銀行デビットカード」/6種類のラインアップと年会費、ポイントの条件、切替時の発行手数料

・楽天銀行株式会社「デビットカードの年会費」/引落タイミング、引き落とせなかった場合の扱い、デビット機能停止時の年会費

・楽天銀行株式会社「Visaデビット」/ゴールドとシルバーに付く保険とVisaゴールド優待特典


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30枚以上のクレジットカードを保有するFP。一般カードから、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカード、法人カード、デビットカード、ETCカードと様々なカードを持ち、お得にカードを使うためにどうすれば良いのか?楽しく検証しています。マイルやポイントを貯める方法を中心につぶやきます。