騙されない!クレジットカードキャッシングの注意点とリスク。意外に高金利の罠

結婚式に葬式など、急に現金がどうしても必要になるタイミングってありますよね。けれども

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「誰かに借りるわけにも行かないし、消費者金融は怖くて行きたくない」

と思う方がほとんどかと思います。そんな時に便利なのがクレジットカードのキャッシング機能です。この機能があれば、コンビニのATMからクレジットカード1枚で現金を引き出すことができます。

このキャッシングは、国内外問わず基本的にどこでもATMから引き出すことが可能になるため、海外旅行先でも使うことができます。

そのため、基本的に使う予定の無い方でも覚えておくと良いでしょう。

ただし、キャッシングは正しい知識を理解していないと返済に追われて、生活が苦しくなってしまうので、ほどほどの利用に留めるのが肝心です。

そこで、この記事ではクレジットカードのキャッシング機能について、基本情報からキャッシング以外で借り入れる場合は何処が良いのかなども解説していきます。

キャッシングを利用しようと考えている人は、参考にしてみてくださいね。

クレジットカードキャッシングの基本

クレジットカードキャッシングの基本
man
「クレジットカードがあればキャッシングは使えるんでしょう?」

と思う方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。キャッシングを使うにはいろいろな条件があるのです。

少々面倒ではありますが、これもキャッシングは一つ間違えば返済に追われて生活が苦しくなるなんてことも珍しくないものだからです。

正しくキャッシングを理解するためにここでは、キャッシングの基礎知識について解説していきます。

クレジットカードのキャッシングとは何か

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「キャッシングとは一体何なのでしょうか?」
これは、簡単に言えばクレジットカード会社から借金をすることです。正確に言えば、手数料付きでお金を借りることです。基本的には消費者金融などで借りるのと中身は同じです。

まずクレジットカードには、2種類の使い方が存在します。それが、

  • ショッピング
  • キャッシング

です。この2つは似ている面もありますが、根本的にお金の流れが異なるため、使える年齢も変わってきます。

クレジットカードは18歳以上から持つことが出来ますが、キャッシングを使うことができるのは、20歳以上からになっているのです。これはなぜでしょうか?

1つはショッピングの場合は、クレジットカードの利用者が買い物をした店舗にお金を払っているわけではありません。クレジットカード会社が、店舗に利用代金を「立て替えて払ってくれている」のです。

しかし、キャッシングの場合はカード会社がクレジットカードの利用者に「直接現金を貸している」と言う状態になるのです。

  • ショッピング:1万円分の商品をカード会社に立て替えてもらっている。支払日に引き落とし。
  • キャッシング:1万円をカード会社から直接借りている状態。

このような違いがあるわけです。

そのためキャッシングは、信用力の低い未成年は利用することが出来ないのです。

ここでの違いは重要になるため覚えておきましょう。

キャッシング枠には手数料がかかる

さて、ここまでだと正直キャッシングとショッピングの違いも大きな違いがあるわけでは無いようにも思いますよね。

キャッシングの一番の特徴は、「金利手数料がかかること」にあるのです。金利手数料がかかるということは、それだけ返済額も増えるということです。

キャッシングは、クレジットカード会社からお金を直接借りているわけなので、お金を貸すリスクをカード会社は負っているのです。

ショッピング一括の場合は、支払日に指定の銀行口座から引き落とされるため、手数料なども発生はしません。

しかし、キャッシングは手数料が発生します。どこの企業も手数料なしで貸してくれるところはありません。

これは、カードローンや消費者金融でも全く同じです。キャッシングを使う際には、金利手数料がかかることを覚えておきましょう。

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「金利手数料と言っても数%程度ではないのか?」

と思う方もいるかも知れませんが、キャッシングの金利手数料はどこも大体同じで、年利18%程です。年利で表すと少しわかりにくいかもしれません。

1ヶ月あたりで言えば、大体1.5%です。10万円を借りた場合毎月の金利手数料は1,500円になり、1年間で18,000円に膨らみます。つまり最終的な金額は、11,800円になるということです。

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この数字を高く見るかは人それぞれですが、金利手数料を払いたくないという方はキャッシングを使わないか、繰り上げ返済をして可能な限り早めに金利手数料を払い切りましょう。

長引かせれば、その分だけ金利手数料は膨らんで返済が苦しくなります。

キャッシング枠内で借りることが可能

では、キャッシングに金利手数料がかかることはわかりましたが、

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「いくらまでなら借りることができるのでしょうか?」

これは、クレジットカードの持ち主のキャッシング枠というものに大きく依存します。

キャッシング枠とは、その名前の通りキャッシングで、いくらまで借りることができるかの「利用限度枠」です。

つまりキャッシング枠が30万円の場合は、30万円までならキャッシングで借りることが出来ますが、50万円は借りることができません。

このキャッシング枠は、ショッピング枠と連動しています。例えば、60万円のショッピング枠と30万円のキャッシング枠が付いているクレジットカードを持っているとします。この場合はキャッシングできるのは30万ですよね。

