スーパーICカード TOKYU POINT PASMO「三菱UFJ-VISA」は2025年3月末で全サービス終了|ETCカードは4月1日以降に使うとゲートが開かない

スーパーICカード TOKYU POINT PASMO「三菱UFJ-VISA」は、三菱UFJ銀行のキャッシュカードとクレジットカード、PASMO、TOKYU POINTを1枚にまとめたカードでした。現在このカードを新しく作ることはできません。それどころか、すでに持っている人の分も含めて、カードの機能そのものが止まっています。発行元の三菱UFJ銀行が公表している内容で、どこまで終わったのかを整理します。

先に結論

  • 三菱UFJ銀行は「スーパーICカードTOKYU POINT PASMOは2025年3月末をもって全てのサービスを終了しております」と掲示しています。カードの有効期限が残っていても終了です。
  • 止まったのはクレジット機能だけではありません。キャッシュカード機能・TOKYU POINT機能・PASMO機能の4つすべてです。
  • 付随していたETCカードは2025年4月1日以降に使うと料金所のゲートが開かず、事故につながるおそれがあると銀行が注意喚起しています。破棄するよう求められています。
  • 新規の申込受付は、それよりずっと前の2022年1月8日に全チャネルで終わっていました。
  • ゴールドの年会費11,000円(税込)は、2024年4月以降に新しく発生する分が免除されました。

2025年3月末で4つの機能がすべて止まっている

三菱UFJ銀行の「お取扱終了について」のページは、終了した機能を4つに分けて説明しています。1枚で4役をこなすカードだったので、終わり方も機能ごとに違います。

三菱UFJ銀行の公式サイトの画面。スーパーICカードTOKYU POINT PASMOお取扱終了についてのページで、キャッシュカード機能・クレジットカード機能・TOKYU POINT機能・PASMO機能それぞれの終了内容が表示されている
三菱UFJ銀行が掲示している終了のお知らせ。機能ごとの扱いと、PASMO残額・三菱UFJポイントの留意点がまとまっている(三菱UFJ銀行 スーパーICカードTOKYU POINT PASMOお取扱終了について)
機能銀行が掲示している扱い
キャッシュカード機能2025年3月末までに、クレジット機能のないICキャッシュカードを届出住所へ送付済み。不在や宛先不明などで受け取れなかった場合は、カード再発行の手続きが必要になることがある
クレジットカード機能本人カードの付随カード(ETCカード・プラスEXカード)の取り扱いも同時に終了
TOKYU POINT機能2025年3月末日で取り扱い終了
PASMO機能2025年3月末日で取り扱い終了

注目したいのはキャッシュカード機能の扱いです。銀行口座そのものが止まるわけではなく、クレジット機能を外したICキャッシュカードが代わりに送られています。つまり「口座は残るが、1枚にまとまっていた便利さは解消された」という終わり方です。受け取れていない場合は取引店に問い合わせるよう案内されています。

ETCカードは2025年4月1日以降、使ってはいけない

このカードの終了で、いちばん危険が大きいのがETCカードです。銀行は単に「使えなくなる」と書いているのではなく、安全上の警告として書いています。

三菱UFJ銀行の掲示では、ETCカードは2025年4月1日以降に利用すると、料金所のゲートが開かずに事故につながる可能性があり、大変危険だとして、必ずカードを破棄するよう求めています。

車載器に挿したままにしている人は要注意です。高速道路のETCレーンは、カードが無効だとバーが開きません。気づかないまま進入すると、後続車との追突につながります。

もう1枚の付随カードであるプラスEXカード(エクスプレス予約サービス)についても案内があります。こちらは乗車予約が残っている場合があるため、乗車が完了してからカードを破棄するよう書かれています。予約を取ったまま先に捨てると、乗車のときに困ることになります。

PASMOのチャージ残額と三菱UFJポイントには期限があった

機能が止まる前にやっておくことがいくつか案内されていました。すでに期限を過ぎているものばかりですが、どういう扱いだったのかを押さえておくと、同じ型のカードを持っているときの参考になります。

