住信SBIネット銀行ミライノ デビット PLATINUM(Mastercard)

このページの商品名は旧称です。発行元は2026年8月3日に住信SBIネット銀行からドコモSMTBネット銀行へ商号を変更し、このカードの現在の名称は「プラチナデビットカード(Mastercard)」です。現行条件は、年会費11,000円(税込)、審査不要、基本のポイント還元率1.25%、スマートプログラムのランクに応じて最大2.50%、リアルカードは自動発行です。以下の表の数値は名称変更前のデータのままです。最新の条件はドコモSMTBネット銀行「プラチナデビットカード(Mastercard)」(2026年9月18日に掲載を確認)でご確認ください。

年会費11,000円は、どこで取り戻すのか

このカードの検討で避けて通れないのが、年会費11,000円(税込)の回収です。同じ発行元には基本還元率が同じ1.25%で年会費が永年無料のデビットカード Point+(Mastercard)があるため、還元率だけを比べると差は小さく、ランクによってはゼロになります。

つまり、年会費の回収は「還元率の差」と「付帯サービス・付帯保険」の2つを合算して考えることになります。まず還元率の差から見ていきます。

スマプロランク別の還元率と、無料カードとの差

スマプロランク プラチナデビットカード デビットカード Point+(年会費無料) 差
プラチナVIP 2.50%(基本1.25+上乗せ1.25) 2.00%(基本1.25+上乗せ0.75) 0.50ポイント
VIP 2.00%(基本1.25+上乗せ0.75) 1.75%(基本1.25+上乗せ0.50) 0.25ポイント
ゴールド 1.75%(基本1.25+上乗せ0.50) 1.50%(基本1.25+上乗せ0.25) 0.25ポイント
シルバー 1.50%(基本1.25+上乗せ0.25) 1.25%(基本のみ) 0.25ポイント
ベーシック 1.25%(基本のみ) 1.25%(基本のみ) 0

表1:ドコモSMTBネット銀行「プラチナデビットカード(Mastercard)」のページで2026年9月18日に確認した還元率。基本還元率分は通常ポイント、上乗せ分は限定ポイントで付与されます。上乗せポイントは毎月10,000ポイントが上限で、利用先によって還元率が異なる場合があります。

読み取れることは2つあります。ひとつは、ベーシックランクでは無料カードと還元率がまったく同じだという点です。ランクが上がっていない状態でこのカードを持つと、年会費11,000円は還元では1円も回収できません。

もうひとつは、差がいちばん開くプラチナVIPでも0.50ポイントにとどまる点です。年会費11,000円を還元差だけで取り戻すには、年間220万円(月あたり約18万4,000円)の決済が必要になります。VIP・ゴールド・シルバーの0.25ポイント差なら、年間440万円です。上乗せポイントには毎月10,000ポイントの上限もあるため、決済額を積めばいくらでも回収できるわけではありません。

プラチナデビットカード(Mastercard)の概要

カード名住信SBIネット銀行ミライノ デビット PLATINUM(Mastercard)
debitcard_sbinet_miraino_debit_mastercard_platinum
発行会社住信SBIネット銀行
国際ブランドMasterCard
カード種類デビットカード
初年度年会費(税込)11,000円
2年目~年会費(税込)11,000円
年会費特典-
発行期間-
キャッシュバック還元率下限-
キャッシュバック還元率上限-
ポイント還元率下限1.00%
ポイント還元率上限1.00%
ポイント・キャッシュバックモール-
ポイント・キャッシュバック情報外貨預金・仕組預金:月末残高合計300万円以上:100pt/月
ミライノ カード(JCB):月内引落金額合計5万円以上:100pt/月
給与受取・年金受取・定額自動入金:いずれか利用:30pt/月
口座振替(銀行引落):1件以上引落しあり:5pt/月
外貨積立:月1万円以上積立:10pt/月
純金積立:月5,000円以上積立:10pt/月
1日最大利用限度額200万円
不正利用時の補償○1000万円
ショッピング保険-
旅行傷害保険-
審査原則なし
入会資格年齢15歳以上

プラチナデビットカード(Mastercard)の基本スペック

発行会社住信SBIネット銀行
国際ブランドMasterCard
カード種類デビットカード
初年度年会費(税込)11,000円
2年目~年会費(税込)11,000円
年会費特典-
発行期間-
1日最大利用限度額200万円
立替サービス-
審査原則なし
カードレスサービス-
※非接触型IC Mastercardコンタクトレス対応
入会資格年齢15歳以上
独自サービス空港ラウンジサービス「LoungeKey」
「ダイニング by 招待日和」
外貨普通預金口座(米ドル)をお持ちの場合、米ドルでの支払い可能

