クレジットカードには、数多くの種類が存在しており、その審査基準はよくわからないですよね。
それは、クレジットカード会社やカードのランクによって、基準が異なることが設定されているためです。どのカードにもどれぞれの審査基準が設定されており、一概に審査がゆるいカードがあるとは言えません。
しかしながら、「審査が難しいカード」と「審査に通過しやすいカード」は存在します。
そこで今回の記事では、クレジットカード審査難易度ランキングをカードのクラス別に、難しいものから順番にご紹介していきます。
クレジットカードの基準が低いカードを探している方や、他のカードに乗り換えを検討しているかはぜひ参考にしてくださいね。
クレジットカードの審査は同じではない
クレジットカードは、多彩の種類が現在発行されていますが、発行されているクレジットカードには、それぞれランクが存在します。
クレジットカードのカードのランクは上から、
- ブラックカード
- プラチナカード
- ゴールドカード
- 一般カード
- 年会費無料カード
となっており、カードのランクにより、「審査の難易度」が違います。
当然のことながら、ランクが上がれば、審査も厳しくなります。その代りに一般カードとは異なるサービスもクレジットカードについています。
この章では、カードのランク別に難易度がどう違うか?という点から説明します。
プラチナやブラックカードは中々審査に通らない
クレジットカードの中でも特別枠にあるのが、プラチナカードそして、ブラックカードです。
この2つのカードは、審査が特に厳しく、通常の審査基準よりも高い基準をクリアした方のみに発行されるクレジットカードです。
そのため、プラチナカードやブラックカードを持つことができる人は、限られてきます。「ステイタスの高い人」に許された、クレジットカードとしてステータスカードと位置づけがされています。
これらのステータスカードは利用限度額が高額、カードによっては限度額がないカードも存在します。それだけ、審査に通るのも大変難しいことで知られています。
プラチナ・ブラックカードの大半が「招待制を採用」しています。つまり選ばれた人だけに、カードを発行するという形になっています。
主にプラチナの下のランクであるゴールドカードを一定額使用した後に、初めて審査が実施されるという形をとります。
このことからも、ステータスカードは普通カードなどの下位ランクカードと一線を画しています。
それがステータスカードを入手する一番の近道です。
ゴールドカードは一定の収入があれば問題なく通る
ゴールドカードは、一般カードよりもサービスやポイントの還元率も良くなったカードです。このクレジットカードは、ブラックやプラチナなどに比べれば「比較的作りやすいカード」です。
一定の収入があり、クレヒス(クレジットヒストリー)が良い場合は、ほぼ審査に通ります。ゴールドカードから年会費のかかるクレジットカードが、多くなります。
プラチナ以上は、直接申込が可能なカードでもその会社のクレジットカードを作ったことのない人は、カードを作ることは非常に難しいです。
しかし、ゴールドカードならば、その会社のクレジットカードを初めて作る人でも、審査の結果「支払い能力が十分」だと判断されればゴールドカードが発行されます。
昔からクレジットカードを使用してるサラリーマンの方は、問題なく通る傾向があります。
まずは普通カードでクレヒスを貯めよう
クレジットカードを初めて作るなどの理由でクレヒスが全くない場合、最初は普通カード(一般カード)を作るのがおすすめです。
その理由は、クレジットカードの審査の最重要判断材料となる「クレジットヒストリー(クレヒス)」にあります。
クレヒスの保管期間は5年です。過去にローンを延滞して返済が不可能な状態になり、債務整理や自己破産による取引停止があった人でも5年以上経つと、その記録は消えます。
この時、自己破産を行いクレヒスが消えた方をいわゆる「ホワイト」現金主義で、ローンも組んだことが無く、クレヒスが全くない人のことを「スーパーホワイト」と呼びます。
そのため、クレヒスが全くない人がプラチナはもちろんのこと、ゴールドカードもクレジットカード会社は、慎重に審査した結果として審査に落ちる可能性があります。
カード会社が警戒するのことが、もう一つあります。それは、 クレジットカード現金化などの「カードの不正利用」です。
クレジットカード現金化とは、クレジットカードのショッピング枠限度額いっぱいまで、古物商の資格をもつ業者に指定された商品を購入し、その後業者がその商品を現金で買い取るという仕組みです。
主にキャッシング枠を最大まで使い切ってしまい、利息の支払いに追われている方や消費者金融の支払いに利用使用としている方が、行う傾向が多いです。
