【2026年】QRコード決済・スマホ決済のおすすめ比較ランキング|還元率と条件を公式情報で確認

QRコード決済の還元率を比べる記事のアイキャッチ。PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAYの公表条件と記載

QRコード決済は、登場から数年で顔ぶれが入れ替わりました。日本国内から撤退したサービスもあり、ポイントの付与率も各社が何度も改定しています。ここでは2026年9月19日時点で各社が公式サイトに掲載している条件だけを使って、主要なQRコード決済・スマホ決済を比較します。

先に結論

  • 付与率の上限だけを見ると、d払いが最大4.0%(dポイントクラブのランクに応じる)、楽天ペイが最大2.5%(対象店舗でポイントカード提示と併用)、PayPayが最大1.5%です。
  • PayPayは付与率では上位ではありませんが、登録ユーザー数7,500万人以上と公表されており、使える場面の広さで選ぶならここになります。
  • LINE Payは2025年4月30日に日本国内でのサービス提供を終了しています。いま比較対象に入れる意味はありません。
  • どのサービスも、付与率の上限には条件が付きます。条件を満たさない場合の基本付与率で見積もってください。

比較する4つの軸

図1:QRコード決済を選ぶときに見る条件

1. 使える場面の広さ残高を使い切れないと意味がない。登録ユーザー数や対応店舗の広さが判断材料になる。

2. ポイントの付与率基本付与率と、条件を満たしたときの上限は分けて見る。上限だけを比べると実態とずれる。

3. クレジットカードとの二重取りチャージ元や支払い元にクレジットカードを設定できるか。設定できても、ポイントが付くかは別問題。

4. 支払い方法の柔軟性残高払いのほかに、クレジットカード払いや携帯料金合算払いが選べるか。残高のチャージ上限に縛られずに済む。

QRコード決済は年会費がかからず、複数をインストールしても費用は発生しません。1つに絞る必要はなく、よく行く店で強いものを2〜3個入れておく使い方が現実的です。

主要4サービスのポイント付与(2026年9月19日時点)

サービス 基本の付与率 条件を満たしたときの上限 支払い方法
PayPay PayPay残高0.5%/PayPayクレジット1.0%(200円ごと) 前月に2条件達成で+0.5%、最大1.5% 残高、PayPayクレジット、クレジット利用設定済みのPayPayカード
d払い dポイントカード提示分と二重で付与 街のお店はdポイントクラブのランクに応じて最大4.0% 残高、クレジットカード、電話料金合算払い
楽天ペイ 楽天ペイ残高払いで最大1.5% 楽天ポイントカード提示(最大1.0%)と合わせて最大2.5% 残高、楽天カード、楽天ポイント、楽天銀行口座
au PAY 200円(税込)ごとに1ポイント(0.5%) au PAY Pontaアップ店では上乗せ 残高(チャージ式)、auかんたん決済

表1:PayPay「PayPayステップ」、NTTドコモ「d払い」、楽天ペイ「街でのお支払いで楽天ポイントが使える・貯まる」、au PAY「au PAY Pontaアップ店」より(2026年9月19日確認)。

上限の数字は条件付きです。d払いの4.0%はdポイントクラブのランク、楽天ペイの2.5%は対象店舗でのポイントカード提示との併用、PayPayの1.5%は前月の条件達成が前提になります。条件を満たさない月は基本付与率に戻ります。

1位.PayPay — 使える場面の広さで選ぶなら

PayPayの概要

PayPay

PayPay
年会費(税別)0円
ベースの還元率1.50%
ベースの還元率上限1.50%
ポイント倍増-
還元内容PayPayボーナス
付与上限7,500円/回
15,000円/回
クレジットカード支払い○VISA、Mastetrcard、JCB(ヤフーカードのみ)
銀行口座チャージ○
クレジットカードチャージ○本人認証サービス(3Dセキュア)を登録済みのヤフーカード
ATMチャージ○セブン銀行ATM
レジチャージ-
支払方法コード払い(提示)
コード払い(読取)
オートチャージ○
送金サービス○
限度額PayPay残高:50万円/過去24時間
クレジットカード(本人認証済):2万円/過去24時間
クレジットカード(本人認証未):2万円/過去24時間
同社の発行クレジットカード
Yahoo! JAPANカード