対象期限と扱い
PASMOのチャージ残額2025年3月末日までに使い切るか、PASMO事業者の駅で払いもどしの手続きをするよう案内。買い物金額がチャージ残額を上回っていても、PASMOと現金などを合わせて支払える
PASMOの払いもどし手数料2022年3月12日から手数料が発生している。金額はPASMOのホームページで確認するよう案内
三菱UFJポイント移行コース TOKYU POINT申し込みの受け付けは2024年11月30日で終了
三菱UFJポイントの交換カード券面上の有効期限内であっても、2025年3月末で終了
TOKYU POINTの照会・交換・移行TOKYU POINTデスク(03-6432-7564、9:30〜17:00、1月1日と2月第2日曜日を除く)へ問い合わせるよう案内
紛失・盗難の連絡取り扱いは2025年3月末日で終了したが、紛失・盗難が発生した際は2025年4月30日まで三菱UFJ銀行 喪失受付センター(0120-544-565)へ連絡するよう案内

ポイントの期限の立て方には特徴があります。カード券面に印字された有効期限がまだ先でも、ポイント交換は2025年3月末で打ち切られました。券面の日付を見て「まだ大丈夫」と考えると間に合わない設計だったということです。

支払い残高は一括で返さなくてよい

カードが終わると残高の扱いが気になりますが、銀行のよくあるご質問には「一括でお支払いいただく必要はありません。これまでどおりのお支払いをご継続いただきます」と書かれています。希望すれば一括返済もできるという案内です。

リボ払い・分割払いが残っていても、終了を理由に一括請求されるわけではありません。ただし1点だけ制約があります。有効期限が経過したあとは「リボ払い変更サービス」が使えなくなると明記されています。

あとから支払い方法をリボへ変えるやり方は取れなくなるので、残高の返し方は先に決めておく必要がありました。

新規申込みは2022年1月8日に終わっていた

サービス終了は2025年ですが、申し込めなくなったのはもっと前です。三菱UFJ銀行は2021年12月7日付で、ICクレジットカードとスーパーICカードの新規申込受付終了を告知しています。

三菱UFJ銀行の公式サイトの画面。ICクレジットカード・スーパーICカードの新規申込受付およびゴールドカード切替受付終了のお知らせで、対象カードと受付終了日が表示されている
2022年1月8日で新規申込受付が終了したことを告知するページ。対象カードにスーパーICカード TOKYU POINT PASMO(一般/ゴールド)が挙がっている(三菱UFJ銀行 ICクレジットカード・スーパーICカードの新規申込受付およびゴールドカード切替受付終了のお知らせ)

告知には「商品ラインナップの総合的な見直しを行い」とあり、2022年1月8日をもって、全ての券種・全てのチャネル(店頭・メールオーダー・ホームページ・三菱UFJダイレクト)で新規申込受付が終了すると書かれています。解約新規の扱いになるクレジット種類変更の受付も、同時に終わりました。

新規受付が終了した対象カード券種
ICクレジットカード一般/ゴールド
ICクレジットカード KIPS一般/ゴールド
スーパーICカードゴールド/ゴールドプレミアム
スーパーICカード TOKYU POINT PASMO一般/ゴールド

一般カードからゴールドカードへの切替(ランクアップ)も受付を終えています。三菱UFJダイレクト経由が2022年1月8日、VISAデスクへの依頼書郵送が2021年12月14日でした。

ゴールドの年会費は2024年4月以降の分が免除された

終了が決まってから実際に止まるまでの期間について、銀行は年会費の扱いを別のお知らせで示しています。

三菱UFJ銀行の公式サイトの画面。スーパーICカードSuicaおよびスーパーICカードPASMOお取り扱い終了に伴うゴールドカード年会費免除のお知らせが表示されている
ゴールド年会費の免除を告知するページ。免除の期間中もゴールドカードの機能は従来どおり使えると書かれている(三菱UFJ銀行 スーパーICカードSuicaおよびスーパーICカードPASMOお取り扱い終了に伴うゴールドカード年会費免除のお知らせ)