この現金化は、当然のことながら商品を100%現金化してくれるわけはなく、大体の相場は80%と言われています。つまり、100万円の商品を購入したとしても、現金を貰えるのは80%程度ということです。
一般カードのキャッシング枠は、概ね「10万~80万円程度」です。
しかし、「ゴールドカードのショッピング枠は100万円以上」も存在します。そのため、利用可能枠が大きいゴールドカードは、不正利用に利用されやすいのです。
クレジットカードの現金化は、法律上はかなり黒に近いグレーですが、クレジットカードの利用規約には抵触しています。
そのため、現金化が発覚した時点で、もう「他のクレジットカードも作れない」ということを念頭に入れておきましょう。
まず、多くの方は現金化の必要はありませんので、クレヒスを貯めることに注力しましょう。
ここまではクレジットカード審査の難易度について解説してきました。次の章では、実際に発行されているカードの審査難易度について、カードの種類別に説明していきます。
カード別難易度と年会費一覧
ここではクレジットカードを審査の難易度・カード種類別に分け、各カードの年会費と審査の目安について簡単にご紹介します。
ブラックカード
前述の通りブラックカードは、通常の方法で手に入れることは出来ません。ブラックカードを作るには、クレジットカード会社から「招待を受ける」必要があります。
そのカードの招待を受けるには、その会社のゴールド・プラチナカードを使経由する必要があるため、まさに最高難易度のカードと言えるでしょう。
そのため、年会費も通常のカードよりも高額になっております。しかし、その「年会費以上のサービス」を提供してくれるのもブラックカードの特徴です。
ここでは、審査最難関のブラックカードを難易度順に並べてみました。
アメックスブラックカード「センチュリオン」
- 年会費:385,000円(税込)
- 入会金:550,000円(税込)
このクレジットカードは、その難易度の高さから選ばれしものだけ発行される、レジェンド的なカードと呼ばれています。作るのが難しくしているものは、通常の招待性をこのカードではしていない点です。
アメックスの「センチュリオン」は、確かにアメックスプラチナカードからの招待(インビテーション)により発行が可能です。しかし、それだけではなく「センチュリオン」の会員には定員があるのです。
この定員制のため、まず「センチュリオン」になるためにプラチナで一定額以上クレジットカードを使用します。
その後に初めて招待候補の「ウェイティングリスト」に入り、「現会員に空きが出た段階」で初めてカードを作ることができるのです。
このように1枚のカードを作るのに、かなりの段階を踏んで初めて作れるカードなのです。まさに幻のカードといっても過言ではないでしょう。
そんなアメックスブラックカード「センチュリオン」ですが、もちろんその審査以上に充実したサービスが付いています。
まず、「センチュリオン」には原則的に「ショッピング枠の限度額」というものが存在しません。
つまり、買おうと思えば高級外車から家まで買えるます。しかし、そんな「センチュリオン」ですが、以前は雲の上のカードで、一般人には縁のないものと言われていましたが、近年では不可能ではないことが分かってきました。
もちろん審査がゆるくなったわけではないので、頑張れば何とかならなくもない難易度である、ということです。雲の上ほど、遠いものでもないのかも知れません。
以下が「センチュリオン」に招待を受けるための最低条件です。
- 会社を起業し、業務上の支払いを全てアメックスプラチナを利用する (コンビニ少額決済でも会食や接待等も)
- 海外旅行をする時はツアーを組むのではなく、アメックスの旅行デスクを経由する
- 旅行で使う飛行機はビジネスクラス以上できるならファーストクラス
- 旅行で使うホテルは高級ホテルを使う
これらの加点要素が、クレジットカードの決済額同様に重要です。支払いは全てアメックスプラチナで決済です。
月の支払い額は、明確には公表されていませんが、数百万単位は間違いありません。
正直な話、自営業者か、いわゆる富裕層でないと厳しい額ですが、大富豪でなくても取得できるレベルではあるようです。年間億単位を使わないと作れないということはありません。
ダイナースプレミアムカード
- 年会費:143,000円(税込)
外資系のクレジットカード会社といえば、アメックスとダイナースクラブカードの2社がプロパーとしては世界的に有名です。
現在は、アメリカの銀行「シティグループ」の傘下となっており、同社の発行するCitiカードとの親和性が高くなっています。
国内では、発行元が異なり、三井住友信託銀行グループのSuMi TRUST CLUBが発行しています。
ダイナースクラブプレミアムカードを取得するには、厳しい審査基準をクリアする必要があります。こちらは、明確な審査基準が明らかになっています。
