このようなことが実際にあります。いざというときに知っておかないとパニックになるかと思います。とはいえ、
「もしも止まった場合はどうすればいいのかわからない。」
という方も多いと思います。そこでこの記事ではそんなクレジットカードが使えなくなる理由と原因と対処法を解決します。
具体的には、
- クレジットカードが利用停止になっているケース
- クレジットカードが使えなくなる代表的な理由
の順番にポイント詳しく解説していきます。
もしもクレジットカードが使えなくなったときのためにも、覚えておくことが重要です。この記事を参考にしてクレジットカードが止まらないようにしましょう。
クレジットカードは利用停止になっていませんか?
クレジットカードが使えなくなる原因の一つとしては、利用停止になっているケースがあります。
そこまで多いケースではありませんが、間違えて利用停止になっている場合もありますので、念のため確認しておきましょう。
利用停止になるケースとしては主に3パターンあり、
- 利用者本人によるもの
- カード会社の判断によるもの
- 外的要因によるもの
があります。主に起こりうるケースとしては外的要因がほとんどです。
利用者本人の申し出によってカードが利用停止になるケースとしては、「カードを紛失した場合や盗難の被害にあった場合」が多い傾向があります。
近年ではクレジットカードを通常に紛失する場合に加えて、スキミングも増加傾向にあります。
その際に利用停止にしておくこともあるでしょう。
クレジットカードを紛失して見つかった場合などは、利用停止をしていることを忘れていてそのまま使うというケースも実際に起こりえます。
またクレジットカードの不正利用が発覚した場合は、発行会社から利用停止をするケースもあります。
その際には同じカードを使うよりも、新しいクレジットカードを再発行してもらうほうが良いでしょう。
クレジットカードの有効期限は問題ありませんか?
クレジットカードが使えないという場合に最もありがちなのが、有効期限が切れているケースでしょう。
実際にクレジットカードの有効期限は3~5年単位で長く使うため、有効期限を確認しないケースも多いのです。
気が付いたら有効期限が切れていたというケースも多いのです。
クレジットカードの有効期限はカードの下の方に「2020年の4月まで」と有効期限が記載されているため、カードを使う際には細かく確認しておきましょう。
実際の表記は何パターンか存在しますが、主な表記は以下のとおりです。
- 4/20:2020年4月まで使用可能
- 7/19:2019年7月まで使用可能
とこのような表記がクレジットカードには記載されているはずです。
そのため、更新のために新しく申し込みをする必要はありません。自動的に登録してある住所に送られてきます。
しかし、注意する必要があるのが登録してある住所が異なる場合は、新しいカードは届かないためクレジットカード会社に連絡する必要があります。
またこのサービスは、1年間のみのため利用明細なども1年間立つと届かなくなります。
配達も郵便局だけでなく、クロネコヤマトや佐川急便が配達することも珍しくありません。
そのため住所変更がかかっていない場合には、配達がされないケースも存在するのです。そのため可能な限り早めの住所登録変更が肝心です。
利用明細も送付型からネット明細にほぼすべてのクレジットカードで切り替わっているため、余計に住所変更に気が付かないケースもでてきています。
郵便物が一切届かないため、住所変更に気が付かないことも多いのです。
住所変更をしていないことに気が付かず、5年間が経過し有効期限切れというケースも珍しくありません。
住所の変更方法ですが、ネット上で行うか電話で行うパターンの2つがあります。
どちらも大した手間はかかりませんが、電話の場合はオペレーターに住所変更の旨を伝えればそれで完了です。ミス無く確実に変更ができます。
ネット上での変更は24時間可能なため、気が付いた時に住所変更手続きを行えば問題ありません。こちらも数分で住所変更は完了します。
転送サービスでは郵便物は届きますが、クレジットカードは届かないので忘れずに変更をしておきましょう。
有効期限切れが近づいたら、新しいクレジットカードに早めに切替えましょう。
利用限度額はオーバーしていませんか?