PayPayは、登録ユーザー数が7,500万人以上(2026年8月時点、PayPay調べ)と公表されており、日本の人口の約2人に1人以上が登録している計算になります。加盟店の裾野が広く、「入れておけばだいたい使える」という点ではほかを引き離しています。

PayPayステップの付与率を説明した公式画面。基本付与分0.5〜1.0%に条件達成特典0.5%を加えて最大1.5%と表示されている
出典:PayPay「PayPayステップ」(2026年9月19日取得)

付与率は「PayPayステップ」という仕組みで決まります。基本付与分は、PayPay残高での支払いが0.5%、PayPayクレジット(クレジット利用設定済みのPayPayカード)での支払いが1.0%です。前月に2つの条件を達成すると0.5%が上乗せされ、合計で最大1.5%になります。付与は支払い金額200円ごとで、PayPayの本人確認が完了している人が対象です。

注意したいのは、他社のクレジットカードを登録しても、PayPay側のポイント付与の対象にならない点です。二重取りを狙う構成は組みにくく、PayPayカードに寄せるかどうかで実質の還元が変わります。公共料金や金券など、付与の対象外になる支払いがある点も公式に明記されています。

2位.d払い — 付与率の上限が最も高い

d払いの概要

d払い

d払い
年会費(税別)0円
ベースの還元率0.50%
ベースの還元率上限1.00%
ポイント倍増ネットでの利用でポイント還元率1.0%
還元内容dポイント
付与上限-
クレジットカード支払い○VISA、Mastetrcard、JCB、AMEX
銀行口座チャージ○ゆうちょ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、福岡銀行、七十七銀行、紀陽銀行、静岡銀行、西日本シティ銀行、八十二銀行
クレジットカードチャージ-
ATMチャージ-
レジチャージ○ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ・ヤマザキデイリーストア、セイコーマート
支払方法コード払い(提示)
コード払い(読取)
ドコモ払い(電話料金合算払い)
オートチャージ○
送金サービス○
限度額1万円/3万円/5万円/10万円
ドコモが設定・変更
同社の発行クレジットカード
dカード

d払いは、dポイントカードの提示とd払いの利用でdポイントが二重にたまり、街のお店での支払いはdポイントクラブのランクに応じて最大4.0%還元になると案内されています。今回比べた4サービスのなかでは、公表されている上限が最も高い構成です。

d払いの公式画面。dポイントカードを提示してd払いを利用するとdポイントが二重でたまり、街のお店の支払いはdポイントクラブのランクに応じて最大4.0%還元になると記載されている
出典:NTTドコモ「d払い」(2026年9月19日取得)

ただし条件があります。dポイントカードの還元率は店舗によって異なるとされており、どの店でも同じ率になるわけではありません。さらに「dカード以外のクレジットカード払い」、または電話料金合算払いで電話料金の支払い方法にdカード以外のクレジットカードを設定している場合は、dポイント進呈の対象外になると明記されています。

つまり、d払いの高い還元率を取りにいくなら、支払い元をdカードに寄せる前提になります。dカードを持っていない場合、表示されている上限には届きません。

付与率を取りにいくならdカードが前提になる

dカード

dカード
カード分類一般カード
国際ブランドVISA、Mastercard®
申込方法-
発行スピード審査/最短5分 ※下記条件を満たしている場合
・9:00~19:50の間にお申し込みが完了していること
・引落し口座の設定お手続きがお申込み時に完了していること
※ 上記を満たしている場合でもお客様のお申込み状況によっては審査に数日お時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
年会費(税込)0円
年会費備考-
ショッピング総利用枠(上限)-
ポイント還元率(下限)1.00%
ポイント還元率(上限)4.50%
交換可能マイルJALマイル(1ポイント=0.4マイル)
ETCカード年会費(税込)550円
電子マネーチャージiD利用、楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)-
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)-
ショッピング保険/国内利用(最大)100万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度