ダイナースプレミアムの最低限の申込み基準
- ダイナースクラブカードを持っている
- シティバンクの取引残高が5,000万円以上
- 33歳以上
これが、ダイナースプレミアムカードを申し込む最低ラインです。
インビテーションの関係上、ダイナースクラブカードを持っている必要があります。ダイナースクラブカードは、他のカードよりも「圧倒的に審査が厳しい」のです。
そのため、まずはダイナースカードを作ることから始めましょう。そして、ダイナースカードは現在シティバンクの傘下企業のため、口座の取引残高が5000万円以上あることが申し込みの条件になっています。
通常のダイナースカードも申込の年齢制限があり、申し込み可能な最少年齢が33歳のため、ダイナースプレミアムカードも33歳以上が絶対条件です。
この基本条件に加えて、ダイナースカードでの「支払いが数百万円単位」であることが必要です。
ちなみに、通常のダイナースクラブカードの発行基準は「33歳以上の方」が対象となっているので、これも申込基準の一つと言えます。
流石は世界最古で最高峰のクレジットカードといった所でしょうか。
普通のカードとは、通常カードでも審査の難易度がプラチナ並です。ステータスカードという言葉がふさわしいクレジットカードです。
ダイナースクラブは昔から、医師や弁護士、役員クラスなどの高ステータスな職業の方を中心にカードが発行されてきました。(もちろんサラリーマンでも取得可能です)
その背景もあって、クレジットカードの「限度額については基本的に設けていない」のです。これが、昔から続くダイナースカードのポリシーです。
ダイナースクラブプレミアムカードの発行は、世界中で1万枚ほど発行されています。
スルガ銀行 SURUGA VISA Infinite (インフィニット) カード
- 年会費 122,000円(税込)
VISAが発行するブラックカードが「Visa Infinite(インフィニット)カード」です。
VISAカードを発行している日本の有名なカード会社といえば、「三井住友カード」ですが、三井住友VISAの最上級カードはプラチナカードとなっており、ブラックカードは発行していません。
ブラックカードらしい年会費で、周りのプラチナカードよりは高い年会費を設定しています。(家族会員は無料で発行)
国内では、スルガ銀行だけが取り扱っているVISAブラックカード、2012年時点では「国内の発行枚数は100枚未満」です。かなり珍しいクレジットカードと言えるでしょう。
スルガ Visa インフィニットカードを獲得するには、スルガ銀行の上顧客になることが取得条件です。そのため、このカードを保有している人は、メインバンクをスルガ銀行にしている人が多いです。
原状、国内で手に入るVISAブランドのブラックカードは、このスルガVISAインフィニットカードのみです。
手入れるにはスルガ銀行をメインバンクにしてローンを組みつつ、スルガ銀行系のクレジットカードを使う必要があります。
スルガ Visa インフィニットカードの利用限度額は不明ですが、概ね100万から300万円程度と言われています。
ブラックカードと言えば「センチュリオン」やダイナースカードのような利用限度額無制限のイメージがあるだけに、少ないと感じるかと思います。
この利用限度枠は、使用者の信用度やスルガ銀行への預金額等で決定するそうなので、人によって利用限度枠が異なります。
JCB THE CLASS
国産のクレジットカードブランド、JCBカードのブラックカードが、JCB THE CLASS(ザ・クラス)です。
国産のカードブランドということや、券面のかっこ良さから、ブラックカードの中でも「人気が高い1枚」です。
もちろん、ブラックカードのためステータスカードとしての役割を果たします。けれども他のブラックカードと比べて、年会費はそこまで高くありません。「年会費は50,000円」となっています。
ブラックカードのため、取得条件は甘くありませんが、「会社員でも十分狙いを定める」価値のあるブラックカードです。
JCB THE CLASSを取得するには、インビテーションを待つ必要があります。そのため、基本的に自分から申し込むことはできないのです。
インビテーションを採用したのは最近のため、取得条件のすべてを満たさなくても取得が可能です。
- 年齢40歳以上
- 年収1,200万円以上
- 勤続年数10年位上で役員や管理職の方
- JCBカードへの入会歴が3年以上
- 年間100万円以上の決済が2年以上
年収は1,000万円以上が必要になります。基本条件の年齢が40歳以上のため、20歳代でのブラックカード取得は難しいでしょう。
反対に会社員の方でも、預金額や自家保有の条件がないため、比較的狙いやすいブラックカードと言えます。