付帯サービスと付帯保険の中身

還元差で回収しきれない分を埋めるのが、このカードだけに付く付帯サービスと付帯保険です。年会費無料の3枚には、いずれも付帯サービス・付帯保険がありません。

図1:年会費11,000円で付いてくるもの

空港ラウンジ世界1,000カ所を超える空港ラウンジを利用できるサービスが付帯します。

お食事優待・通信Taste of Premium、Global Data Roaming by FLEXIROAM。海外でのデータ通信と食事の優待が対象です。

モバイル端末の保険(自動付帯)損害状況に応じて最大100,000円を年1回支払い。同居の家族であれば、家族名義の端末も補償対象です。

旅行保険(自動付帯)国内・海外の旅行中の事故や飛行機の遅延などを補償。本人だけでなく家族も対象です。

ショッピングガード保険購入日および購入日翌日から90日間、偶然の事故による破損や盗難などの損害を補償します。

3つの保険はいずれもカード側に付く補償です。モバイル端末の保険と旅行保険が「自動付帯」である点は、旅行代金の決済が条件になるカードとの違いになります。

スマートフォンを修理に出したときの費用や、海外旅行保険を別途かけている金額を、この年会費と並べてみてください。年1回でもモバイル端末の保険を使えば、年会費の相当部分が埋まる計算になります。同居の家族の端末まで対象になる点は、世帯で見ると効いてきます。

プラチナデビットカード(Mastercard)のポイント・マイル・電子マネー

キャッシュバック還元率下限-
キャッシュバック還元率上限-
ポイント還元率下限1.00%
ポイント還元率上限1.00%
マイル還元率下限0.40%
マイル還元率上限0.40%
ポイント・キャッシュバックモール-
ポイント・キャッシュバック情報外貨預金・仕組預金:月末残高合計300万円以上:100pt/月
ミライノ カード(JCB):月内引落金額合計5万円以上:100pt/月
給与受取・年金受取・定額自動入金:いずれか利用:30pt/月
口座振替(銀行引落):1件以上引落しあり:5pt/月
外貨積立:月1万円以上積立:10pt/月
純金積立:月5,000円以上積立:10pt/月

プラチナデビットカード(Mastercard)の銀行サービス

振込手数料無料特典月2回~15回無料※ランクによる
提携ATM手数料無料特典月2回~15回無料※ランクによる
独自サービス空港ラウンジサービス「LoungeKey」
「ダイニング by 招待日和」
外貨普通預金口座(米ドル)をお持ちの場合、米ドルでの支払い可能

プラチナデビットカード(Mastercard)の保険・補償

1日最大利用限度額200万円
立替サービス-
不正利用時の補償○1000万円
ショッピング保険-
旅行傷害保険-
支払回数1回払い
支払方法即時引き落とし
海外ATMVISA/PLUS

申込と支払いの流れ

申込は口座開設が完了したあとに行います。審査は不要で、申込または切替が完了した時点で、代表口座から年会費11,000円(税込)が引き落とされます。年の途中で切り替えると、そのタイミングで年会費が発生する点に注意してください。

リアルカードは自動発行です。年会費無料のPoint+がリアルカードを任意発行(要手続・発行手数料1,100円税込)としているのに対し、こちらは手続きなしでカードが届きます。

支払いはデビットカードなので一括のみで、決済と同時に口座から引き落とされます。クレジットカードのような与信枠はなく、残高の範囲内での利用になります。海外ではMastercardマークのある店での買い物と、海外ATMでの現地通貨の引き出しができます。不正利用については、届け出た日から30日前にさかのぼって被害が補償されます(故意・過失に起因する被害などは対象外)。

持つべきかどうかの線引き

このカードが合うのは、次のどちらかに当てはまるかたです。

  1. スマートプログラムのランクがシルバー以上で、年間の決済額が大きい
  2. 空港ラウンジ、モバイル端末の保険、旅行保険のいずれかを実際に使う予定がある

逆に、ランクがベーシックのままで、ラウンジも保険も使わないのであれば、還元率が同じで年会費が0円の年会費無料のデビットカードのほうが合理的です。年会費を払う前に、自分のスマプロランクを確認してください。

ランクの上げ方と、預金残高・給与受取・口座振替といった条件はドコモSMTBネット銀行のデビットカードの特徴とお得な使い方で扱っています。同じ発行元のVisa版との違いはデビットカード(Visa)、ゴールド以上のデビットカードを他行も含めて比べたい場合はゴールドカードのデビットカードを作る理由・メリット・デメリットが対応します。


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30枚以上のクレジットカードを保有するFP。一般カードから、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカード、法人カード、デビットカード、ETCカードと様々なカードを持ち、お得にカードを使うためにどうすれば良いのか?楽しく検証しています。マイルやポイントを貯める方法を中心につぶやきます。