dカード GOLD

dカード GOLD
カード分類ゴールドカード
国際ブランドVISA、Mastercard®
申込方法-
発行スピード最短5分 ※下記条件を満たしている場合
・9:00~19:50の間にお申し込みが完了していること
・引落し口座の設定お手続きがお申込み時に完了していること
※ 上記を満たしている場合でもお客様のお申込み状況によっては審査に数日お時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
年会費(税込)11,000円
年会費備考-
ショッピング総利用枠(上限)-
ポイント還元率(下限)1.00%
ポイント還元率(上限)4.50%
交換可能マイルJALマイル(1ポイント=0.4マイル)
ETCカード年会費(税込)0円
電子マネーチャージiD利用、楽天Edy
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)10,000万円(自動付帯:5,000万円)、家族特約1,000万円(自動付帯:1,000万円)
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)10,000万円(自動付帯:5,000万円)、家族特約1,000万円(自動付帯:1,000万円)
ショッピング保険/国内利用(最大)300万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度
91%(20/22)58万円32万円11.1日3.9

支払い方法として電話料金合算払いを選べるのは、残高のチャージ上限に縛られないという点で使い勝手に効きます。ドコモ回線の利用者であれば、この点も判断材料になります。

3位.楽天ペイ — どのカードでも組み合わせやすい

楽天ペイの概要

楽天ペイ

楽天ペイ
年会費(税別)0円
ベースの還元率0.50%
ベースの還元率上限1.00%
ポイント倍増ネットでのお支払いでポイント還元率1.0%
加盟店によってはポイント還元率1.0%
還元内容楽天スーパーポイント
付与上限-
クレジットカード支払い○VISA、Mastetrcard、楽天カード
銀行口座チャージ○楽天銀行
クレジットカードチャージ○VISA、Mastetrcard、楽天カード
ATMチャージ-
レジチャージ-
支払方法コード払い(提示)
コード払い(読取)
セルフ支払い
オートチャージ○
送金サービス○
限度額50万円/回
同社の発行クレジットカード
楽天カード

楽天ペイは、楽天ポイントカードの提示で最大1.0%、楽天ペイ残高での支払いで最大1.5%が付与され、両方が使える対象店舗では合計最大2.5%になると案内されています。楽天ポイントは楽天市場をはじめとする楽天のサービスで使えるため、貯めたあとの出口が広いのが特徴です。

図2:楽天ペイの付与の内訳

楽天ポイントカードを提示最大1.0%。提示だけで付与される分。

楽天ペイ残高で支払う最大1.5%。支払い元が楽天ペイ残高、楽天ポイント、楽天銀行口座、楽天カードのいずれか。

合わせて最大2.5%ポイントカードの提示と楽天ペイのコード・QR払いの両方が使える店舗での最大値。

対象店舗の確認が要る両方に対応していない店舗では、片方の付与だけになる。

出典:楽天ペイ「街でのお支払いで楽天ポイントが使える・貯まる」(2026年9月19日確認)

ポイント付与の対象になるクレジットカードは楽天カード(Visa/Mastercard/JCB/American Express)と案内されています。楽天ペイからSuicaへのチャージにも対応していますが、期間限定ポイントや提携サービスから交換したポイントは使えないなど、細かい条件が設定されています。

楽天ペイと組み合わせやすい高還元カード

REX CARD(レックスカード)

REX CARD(レックスカード)
カード分類一般カード
国際ブランドVISA、Mastercard®
申込方法-
発行スピード通常3週間
年会費(税込)0円
年会費備考-
ショッピング総利用枠(上限)200万円
ポイント還元率(下限)1.25%
ポイント還元率(上限)1.50%
交換可能マイルANAマイル(1ポイント=0.2マイル、1,500ポイント単位、交換上限なし、交換手数料無料)
ETCカード年会費(税込)0円
電子マネーチャージ楽天Edy、nanaco
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)2,000万円(自動付帯:2,000万円)
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)1,000万円
ショッピング保険/国内利用(最大)-
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度
100%(3/3)37万円33万円14.0日4.3

4位.au PAY — Pontaポイントを貯めている人向け

au PAYは、コード支払い・ネット支払いで200円(税込)ごとにPontaポイントがたまります。率にすると0.5%で、今回の4サービスのなかでは基本付与率は控えめです。

au PAY Pontaアップ店の公式画面。au PAYのコード支払い・ネット支払いで200円(税込)ごとにPontaポイントがさらにたまると記載されている
出典:au PAY「au PAY Pontaアップ店」(2026年9月19日取得)