JCBカードでは、先ほどの条件よりもJCBカードでの決済額や利用実績が重視されています。
そのため、最短の道としては可能な限りJCBカードの利用実績を確保し年間100万円以上の決済が出来るようにしましょう。
年間100万円がインビテーションの基準となるため、数年間100万円以上の決済を行えばインビテーションもクレジットカード会社側も出しやすくなります。
利用実績次第では40歳以下でも作れるかもしれません。
Mastercard GOLD CARD (Luxury Card)
- 年会費 220,000円(税込)
ラグジュアリーカードは、新生銀行グループのカード会社アプラスが発行するマスターカードです。マスターカードにおける、最高難易度のクレジットカードがこのカードです。
他社のブラックカードと同等のハイクラスなステータスカードとなっています。
このラグジュアリーカードには、
- 一般カード相当の「Titanium Card(チタンカード)」
- プラチナランクの「Black Card(ブラックカード)」
- ブラックカードレベルの「Gold Card(ゴールドカード)」
の3種類があります。その中でチタンカードとブラックカードは、直接申し込めますが、ゴールドカードはインビテーションが必要です。これも他のブラックカードと同じ仕様です。
このカードの特徴としては、クレジットカードに最上級のゴールドカードは24金の純金メッキが施されていることです。
全てのカードの中でも珍しい、「金属製のカード」であることが、最大の特徴と言えるでしょう。
プラスチックカードとは比べ物にならないほど、耐久性が高く(曲げようとしても全く曲がらない)、持った時の重厚感が圧倒的に違うので、「ステータスカード」と呼ぶにふさわしい1枚になっています。
クレジットカードそのものの重さは、一般的なカードと変わりがないため、どこでも問題なく使うことが出来ます。
プラチナカード
ブラックカードよりは比較的作ることが可能なクレジットカードが、プラチナカードです。しかし、こちらのカードも直接申込ではなく、インビテーションで作ることができるカードが大半です。
プラチナカードの招待を受けるには、その会社のゴールドを経由する必要があるため、まさに審査の難易度は高いカードと言えるでしょう。
そのため、年会費も通常のカードよりも高額になっております。しかし、その「年会費以上のサービス」を提供してくれるのもプラチナカードの特徴です。
ここでは、プラチナカードを難易度順に並べてみました。
アメックスプラチナカード
- 年会費:143,000円(税込)
アメックスプラチナカードは、アメックスゴールドカードからインビテーションされることで作ることが、可能なクレジットカードです。
アメックスゴールドカード会員で尚且つ利用額が多く、クレヒスがよいと判断された場合に発行されます。また、他のカード会員の紹介により新規で招待される場合もあります。
ダイナースカード
一般カードが既に、並のプラチナクラスの審査難易度と付帯サービスを伴うのが、ダイナースカードの特徴です。国内で、「最も審査の厳しい」一般カードと言えるでしょう。
ダイナースは一時期はかなり年収要件も厳しめでしたが、最近は会員数獲得のためか、やや審査基準が下がったようです。
以前は年収は600万以上で、持ち家が必要でしたが、年収は500万円でもクレジットカードを作れるようになりました。
三井住友カード プラチナ
- 年会費:55,000円(税込)
三井住友カードの中で最高ランクのクレジットカードです。
このカードは三井住友の中で、最高クラスながら実は「インビテーション不要」です。自分から申込み可能な少し変わったカードです。
年会費55,000円とそこまで高額な年会費でもありません。三井住友カードを使っているならいつかは目指したいカードです。
JCBプラチナカード
- 年会費:27,500円(税込)
JCBプラチナカードも、「直接申込が可能」なプラチナカードです。しかし、そのサービスは、プラチナグレードながら、付帯保険の内容はブラックカードののTHE CLASSと同等です。
カード付帯の旅行保険として、海外旅行傷害保険で疾病・傷害治療最大1,000万円付帯されます。
もちろん国内旅行保険も入院・通院補償や手術補償も付帯するので、旅行好きな方は持っていて損のない一枚です。
MUFG・アメリカン・エキスプレス・プラチナカード
MUFJカード(三菱UFJニコス)の発行する最高位カードです。銀行系プラチナカードではありますが、審査要件の面では、三井住友カード プラチナよりワンランク下です。
実際にプラチナカードながら「審査要件は緩めで、自分で申し込み」作ることが出来ます。条件も持ち家なども問われず、年収も500万円以上なら作れます。
