【2024年】おすすめ法人ETCカード!法人ETCカード10枚保有の専門家兼経営者が「絶対」におすすめしたい法人ETCカード比較ランキング

man
「おすすめの法人ETCカードってどれですか?」
「法人ETCカードはどうやって選ぶべきでしょうか?」
「個人事業主におすすめできる法人ETCカードはありますか?」
・・

法人や個人事業主が利用する法人ETCカードですが、個人向けのETCカカードとは違う視点で法人ETCカードを比較検討する必要があります。今回は、法人ETCカード10枚保有の専門家兼経営者が「絶対」におすすめしたい法人ETCカードを紹介します。

法人ETCカードを比較検討するときに何を重視すべきか?

法人ETCカードを比較検討するときに何を重視すべきか?

まず、法人ETCカードを選ぶために考えなければならないのは・・・

法人ETCカードには

  1. クレジットカード会社が発行する法人カードに追加カードとして付帯できる法人ETCカード
  2. 高速道路会社が発行するクレジット機能のない法人ETCカード

の2種類があるという点です。

どちらにも、メリットデメリットがあります。

クレジットカード会社が発行する法人カードに追加カードとして付帯できる法人ETCカードのメリット

  • 年会費無料で発行できる法人ETCカードが多い
  • ポイントが貯まる

ククレジットカード会社が発行する法人カードに追加カードとして付帯できる法人ETCカードのデメリット

  • 法人カードの審査がある

高速道路会社が発行するクレジット機能のない法人ETCカードのメリット

  • 法人カードの審査がない
  • 請求書による支払いが可能

高速道路会社が発行するクレジット機能のない法人ETCカードのデメリット

  • デポジット(出資金)が必要
  • 年会費(取扱手数料)が必要
  • 発行手数料が必要
  • 走行手数料が必要
基本的に「高速道路会社が発行するクレジット機能のない法人ETCカード」は、法人カードの審査が不要というメリットがある反面、いろいろなコストが発生してしまうのです。
法人カード審査も、年々ハードルが低くなってきているため、お得、コストパフォーマンスを考えた場合に「クレジットカード会社が発行する法人カードに追加カードとして付帯できる法人ETCカード」をおすすめします。

法人カードの審査が通らない方のみ「高速道路会社が発行するクレジット機能のない法人ETCカード」を検討しましょう。

クレジットカード会社が発行する法人ETCカードを選ぶポイントは?

  1. 法人ETCカードの発行コスト、保有コストの安さ
  2. 必要な枚数の法人ETCカードが発行できるかどうか?
  3. ポイント還元率(キャッシュバック率)の高さ

の3点です。

法人ETCカードの発行コスト、保有コストの安さ

法人ETCカードに、機能的な優劣はありません。どの法人ETCカードでも、ETC車載器に挿入して、ETCレーンを通れば、通行料金が支払われるのです。

優劣がないのであれば「コストが安い法人ETCカードの方が良い」ことになります。

クレジットカード会社が発行する法人ETCカードのコストには

  1. 親カードの年会費
  2. ETCカードの発行手数料
  3. ETCカードの年会費

の3点がありますが、

3つのコストが安い法人ETCカードをおすすめします。

必要な枚数の法人ETCカードが発行できるかどうか?

法人カードに付帯して発行できる法人ETCカードには

  • 1枚の法人カードに対して、1枚しか発行できないもの(追加カード発行不可)
  • 1枚の法人カードに対して、1枚しか発行できないもの(追加カード発行可能)
  • 1枚の法人カードに対して、複数枚発行できるもの(上限あり)
  • 1枚の法人カードに対して、複数枚発行できるもの(上限なし)