しかし、その月に50万円分のショッピングをクレジットカードで行いました。するとキャッシングできる額は10万円分まで減ってしまいます。

つまりクレジットカードのキャッシングは、ショッピング枠の中に含まれているものなのです。

このため、キャッシングをしようとしてもクレジットカードを利用限度額まで、使ってしまいキャッシング出来ないと言う自体もありえるのです。

それから、そもそもキャッシング枠が付いていない可能性も存在します。

クレジットカード会社によっては、発行時にキャッシング枠を0円にして発行している会社もあります。

キャッシング枠が0円の場合は、ショッピング枠に問題がなかったとしても1円もお金を引き出すことはできません。

キャッシング枠を確認するためには、カード会社に直接聞くもしくはクレジットカードの会員サイトにアクセスして確認する方法があります。

キャッシングを行う前に、キャッシング枠があるかどうかを事前に確認しておきましょう。

このキャッシング枠は増減が可能で、クレジットカードを通常通り使用しておりある程度の信用力があればキャッシングの枠を上げることも可能です。

しかし、キャッシングで借りる額が多ければ「金利手数料も増える」ので注意が必要です。

キャッシングのやり方

キャッシングのやり方

次にクレジットカードを使ったキャッシングのやり方を解説します。これからキャッシングをしようと考えている人は参考にしてみて下さい。

コンビニATMや銀行ATMで引き出す

キャッシングを利用する際には、

  • ATMで引き出す
  • インターネットキャッシングの

どちらかを利用します。やり方は、銀行の口座から現金を引き出す感覚と基本的には変わりません。

まず、コンビニのATMで「引き出す」をタッチします。その後、クレジットカード入れて暗証番号、返済方法と借りたい金額を限度枠内で選択すると、現金をその場で借りることができます。

コンビニのATMならば、どのコンビニでも引き出すことができます。

また、銀行のATMでも同じ手順で現金を借りることができます。こちらも主要の銀行ならばどこでも問題なく、キャッシングが可能です。

このようにキャッシングは、銀行から預金を引き出す感覚と全くと行っていいほど似ているため、つい借りすぎてしまう方も多くいます。

そうなった場合は、支払いが延滞してクレヒスにキズが付くならマシですが、自己破産になる可能性もあるため借りすぎには気をつけましょう。

ネット経由で引き出す

コンビニATMで引き出す方法は、非常に簡単ですが一つ難点を挙げるのならば、「引き出すのに手数料がかかる」ことです。

キャッシングの手数料をかけたくない方や、誰かに見られれずに借りたい人は、ネットキャッシングを試してみましょう。

ネットキャッシングは、クレジットカード会社に事前に連絡を入れれば自分の銀行口座に現金が振り込まれます。

これならば、会社や自宅にいる間でもお金を事前に借りておけます。カード会社によっては指定日振り込みをすることも可能なため、数カ月先に必要という方はネットキャッシングの方がいいでしょう。

こちらもくれぐれも借りすぎには気を付けましょう。

現金が自動的に口座に振り込まれるため、何もしないで現金が増えたような錯覚に陥りがちになるので注意が必要です。

抑えておきたいキャッシングの返済方法

抑えておきたいキャッシングの返済方法

前述の通りキャッシングは、簡単に言ってしまえば借金の一種です。

つまり、借りたものは返す必要があるのです。しかし、30万円ほど借りた場合は1ヶ月で利息も含めて全額返済するのは難しいですよね。

そこで、用意されている返済方法は2種類あります。それは一括返済とリボ払いです。

どちらの返済方法も特徴があるため、ここではキャッシングの返済方法について解説していきます。

一括払い

まずは、一般的な一括払いです。これは通常のクレジットカードの一括払いと同じく、指定日に元金と利息分が指定の口座に入っていれば問題ありません。

クレジットカード会社が確認をとり、精算完了です。

これにより、支払利息が少なくてすみ、即日で返済すれば利息が付くこともありません。

年利18%の利息は、少額ならばまだ何とかなりますが、高額になればなるほど支払いも苦しくなっていきます。

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できるのならば、キャッシングは一括払いにしたほうが良いでしょう。一回で支払いが完了すれば利息のことを気にしなくても良いため、借金に悩まされる心配もありません。

しかし、3万円ほどならば一括返済で問題は無いのですが、10万円や20万円あるいは複数からキャッシングをしている場合は、全てを一括で払うというのは難しいですよね。また、病気で一括で支払うことが難しい場合もあるかもしれません。

そのような場合には、あまりおすすめはしませんがリボ払いという制度もあります。

リボ払い

リボ払い、正式にはリボルビング払いと言いますが、クレジットカードを作ったことがある方は聞いたことがあるかもしれません。クレジットカードを作る時にも、よく薦められる支払い方法です。

この支払い方法は、毎月指定した金額が口座から引き落とされていきます。

例えば、10万円分のキャッシングをしたとします。毎月の指定額を1万円設定すると1ヶ月で引かれる金額は1万円のみになります。

つまり、「1回あたりの引落額は低く」なります。

しかし、その分返済も遅れます。先程の例ならば、1万円の金額は利息込みの値段のため返済が遅れれば、その分だけ「支払総額は増加」します。

10万円を年利18%で借りた場合の一括払いの利息は、1,972円ですが、リボ払い1万円指定の場合はまず支払いに10ヶ月かかり、利息額は8,644円です。支払額を5,000円にした場合は16,138円まで膨らみます。