このカードの良いところは、海外だけではなく国内の旅行時の怪我や疾病の保険が自動付帯でついている点です。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレスカード
- 年会費:22,000円(税込)
セゾンプラチナアメックスカードは、下位カードからのランクアップで招待状をもらった人だけが作れるカードです。
このカードは、セゾンとアメックスが提携をして作られたカードです。
インビテーション限定のため少し作りにくい使用になっており、まずは下位カードでクレヒスを貯める必要があります。
しかし 年間の数100万円使用しないといけないわけでは無く、年間50~60万以上でインビテーションがきます。
ゴールドカード
自分で申し込めるカードの中で、最高ランクがこのゴールドカードです。
プラチナも申し込みは、可能ですがクレヒスや一定以上の利用実績が必要に鳴るため、ブラックカードを目指すには、ゴールドカードから始めるのが妥当でしょう。
ここでは、ゴールドカードを難易度順に並べてみました。
JCB Gold The Premier
- 年会費:11,000円(税込)
- JCBゴールド ザ・プレミアのサービス年会費:5,500円(税込)
このカードは、元々JCBゴールドカードの上位ランクカード、いわゆるプラチナクラスですが、近年JCBプラチナカードの登場によりワンランク格下げになりました。
しかし、このカードからTHE CLASSへアップグレード可能なのは変わりません。実質ゴールドからブラックへのランクアップが可能になりました。
このカードは、元プラチナカードのためインビテーションが来ないと入会できません。 JCBゴールドカード からのインビテーションを受けることでのみ入会可能です。
三井住友カード ゴールド
このクレジットカードから「年会費1万円」クラスのゴールドになります。
インビテーション制を採用しておらず、自分で申し込みを行いカードを作ります。しかし、30歳以上限定と年齢制限があるため、20代は持つことが出来ません。
同ランクのカードとしては、Amazonゴールドがあります。平均的な年収と、勤続年数があればまず通るはずです。
ある程度の高属性であれば、クレヒスが殆ど無い方でも通ります。そこまで審査基準は高くありません。
アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード
- 年会費:31,900円(税込)
アメックスの審査基準は、利用履歴よりも「年収を非常に重視」した審査を行います。年収300~400万円あたりが審査通過ラインで、それ以上ならば間違いなく通過します。
プラチナ以上になると一気に難易度が跳ね上がるアメックスですが、ゴールドまでは実は審査難易度は高くありません。まともなクレヒスと普通の収入、勤続年数で十分通ります。
申し込みも可能ですが、半年程度でインビテーションが来るため、ゴールドになるのは難しくいないでしょう。
格安ゴールドカード
ゴールドカード以上になると、海外保険の付帯サービスなども自動的につきます。その関係上年会費はだいたい「1万円以上」が通常ラインです。
しかし、ゴールドカードの中には、サービス内容は、あまり変わらず年会費の安いコスパの良いカードもあるのです。
ここでは、格安ゴールドカードを紹介します。
三菱UFJカード ゴールド
- 年会費:2,096円(税込)
格安ゴールドカードの代表格とも知られているのが、年会費が税込みで2,000円代という手軽さで人気の三菱UFJカードゴールドです。
ゴールドカードと言われると少し物足りない感じもしますが、年会費2,000円ならば十分な内容とも言えるでしょう。年会費重視の方は、おすすめです。
イオンゴールドカード
- 年会費:0円
イオンゴールドカードは、流通大手のイオンが発行するイオンカードの上級カードで、「年会費が無料」なのが特徴です。
イオンカードを利用して一定の基準を満たした方がインビテーションの対象となっています。
発行の目安として、直近の年間カード利用額が100万円以上の方を対象で、イオンの銀行のローンを組むと加点対象になるようです。
年会費無料ながら、ゴールドカードとして申し分ないサービスが付帯しているゴールドカードといえるでしょう。
プロパーカード
プロパーカードは、本来は国際ブランドライセンスを発行している企業のことです。つまり日本で存在するプロパーカードは、
- アメックス
- JCBカード
- ダイナースカード
の3種類です。
しかし、現在使われているプロパーカードの意味はもっと広域に及んでおり、国際ブランドを持ち企業が独自に発行しているカードをプロパーカードと呼びます。
ここでは、プロパーカードをご紹介します。
三井住友カード
- 年会費:1,375円(税込)
三井住友カードは、三井住友カードが発行しているクレジットカードです。