内容は3点です。2024年4月以降に新たに発生するゴールド年会費(消費税込11,000円)は免除。2024年3月までに請求済みの場合は通常どおり年会費が発生。そして年会費が免除となる期間も、ショッピングセイバーや海外旅行保険といったゴールドカードの機能は従来どおり使える、というものです。

この告知は、スーパーICカード Suica「三菱UFJ-VISA ゴールド」と連名で出されています。Suica版も同じ2025年3月31日に取り扱いを終えており、カード有効期限に関わらず終了すると明記されています。PASMO版だけの話ではなく、交通系ICを載せたスーパーICカードがまとめて整理されたという位置づけです。

いま手元にこのカードがある人がすること

すでに全機能が止まっているため、やるべきことは「残っている物と残高の始末」に絞られます。

1

ETCカードを車載器から抜いて破棄する

2025年4月1日以降の利用は危険だと銀行が明示しています。車に挿しっぱなしになっていないか確かめてください。

2

プラスEXカードは乗車予約の有無を確かめてから破棄する

予約が残っているなら、乗車が完了してからにするよう案内されています。

3

新しいICキャッシュカードが届いているか確かめる

クレジット機能のないICキャッシュカードが届出住所へ送られています。受け取れていなければ取引店へ問い合わせます。

4

支払い残高の返し方を決める

一括返済は必須ではありませんが、有効期限の経過後はリボ払い変更サービスが使えません。

5

PASMOのチャージ残額を確認する

払いもどしには手数料がかかります。金額はPASMOのホームページで確認するよう案内されています。

代わりのカードについて、三菱UFJ銀行の終了告知は特定の後継カードを名指ししていません。終了の理由として挙げられているのも「商品、サービス見直しの一環」という説明だけです。

PASMOとクレジットを1枚にまとめたいなら、同じ機能を持つ他社のカードを自分で選び直すことになります。当サイトではTOKYU CARD ClubQ JMB PASMOのスペックを別ページにまとめています。

よくある質問

いつから使えなくなりましたか

三菱UFJ銀行は、2025年3月末をもって全てのサービスを終了していると掲示しています。ゴールドを含め、カードの有効期限に関わらず2025年3月31日で取り扱いを終えています。

なぜ終了したのですか

銀行のよくあるご質問には「商品、サービス見直しの一環で、当該提携カードのサービスを終了させて頂くことになりました」と書かれています。これ以上の理由は公表されていません。

銀行口座も使えなくなりますか

口座まで止まるという案内はありません。クレジット機能のないICキャッシュカードが2025年3月末までに届出住所へ送られており、そちらで口座の取引を続ける形になります。

残っているリボ払いを一括で返す必要はありますか

ありません。「一括でお支払いいただく必要はありません。これまでどおりのお支払いをご継続いただきます」と案内されています。希望する場合は一括返済もできます。

ETCカードはそのまま持っていて大丈夫ですか

銀行は破棄するよう求めています。2025年4月1日以降に使うと料金所のゲートが開かず、事故につながる可能性があり大変危険だと明記されています。

貯まっていた三菱UFJポイントはどうなりましたか

ポイント交換は、カード券面上の有効期限内であっても2025年3月末で終了しています。TOKYU POINTへ移行するコースの申し込み受付は、それより前の2024年11月30日で終わっていました。

この記事で参照した公式情報

スーパーICカード TOKYU POINT PASMO「三菱UFJ-VISA」

0.00
8

年会費の安さ

8.0/10

ポイント・マイルのお得さ

8.0/10

付帯サービスの充実度

8.0/10

使い勝手の良さ

8.0/10

ステイタス性

8.0/10

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30枚以上のクレジットカードを保有するFP。一般カードから、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカード、法人カード、デビットカード、ETCカードと様々なカードを持ち、お得にカードを使うためにどうすれば良いのか?楽しく検証しています。マイルやポイントを貯める方法を中心につぶやきます。