という4パターンがあります。

1台のみで経営者だけが仕事に車を使うのであれば、1枚の法人ETCカードで良いので、多くの法人カードが対象になります。

一方、社用車が10台以上あり、社員が使うのであれば、10枚の法人ETCカードが必要になるため、1枚の法人カードに対して、10枚発行できる法人ETCカードでないと

複数の法人カードを持たなければならない → コストが増える、管理の手間が増える

デメリットがあるのです。

2枚以上の法人ETCカードを利用したい場合には、「1枚の法人カードに対して、複数枚法人ETCカードを発行できるもの」をおすすめします。

ポイント還元率(キャッシュバック率)の高さ

最後に高速料金の支払も、法人カードのポイント付与の対象になります。

ポイント還元率:0.0%の法人ETCカード

  • 月10万円の高速料金の支払い → ポイントなし

ポイント還元率:0.5%の法人ETCカード

  • 月10万円の高速料金の支払い → 年間6,000円分のポイント獲得

ポイント還元率:1.0%の法人ETCカード

  • 月10万円の高速料金の支払い → 年間12,000円分のポイント獲得
当然、ポイント還元率(キャッシュバック率)の高い法人ETCカードがおすすめと言えます。

法人ETCカードのおすすめランキング

法人ETCカードのおすすめランキング

1位.JCB法人カード/一般カード

国際ブランドJCB
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)1,375円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本0.50%
ポイント還元率/上限3.75%
ポイント倍増方法●JCBスターメンバーズ
100万円以上利用・翌年:50%UP
●JCB ORIGINAL SERIESパートナー
スターバックス:10倍
Amazon.co.jp:3倍
ガソリンスタンド:2倍
●海外利用
海外利用:2倍

法人ETCカードの比較項目

比較項目 内容
コスト 親カードの年会費:1,375円(税込)
法人ETCカードの発行手数料:無料
法人ETCカードの年会費:永年無料
法人ETCカードの発行可能枚数 親カード1枚に対して複数枚の法人ETCカードが発行可能
ポイント還元率 0.50%

法人ETCカードでおすすめする理由

JCB法人カード/一般カードは、JCBのプロパーカードの法人カードです。

最大の特徴は

法人ETCカードでおすすめする理由

JCB法人カードの発行枚数とは関係なく、複数枚のETCスルーカードN(ETC専用ICカード)をお申し込みになれます。年会費は無料です。

ETCカード「ETCスルーカードN」が複数枚発行できる点です。

つまり、

年会費1,375円(税込)の親カードだけで

複数枚、無料で法人ETCカードが発行できるのです。※希望枚数の発行が出来ない場合があります。

その上で、JCBのプロパー法人カードの信頼性や使い勝手、ポイント還元率:0.5%という点を含めると、複数の法人ETCカードが必要な方には、うってつけの法人カードと言えるのです。
デメリットは、親カードの年会費が発生してしまう点と、ポイント還元率:0.5%は、高いポイント還元率ではない点です。
法人ETCカードでおすすめする理由

2位.NTTファイナンス Bizカード レギュラー

国際ブランドVisa
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本1.00%
ポイント還元率/上限1.00%
ポイント倍増方法-

法人ETCカードの比較項目

比較項目 内容
コスト 親カードの年会費:永年無料
法人ETCカードの発行手数料:無料
法人ETCカードの年会費:550円(税込)/枚
法人ETCカードの発行可能枚数 親カード1枚に対して複数枚の法人ETCカードが発行可能
ポイント還元率 1.00%

法人ETCカードでおすすめする理由

NTTファイナンス Bizカード レギュラーは

法人ETCカードでおすすめする理由
  • 年会費永年無料
  • ポイント還元率:1.0%(キャッシュバック可能)

と、非常にコストパフォーマンスの高い法人カードです。

法人ETCカードに関しては

法人ETCカードでおすすめする理由
  • 1枚あたり年会費550円(税込)

が発生しますが、ポイント還元率が高い分、年会費負担もカバーできる法人ETCカードです。

とくに法人ETCカードの発行枚数が、2枚、3枚、4枚程度であれば、大きな年会費負担にはならず、ポイント還元率が高い分、お得になる可能性が高い法人ETCカードとしておすすめです。
デメリットは、法人ETCカード1枚あたりで年会費が発生するので、枚数が多くなるとコスト高になってしまう点です。
法人ETCカードでおすすめする理由

3位.セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

国際ブランドAMEX(アメックス)
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本0.50%
ポイント還元率/上限2.00%
ポイント倍増方法●海外利用
海外利用:2倍

●コバルト限定加盟店
ヤフービジネスサービスやクラウドワークス、AMAZON WEB SERVICEなど:4倍

法人ETCカードの比較項目

比較項目 内容
コスト 親カードの年会費:1,100円(税込)
法人ETCカードの発行手数料:無料
法人ETCカードの年会費:永年無料
法人ETCカードの発行可能枚数 親カード1枚に対して最大5枚の法人ETCカードが発行可能
ポイント還元率 0.50%

法人ETCカードでおすすめする理由

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、クレディセゾンが発行する

  • 年会費:永年無料
  • 追加カード(最大9枚):年会費永年無料

格安法人カードです。追加カードの年会費が永年無料というのが大きな特徴の法人カードです。

法人ETCカードでおすすめする理由
  • ETCカードは、法人カード1枚あたり最大5枚発行可能

ですので、

親カードの年会費1,000円で

( 親カード1枚 + 追加カード4枚 ) × ETCカード5枚 = 25枚

が発行できるコストパフォーマンスの高い法人カードとなっています。

ポイント還元率は、0.5%と平均的ですが、永久不滅ポイントですので、ポイントの失効を気にする必要がありません。

5枚以上25枚以下の法人ETCカードが必要な方には、一番コストパフォーマンスの高い法人カードとなっています。
デメリットは、法人ETCカード発行の上限が決まっている点です。
法人ETCカードでおすすめする理由