一般カードなため、難易度はそこまで高くありません。安定した収入があれば、基本は通ります。
JCB CARD
-
- 年会費:1,375円(税込)
JCB CARDは、JCBが発行しているプロパーカードです。リクルートカードの審査・発行もJCB本体が行っているため、JCB CARDと同じ程度の審査難易度です。
クレヒスが正常ならば、まず通過するでしょう。
アメリカン・エキスプレスカード
- 年会費:12,200円(税込)
アメックスの入門カードです。このカードからゴールド・プラチナ・ブラックとランクアップしていきます。
審査基準は現在の年収とクレヒスを重視するため、現在の収入が安定的であれば審査には通過できます。審査の年収基準は、「300万円程度」と言われています。
提携カード
提携カードは、カード発行会社と企業が提携して発行しているクレジットカードです。
ポイントの還元率や商品の割引などお得な特典が多くついて、年会費が安いものが多いのも特徴です。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード
- 年会費:0円
アメックスブランドを「年会費無料で持てる」のはこのカードだけです。
もちろん得点は、アメックスの特典が国内でも海外でも使用できます。ネットとセゾンカウンターを使用すれば、即日発行もできます。
セブンカード・プラス
- 年会費:500円(年間5万以上利用で無料)
セブンカード・プラスは、セブン&アイグループが提携して発行しているクレジットカードです。
年会費は初年度無料、2年目以降は500円ですが年間5万円以上の利用で、年会費も無料になります。
セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどで、定期的に買い物をする方にはあまり厳しい条件ではないでしょう。
このカードの特徴は、セブン&アイグループで使用すると「ポイントの還元率が非常に良い点」です。
セブン-イレブンやイトーヨーカドーなら還元率1.5%、西武・そごうならば還元率1%以上のポイントが付きます。
店舗は限定されますが、日常的に買い物をする店舗ならば、持っておいて損はない1枚でしょう。
ANA VISA Suicaカード
- 年会費:2,200円(税込)
ANA VISA Suicaカードは、ANAとJR東日本による提携カードです。
特にSuicaオートチャージ機能があるので、JR東日本エリアなら改札はいつでもスイスイ通れます。別にSuicaを持つ必要もありません。
勿論チャージ分のポイントが貯まりますから、電車やバスに乗るたびにお得です。
貯めたポイントをANAマイルへと移行も簡単です。マイルが簡単に貯まるので、航空券の獲得も容易です。
審査基準が低いカード
審査基準が低いと言われているカードをご紹介します。安定収入があれば、このクラスのカードはどのカードも発行可能です。
中には、「無職やクレヒスにキズがある方」でも審査に通過する可能性がある、カードもありますのでご紹介します。
Yahoo! Japanカード
- 年会費:0円
楽天カードを今一番追いかけているカードといえば、Yahoo! Japanカードでしょう。
Yahoo!ショッピングを利用すれば、3倍のTポイントがつきます。ネットショッピングを多用される方はあると嬉しい1枚です。
審査難易度は緩めで、「クレヒスにキズがなければ」まず発行されます。利用限度額は割と控えめに設定されています。
エポスカード
- 年会費:0円
エポスカードの良い点は、、年会費無料・即日発行可能にも関わらず、海外旅行保険が利用付帯ではなく、自動付帯である点です。
年会費無料のカードには、そもそも海外旅行保険が付いていないカードも多く存在します。あっても利用付帯でついているカードがほとんどです。
しかし、エポスカードは持っているだけで使用していなくても、「保険代わりに使用することが可能」です。海外で少し診察してもらうということも可能です。
エポスカードは提携展との割引や特典も多く、マルイでのセールや無印良品のセールもエポスカードならば10%引きで商品を買うことができるのです。
年会費無料ながら、お得な特典が多いのがエポスカードの魅力と言えるでしょう。
まとめ
今回はクレジットカードの種類別審査難易度をご紹介してきました。
一番審査が厳しいのは、
- アメックス「センチュリオン」
です。クレジットカードで審査対象になるのは、「支払い能力・個人信用情報・カードの発行頻度」です。
安定した収入としっかりとしたクレヒスがあれば、大体のゴールドカードまでなら審査に通過します。
難易度の高いクレジットカードの審査に通過するためには、地道にクレヒスを貯める以外に方法はありません。クレジットカードを積極的にしようしてクレジットカード会社からの招待を待ちましょう。