主要観光地は2020年までに、すべてクレジットカードに対応するように政府は現在うごいています。様々な決済手段が登場する中で世界中で日本だけが、いまだにカードの決済は非常に低いと言われています。
とはいえ、
という方も多いと思います。
そこでこの記事では、クレジットカードを作ったことのない人にもわかるように、クレジットカードの仕組みを解説していきます。
具体的には、
- そもそもクレジットカードとは?
- クレジットカードの仕組み
- クレジットカードのメリット
- クレジットカードを使う時の注意点
を中心に解説しています。
クレジットカードは一回覚えてしまえば、後は問題なく買い物ができるようになります。初めてクレジットカードを作るという方や仕組みがよくわからない方は是非とも参考にしてくださいね。
クレジットカードはどういったカードなの?
クレジットカードはカード保有者の信用を元にして発行されるカードで、この1枚で日本中だけでなく世界中、ネットでも買い物ができます。
カードを店員に出して買い物終了、すぐ欲しいものが手に入ります。
課金などにも使えて便利ですが、その分使いすぎてしまい、取り返しのつかない状態に陥ることも珍しくありません。
そのようなことにならないためにも、まずはクレジットカードの基本から解説します。
クレジットカードは現金無しで買い物ができます!
まずは、クレジットカードの基本から確認していきましょう。
実際にわかっているようで、よくわからないという方も多いでしょう。
クレジットカードは買い物時に使用するカードのことで、この1枚があれば日本中、世界中、ネットでもほぼ全てにおいて面倒な手続き無しに、買い物をすることができます。現金に変わる非常に便利なものです。
現金の買い物だと、お釣りが財布に貯まることや、ATMで現金を毎回引き出さなければいけないなどのケースがよくあります。
クレジットカードならば、そのような面倒もありません。カードを渡して暗証番号を入力して買い物完了です。
事前に決められた限度額内ならば、限界まで使うことも出来きるため、急な出費にも対応できるのです。
クレジットカードは便利なカードですが、その便利さを担保しているのが利用者の信用力です。
その関係で18歳以上しかクレジットカードを作ることは出来ません。18歳以下の方は近いカードで、デビットカードがありますのでそちらを作りましょう。
さてクレジットカードは信用力で成り立つと先程言いましたが、信用力はどのようなものかといえば、簡単に言うとクレジットカード会社に、この人にならクレジットカードを発行師も問題ないなと判断することです。
そのため、クレジットカードを作る際には様々な審査が必要です。クレジットカードの支払いが滞り、支払いが遅れるとクレジットカード会社は大損してしまいます。
だからこそクレジットカード会社は「本当に返せるのか?」という信用力を重視するのです。
この限度額までならばクレジットカードを使うことができるため、欲しい商品を我慢しする必要もないのです。
このようにクレジットカードには、現金にはない魅力が沢山あります。クレジットカードは扱いを間違えなければ、本当に便利なものなのです。
ネット上にはクレジットカードで破産したと言う怖い情報もありますが、あれは支払いが遅れ信用力がなくなったから起こるものなのです。
そんなクレジットカードの支払い部分について次に解説します。
支払いは後払いでOK
クレジットカードは現金と異なる支払い方をするので、まずはその点を抑えておきましょう。クレジットカードは信用で成り立つカードであると解説しました。その信用は基本的に審査で決定します。
審査を通過してクレジットカード会社が「この人ならば問題なく支払いをしてくれる」と判断することが重要です。
ここが、後払いに関係してくるのです。
クレジットカードは、買い物をした直後に現金が引き落とされるわけではありません。
このようにクレジットカードは、後払いという特徴があるために金額が大きくなりがちです。
だからこそクレジットカード会社は信用力を重視して、確実な返済能力のある人にしかクレジットカードを発行しません。
つまりクレジットカードは、口座に現金がなかったとしても欲しいものを買うことが出来ます。