まだ10万円ならば、この程度ですが通常のクレジットカードの支払いやその他支払いに加えて20万円ほどキャッシングした場合は、相当支払いは苦しくなっていきます。最悪自己破産にもなりかねません。

しかし、リボ払いは少額かつ返済の見込みがあれば、便利な支払い方法です。

特に一括でどうしても支払えない時に選択肢があることは、両者側としては助かる部分も多いはずです。ただし、支払いを遅らせることになるため支払額は増加します。

1ヶ月あたりの支払額が少ないからこそ油断して、さらにキャッシングを追加してしまう方も多くいます。

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そうなってしまうと一気に支払いが苦しくなるので、リボ払いはどうしても一括返済が厳しいときのみにとどめたほうが良いでしょう。

また、キャッシングを利用する際には、高額な手数料を何とかする意味でも「繰り上げ返済」をしたほうがお得です。

とくにリボ払いの場合は返済金額を少なくしていると1年以上支払いにかかるため、早めに借金は完済しましょう。

繰り上げ返済のやり方は、クレジットカード会社に申し込みをして銀行口座にお金を入れておくだけです。ボーナスやまとまったお金が入った場合には、繰り上げ返済を活用すると支払いも楽になります。

キャッシングをする前に見直すこと

キャッシングをする前に見直すこと

ここまで、キャッシングについての概要とその返済方法を解説してきました。

キャッシングは、便利ですが使い方によっては大変なことにもなりかねません。ここでは、キャッシングをする前に見直すべき項目があるので解説します。

使わないならキャッシング枠を0円にする

まず、大前提としてここまでキャッシングを解説してきましたが、キャッシングの必要がない人やキャッシング枠があると使ってしまう人は、キャッシング枠を0円にしましょう。

キャッシングの年利は決して安いとは言い難いため、つい借りすぎてしまうという方はキャッシング枠を0円にするほうが無難でしょう。

また、キャッシングを使う予定のない人も防犯としてキャッシング枠は0円にしておきましょう。

クレジットカードを落とした場合の不正利用としてショッピングの場合は、盗難補償が付いていますが、キャッシングの場合は付いていません。

つまり、クレジットカードを落として誰かに不正利用でキャッシングされた場合は、キャッシングされた額を支払う可能性があるのです。

その点キャッシング枠が、0円ならばそのような不正利用もされる心配が無いため安心です。使う予定のない人はキャッシング枠を0円にしておきましょう。

支払い方法を見直す

まず、お金に困った場合としてすぐにキャッシングやカードローンなどに頼る方がいますが、これは止めたほうがいいでしょう。

これらの借金は、利息も高く延滞すると2度と借りられなくなる可能性も含んでいるです。

キャッシングは、簡単にお金を借りられるからこその恐ろしさがあります。どうしてもお金が必要で、借りる相手がいない場合のみにだけ、使うぐらいの感覚がちょうどいいでしょう。

お金が必要だからキャッシングを行うのではなく、何とか他でお金を工面できないかや支出を見直す点が無いかなどの確認を取りましょう。

その上でキャッシングしか選択肢がない場合に、利用すれば返済も十分可能です。

キャッシング以外でお金を借りる方法

キャッシング以外でお金を借りる方法

どうしてもすぐにお金が必要な場合に、キャッシングはあまり向いていません。

利便性は確かにキャッシングの方が上かもしれませんが、キャッシングは場合によっては新規で発行されるのに1週間程度かかります。

それに他の借り方よりも基本的に金利は高い傾向にあり、また借り入れ限度額も低いです。

ここではキャッシング以外でお金を借りる場合に、どのような種類があるかを解説していきます。

カードローン

まずは、カードローンです。これは、銀行や消費者金融が「保証人なし、無担保」でお金を貸してくれます。

金利手数料もキャッシングに比べて低めに設定されており、本人の信用度次第では1,000万円まで借りることも可能です。

支払い方法も特に限定されておらず、指定期間内に返済が完了すれば問題ありません。また「最短で即日から利用可能」です。

消費者金融

消費者金融の場合は、「ATM手数料や支払手数料が無料」な場合も多いため、キャッシングよりもお得と言えるでしょう。

また、消費者金融の場合は「最短30分で借り入れ」することができます。

しかし、その反面消費者金融でお金を借りるのは勇気がいります。キャッシングやカードローンで問題ないのならば、そちらの方が手軽な分いいでしょう。

まとめ

ここまで、クレジットカードのキャッシングについて解説してきました。キャッシングは、確かに非常時には便利です。突然お金が必要になった際にはあると心強いでしょう。

その反面使いすぎてしまう人には向いていないとも言えます。キャッシングは金利も高いので、お金がすぐに欲しい人はカードローンなどの利用の方をおすすめします。

またキャッシングはあくまでも非常時のみの活用として捉えておくと良いです。


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