クレジットカードにはどのカードにも利用限度額が設定されており、利用限度額をオーバーすると使うことができなくなります。
設定されている金額は、カードごとに異なりますが上限まで使うと、使えなくなるのはどのカードも同じです。
クレジットカードの限度額は、
- 一般カードが10~50万程度
- ゴールドカードが50万~100万前後
が標準ラインです。今月は使いすぎたというケースでは、利用限度額も上限まで到達することはよくあります。
また利用限度額は上限まで到達した段階で使用不可能になるため、限度額50万円の場合で40万円使った場合は使える残りの上限は10万円になります。
利用限度額が回復した段階で、再度クレジットカードを使うことができます。
具体的に言うと一括払いで50万円を利用し、支払日に全額引き落とされた場合には翌月の利用限度額は50万円回復します。
このように一括払いで利用日に引き落としが無事に完了しているものに関しては問題ありません。
注意するのはこのようなケースです。限度額50万円のクレジットカードで40万円の商品を2回分割払いで購入しました。
引き落とし日に20万円が引き落とされたため、限度額は半分回復しました。つまり、2回の分割払いのため全額引き落としが完了していないのです。
そのため利用限度額は、元の10万と20万円の計30万円分が、クレジットカードの利用限度額になります。翌月に20万円を引き落としされて、はじめて50万円の利用限度額に回復するのです。
利用限度額をオーバーするケースで多いのはリボ払いを利用している時です。
前述の例と同じようにリボ払いは高額の商品を毎月数万円の支払いを分割して行います。
その上分割払いよりも、支払い完了のスピードが遅いため、使いすぎるとすぐに利用限度額の上限に到達してしまうのです。
利用金額を早めに回復させる方法としてはお金に余裕がある場合は、繰り上げ返済をすることで利用限度額を早めに回復させることができます。
こうすることで、金利手数料も少なくて済むためおすすめです。
支払いは遅延していませんか?
そのため利用しているクレジットカードがもしも支払いを滞っている場合は、すぐに支払いましょう。
クレジットカードの支払い遅延は、最も重いペナルティが課せられるのです。
クレジットカードは信用取引に分類されるため、約束通りにお金を返さない場合には、今後もクレジットカードを使えないという処理になります。
そのため延滞は、数日でも重いペナルティがかかります。
具体的にはクレジットヒストリーにキズが付くため次にクレジットカードを作ることが難しくなったり、カードローンや住宅ローンを始めとしたローン関係は融資がされなくなります。
このように遅延した場合には、クレジットカードが使えなくなるというだけでは済まないため、まずはクレジットカードの支払い遅延には注意しましょう。
支払いが難しい場合には、必ずクレジットカード会社に電話を行い金利分だけでも支払うようにしましょう。
返済が難しい場合には、返済金を調整するサービスもあります。
このサービスでは自動的にリボ払いに変換されますが、支払いが滞りクレヒスにキズが付くよりは高い金利を一時的にでも払って回避したほうが無難です。
クレジットカードは、お金をいわば立て替えてもらっている状況なため、支払いが遅れれば信用を無くし利用停止になることもごく自然と言えるでしょう。
支払い遅延は、後々にも問題が起こるので注意しましょう。
ここまでの問題はわかりやすいですが、あまり多くはないでしょう。問題は引き落としは完了しているはずなのに利用停止になっているケースかと思います。まずは念の為口座の確認をしましょう。
この時にネットバンキングやスマホですぐに口座を確認できるようにしておくと便利です。
確認した後に単純に口座の残高不足ということならば、そこまで大きな問題にはなりません。一時的な遅延になりますが、すぐにカード会社に連絡し入金しましょう。
問題は不正利用された可能性があるケースです。
支払額がいつもよりも多くないか、明細なども日頃からこまめに確認をとりましょう。
これらの支払い遅延が起こる際には、クレジットカード会社から督促状や電話がかかってくるため、確認をとりましょう。
その後の解決策は何通りかありますが、まずは電話が先決です。