支払日までに銀行口座にお金を入れれば問題ないのです。給料日前に出費があっても、給料が支払日前に振り込まれればクレジットカードは使い続けられます。
反対に1日でも遅れた場合は、使えなくなることはありませんがクレジットカード会社からの信用はガタ落ちです。
と思われている方もいるかも知れませんね。似たようなカードとしてはデビットカードとプリペイドカード、キャッシュカードですね。それぞれ特徴を比較して確認しましょう。
デビットカード
現金と仕組みはほぼ同じです。カードで支払いをしたその直後に、銀行口座からお金が引き落とされます。
つまり、銀行口座にある程度お金が最初から入っていることが必要です。
またクレジットカードと違い、口座にお金があるかの確認作業が必要になるため、高速道路では使うことができません。しかし、15歳から持つことが出来て使いすぎる心配が無いのがメリットです。
プリペイドカード
簡単に言えば、Goole playカードやiTunes ギフトカードのクレジットカード版です。
クレジットカード同様にどこでも使うことができますが、購入金額のみしか使うことが出来ません。
キャッシュカード
恐らく持っているかと思いますが、口座からお金を引き出す事のできるカードです。これ単体には、決済機能はついいていないため買い物では使えません。
しかし、デビットカードやクレジットカード付きのキャッシュカードを発行してることもあるので、カードを1枚にまとめたい方はおすすめです。
クレジットカードはどういった仕組み?
クレジットカードが使える仕組み
クレジットカードの仕組みは前述の通り非常にシンプルです。この仕組み把握していれば怖いことはありません。納得し、安全に買い物ができます。
クレジットカードで買い物ができるのは、クレジットカード会社が先払いをしてくれているからなのです。
私達がお店でクレジットカードを出して買い物ができるのは、お店側がクレジットカード会社を信用しているためなのです。
- クレジットカード会社:商品の代金を先払いして後から集計後回収
- 私達:カードで買い物をした分の代金を支払日に支払う
- お店:クレジットカード会社を信用しているから商品を渡す。
ここで重要なことは、このシステムは何処か一つでも信用が無くなると成立しなくなることです。
つまり、私達が支払に遅れたらその瞬間に、全員が損する仕組みになっているのです。だからこそ、クレジットカード会社は慎重な審査が重要なのです。
しかし、この信用で成立しているシステムだからこそ私達は、便利で快適に買い物をすることができるのです。クレジットカード会社が存在しない場合は、クレジットカードはただのプラスチックの板に過ぎません。
クレジットカード会社は加盟店と利用者をつなげる役割を持っていて、それでクレジットカードに信用を付与しているのです。結局私達の役割は、使った金額分はきっちりと支払いをすることです。
クレジットカード会社はどうやって儲けてるの?
さて、ここまででクレジットカードの仕組みを解説してきました。
クレジットカードは、店舗と利用者をつなげる役目があります。つまりクレジットカードをつかうことで店舗の利用者が増えるのです。
実際クレジットカードの使えない店舗は、ほとんど見かけないくらいに当たり前に進行してきました。店舗側はいかにして顧客を獲得するかが課題になっているのです。
そこでクレジットカード会社は、手数料をもらうことで店舗でクレジットカードを使えるようにして、利用者と店舗をつなげるのです。
クレジットカード会社は利用者を増やすために、この手数料の一部をポイントとして利用者に還元しており、このポイントを貯めることでお得な商品がもらえたりします。これがポイント還元率につながるのです。
もう一つは、金利手数料です。これは利用者がリボ払いや分割払いをした際に、金利手数料が発生します。クレジットカード会社から見ると代金が遅れて入ってくるため、手数料を取るのです。
この手数料は分割とリボ払いで異なりますが、最大で年利18%程度なので決して安いとは言えない利率です。そのため、可能であれば分割やリボ払いではなく「一括払いをおすすめ」します。