4位.三井住友ビジネスカード(クラシック)

国際ブランドVisa,Mastercard®
初年度年会費(税込)1,375円
2年目~年会費(税込)1,375円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本
ポイント還元率/上限
ポイント倍増方法●ココイコ!
カラオケの鉄人:18倍
紳士服の青山:6倍
Victoria:4倍
百貨店:3倍
レストラン:2倍

※商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。

法人ETCカードの比較項目

比較項目 内容
コスト 親カードの年会費:1,375円(税込)
法人ETCカードの発行手数料:無料
法人ETCカードの年会費:初年度無料、2年目以降550円(税込)、年間1回以上の利用があれば次年度年会費無料
法人ETCカードの発行可能枚数 親カード1枚に対して複数枚の法人ETCカードが発行可能
ポイント還元率 0.50%

法人ETCカードでおすすめする理由

三井住友ビジネスカードは、三井住友カードのプロパー法人カードです。

1枚の親カードに対して、複数枚の法人ETCカードを発行可能です。

法人ETCカードでおすすめする理由

しかし、

法人ETCカードの年会費は無料ではなく、条件付きの無料です。

法人ETCカードでおすすめする理由
年会費550円(税込)で、初年度無料で年間1回でも利用があれば、次年度無料

という設計になっています。

年1回でも、利用すれば無料になるので「実質無料」の法人ETCカードと言えますが、利用する社用車の台数、利用する社員の数は、どうしても変動してしまうため、中には使わなくなってしまう法人ETCカードも発生し、コストが発生してしまうデメリットがあります。
三井住友カードという信頼性を重視したい方向けの法人カードです。
法人ETCカードでおすすめする理由

5位.ライフカードビジネスライトプラス(スタンダード)/一般カード

国際ブランドVisa,Mastercard®,JCB
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本0.00%
ポイント還元率/上限0.50%
ポイント倍増方法-

法人ETCカードの比較項目

比較項目 内容
コスト 親カードの年会費:永年無料
法人ETCカードの発行手数料:無料
法人ETCカードの年会費:永年無料
法人ETCカードの発行可能枚数 親カード1枚に対して1枚の法人ETCカードが発行可能
ポイント還元率 0.5%

法人ETCカードでおすすめする理由

ライフカードビジネスライトプラス(スタンダード)/一般カードは

法人ETCカードでおすすめする理由
  • 親カードの年会費:永年無料
  • 法人ETCカードの発行手数料:無料
  • 法人ETCカードの年会費:永年無料

と、完全に無料で「法人ETCカード」を取得できる珍しい法人カードです。

しかし、

法人ETCカードでおすすめする理由
本会員1名に対して、1枚の法人ETCカードしか発行できない

ため、

1枚の法人ETCカードを一切コストをかけずに発行したい方におすすめの法人カードと言えます。
デメリットとしては、ポイント還元率が低いことです。コスト自体は一切かからないものの、コストパフォーマンスは高くない法人カードです。

【審査の通らない方向け】クレジット機能のない法人ETCカードのおすすめランキング

【審査の通らない方向け】クレジット機能のない法人ETCカードのおすすめランキング

法人ETCカード(UCカード)/高速情報協同組合

クレジット機能のない法人ETCカードの特徴

法人ETCカード(UCカード)/高速情報協同組合は

高速情報協同組合が発行しているクレジット機能のない法人ETCカードです。

審査がない

という大きなメリットがありますが

クレジット機能のない法人ETCカードの特徴
  • 出資金:10,000円/社
  • カード発行手数料:550円(税込)/枚
  • 取扱手数料(年会費):550円(税込)/枚
  • 走行手数料:毎月の走行金額の5%

とコスト高になるので、注意が必要です。

ポイントなども、貯まりません。

審査が通らない方にのみ、おすすめできる法人ETCカードとなっています。

コメントを残す

ABOUTこの記事をかいた人

アバター画像

30枚以上のクレジットカードを保有するFP。一般カードから、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカード、法人カード、デビットカード、ETCカードと様々なカードを持ち、お得にカードを使うためにどうすれば良いのか?楽しく検証しています。マイルやポイントを貯める方法を中心につぶやきます。