営業時間外ならば翌日になってからすばやく電話をして、相手との意思疎通を図りましょう。返済の手段ですが、手元に現金があるかどうかによって決まります。
現金がある場合には、取る方法は3つあり、
- 銀行振込
- 再引き落とし
- コンビ二支払い
の3パターンです。これに関しては、クレジットカード会社がどのように指定してくるかにもよりますので、電話での支持に従いましょう。
もしもお金がない場合には、とりあえずやることは相談です。正直に支払いが難しいと相手に伝えましょう。
クレジットカード会社側も、そのまま逃げられるように追い込むなんてことはしないため、解決策を一緒に考えてくれます。
連絡が完了したらリスケジュールをしましょう。まとまったお金が入ってくれば支払いを延期して、入金の予定がない場合は、リボ払いなどに変更をしてもらいます。
クレジットカード会社も払えないものを払えと無理には迫れないので、渋々でも応じてくれます。
ただし、理想としては支払いが難しいと発覚した段階でリスケジュールをお願いすれば、利用停止になってから気がつくなんてことにはならないため、早めに支払明細を確認するなりして対応しましょう。
しかし1回でも行うとクレジットカード会社も警戒することは変わりないので注意です。
一番まずいのは連絡せずに放置することなので、気が付いたら即連絡して相談をしましょう。
日にちがそこまでたっていない場合には、そんなに重いペナルティはかかりません。クレジットカード会社も支払いが難しい場合でも最大限譲歩してくれます。
磁気ストライプやICチップは正常ですか?
クレジットカードそのものに問題がある場合ということもあります。
クレジットカードは長年使っていると、どうしても劣化したり、キズが付いたりあるいは落としたりすることもあるかもしれません。
そうなるとクレジットカードは、端末に正しく読み取られないこともあります。
通常の劣化の場合では、あまり利用停止になることもなくなりつつあります。
そもそも磁気ストライプは、クレジットカードの裏面の一番上にある茶色か銀色の帯状のことで、カード情報をここから端末に送られてます。
もしも使えない場合には、ICチップ決済ができる場所で利用して使えた場合には、磁気ストライプ異常のため、クレジットカード会社に連絡して新しいクレジットカードを発行してもらいましょう。
反対にICチップ異常ということも十分考えられます。
その場合には、とりあえずはサインでも買い物はできるため、サインで決済を行いましょう。
これで決済が完了した場合には、ICチップ異常の可能性があるためクレジットカード会社に連絡してカードを切替えましょう。
店舗側の端末の故障・読み込み不良
もしも今まで紹介してきたもの全てに当てはまらない場合は、恐らく店側の端末が故障している可能性や読み込み不良を起こしているケースがあります。
特定のカードだけ読み込まないというケースも稀に存在します。
こうなると利用者側としては、その店舗でカード支払いをすることはできないため、諦めることになります。
他の店舗で試してみてクレジットカードが問題なく使えるのならば、それは店舗側の問題なのかがわかります。
極稀にカード会社のシステムがダウンするということもあるので、その際には店員に必ず連絡が行くため確認してもらうと良いでしょう。
その他
これ以外の場合はそう多くはありませんが、残りのケースだと暗証番号を何回も間違えてしまうことで利用停止になることもあります。
不正利用防止のために、このような措置が取られているケースがあります。
まとめ
ここまでクレジットカードが使えない利用停止になる原因と対策について解説してきました。
クレジットカードが劣化して使えなくなってきていたら、面倒でもすぐに切替えましょう。
早めに切替えないと、いざという時に使えなくて困ることもあるかもしれません。余計に更新の手間もかかります。
もしもこれ以外で利用停止になってしまった場合は、自力で解決は難しいのでとにかくまずはクレジットカード会社に電話をして原因を聞いたほうが早いです。
支払履歴や盗難履歴なども向こうで調べてくれるため悩むよりも確実です。
クレジットカードでなにか問題が起こった場合は、最低限の確認をして、理由がわからない場合には素直にカード会社に連絡をすることですぐに解決することでしょう。