クレジットカード会社はリボ払いを進めるケースが多いですが、これは金利手数料が15%~18%と高額になりやすく何ヶ月も支払いを続ける必要があるため、金利手数料分クレジットカード会社は儲かるのです。
クレジットカードを使うメリット
ネットショッピングが簡単にできる
クレジットカードを使う最大の利点はこの点です。ネットに限らず、実店舗でも会計の手間を現金に比べて大幅に省けます。
現金の場合は、口座から引き出してお釣りを貰う必要があるなど何かと不便でした。
しかし、クレジットカードならば基本的にカードを出して暗証番号を入力して終了。後は支払日にクレジットカード会社からの請求が来るので引き落とされた額と確認します。
ネットショッピングの場合は特にクレジットカードが必須です。
元々クレジットカードありきの取り引きが多いため、現金のみで行うには、コンビニでプリペイドカードを買ってお金をチャージした後に、買い物ができるようになります。
用途も限定される上に買い物できる金額も決まっているため、面倒な上に使いづらいところです。しかしクレジットカードならば、カード番号とセキュリティコードを入力すれば買い物が可能です。
信用が貯まる
クレジットカードを利用すると利用した分だけ履歴が貯まります。
もしかしたら聞いたことがあるかもしれませんが、これがクレジットヒストリー(クレヒス)です。このクレヒスを貯めることによりローンなどの審査も有利になります。
クレヒスが貯まるということは、クレジットカード会社からするとしっかりと支払日までに支払ってくれる、優良なお客さんなのです。
クレジットカードを使う時の注意点
クレジットカードは便利な一方で注意しないといけないこともあります。
クレジットカードを使う時は、仕組みをしっかりと理解した上で、注意点を踏まえた上で計画的に使う必要があります。
使いすぎてしまうこともあるので注意が必要
クレジットカードを使う上では使いすぎにとにかく注意しましょう。
使いすぎて支払いが遅れて、信用を失いブラックリスト入りしてカードが作れないならばまだマシですが、大量の借金を抱えてしまい、自己破産になったら当分はクレジットカードも作れません。
実際にクレジットカードで買い物をしすぎて、自己破産などの債務整理に追い込まれたというケースもよくあります。債務整理を行うと、信用力は無くなる上に自身の行動も制限されてしまいます。
これは極端な例ですが、クレジットカードを使いすぎて生活が苦しいというケースは珍しくありません。その主な原因は、リボ払いで支払いをしているパターンが多いのです。
極端な話では、20万円の買い物をしても毎月の支払いは5,000円で済ませる事ができるので、お金が急遽用意できないときには有効です。
このシステムは金額を低く抑えられてしまうからこそ、利用限度額まで使ってしまうケースが多いのです。10万円程度ならばそこまで問題にはなりませんが、100万円まで行ってしまうと苦しくなり始めます。
簡単に計算すると年利15%と仮定した場合は、100万円の場合総支払額は160万円になります。ポイントが貯まるからと自動リボ払いに設定していて気がついたときには、利用限度額まで達していたなどのケースもあります。
不正利用されてしまう可能性がある
クレジットカードの弱点は不正利用がされやすい点にあります。
様々な対策が実施されていますが、自分自身でも不正利用を防止する必要があります。そのためにもまずは、他人にクレジットカードを使わせないことです。
またクレジットカードを落としたり、不正利用がわかった場合は、すぐにカード会社に連絡を取りクレジットカードの利用を停止させて、新しいカードを作りましょう。
まとめ
ここまでクレジットカードの概要と仕組み、注意点などを解説してきました。
クレジットカードの仕組みは難しそうに見えて案外シンプルだったりします。クレジットカードをこれから作る人は、自己管理ができれば、怖くないと言うことがわかったと思います。
クレジットカードは買い物を非常に便利にしてくれるものです。
この機会にクレジットカードを実際に使って買い物をしてみましょう。現金を毎回引き出す手間から開放されますよ。
「クレジットカードは正直いらないと考えている」