そのぶん、「au PAY Pontaアップ店」に指定された店舗では、ベースポイント(200円ごとに1ポイント)を含めて上乗せされます。ドラッグストアや飲食など対象の業種が公開されているので、行動範囲に対象店舗があるかどうかで価値が変わるタイプです。

注意点は、Pontaカードやデジタルポンタカードの提示ではポイントアップしないことです。アップ対象になるのはau PAYでの決済で、au PAYアプリのほかPontaアプリ、ローソンアプリ、TOYOTA Walletアプリからのau PAY決済も対象と案内されています。

支払い方法はチャージ式が基本で、クレジットカードを直接の支払い元に設定する機能はありません。チャージでポイントが貯まるかどうかはカードによるため、二重取りができる組み合わせは限られます。

チャージでポイントが貯まるカードの例

リクルートカード

リクルートカード
カード分類一般カード
国際ブランドVISA、Mastercard®、JCB
申込方法Web申込み
発行スピード-
年会費(税込)0円
年会費備考-
ショッピング総利用枠(上限)-
ポイント還元率(下限)1.20%
ポイント還元率(上限)3.20%
交換可能マイル-
ETCカード年会費(税込)0円
電子マネーチャージ楽天Edy、Suica
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)2,000万円
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害(最大)2,000万円
ショッピング保険/国内利用(最大)200万円
「審査」「発行期間」口コミ平均DATA
審査通過率
審査通過/申込者数
ショッピング
限度額平均
キャッシング
限度額平均
カード発行
までの日数平均
対応
満足度
80%(4/5)46万円4万円8.2日3.8

LINE Payは2025年4月30日に終了している

LINE Payは、2025年4月30日をもって日本国内でのサービス提供を終了しました。公式サイトは終了告知のページに切り替わっています。いまも比較表にLINE Payを載せている記事は、その時点で情報が更新されていないと判断できます。

同様に、Origami Payもメルペイへの統合が発表され、単独のサービスとしては存続していません。QRコード決済は数年単位で顔ぶれが変わるため、比較記事を読むときは「いつ確認した情報か」が書かれているかを見てください。書かれていなければ、サービス名の公式サイトを1つ開くだけで存続は確認できます。

よくある質問

質問 公式サイトの記載(2026年9月19日確認)
いちばん還元率が高いのはどれですか 公表されている上限はd払いの最大4.0%です。ただしdポイントクラブのランクと、支払い元をdカードにすることが前提になります。
PayPayで他社のクレジットカードは使えますか PayPayステップの基本付与率の対象は、PayPay残高とPayPayクレジット(クレジット利用設定済みのPayPayカード)です。
複数のQRコード決済を併用してもよいですか いずれも年会費はかからないため、併用による費用は発生しません。
LINE Payは使えますか 日本国内でのサービス提供は2025年4月30日に終了しています。
付与の単位はどれくらいですか PayPayは支払い金額200円ごと、au PAYも200円(税込)ごとです。

表2:各社の公式サイトの記載を要約しています。付与率と条件は改定されるため、利用の前に公式ページで確認してください。

まとめ

使える場面の広さで選ぶならPayPay、付与率の上限で選ぶならd払い、貯めたポイントの使い道の広さと組み合わせやすさで選ぶなら楽天ペイ、Pontaポイントを集めているならau PAYという整理になります。

いずれのサービスも、公式サイトに掲げられた最大値には条件が付いています。自分が満たせる条件で計算し直すと、順位は入れ替わることがあります。この記事の数字も2026年9月19日時点のもので、各社の改定によって変わる前提で読んでください。

付与率と条件の確認に使った公式ページ(2026年9月19日取得)


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30枚以上のクレジットカードを保有するFP。一般カードから、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカード、法人カード、デビットカード、ETCカードと様々なカードを持ち、お得にカードを使うためにどうすれば良いのか?楽しく検証しています。マイルやポイントを貯める方法を中心につぶやきます。