法人や個人事業主が利用する法人クレジットカードですが、個人向けのクレジットカードとは違う視点で法人クレジットカードを比較検討する必要があります。今回は、法人クレジットカード30枚保有の専門家兼経営者が「絶対」におすすめしたい法人クレジットカードを紹介します。
法人クレジットカードを比較検討するときに何を重視すべきか?
まず、法人クレジットカードを選ぶために考えなければならないのは・・・
- コストパフォーマンス(お得)を重視するのか?
- ビジネス利用で活躍できる法人クレジットカードを選ぶのか?
- 個人利用で活躍する法人クレジットカードを選ぶのか?
- ステイタス性を重視するのか?
- 年会費を一切かけない無料の法人カード
大きく分けて5つの考え方があります。
また、ビジネス利用で活躍できる法人クレジットカードと言っても
- 接待で活躍するのか?
- 国内出張で活躍するのか?
- 海外出張で活躍するのか?
- 国内のビジネスラウンジ利用で活躍するのか?
- ビジネス商品、ビジネスサービスの割引があるのか?
- WEB明細、追加カード(法人ETCカード)などの使い勝手で選ぶのか?
様々な、選び方が存在するのです。
会社の経費利用に使う法人クレジットカードと言っても、「どうやって使うのか?」によって、おすすめできる法人クレジットカードも異なるということです。
法人クレジットカード30枚保有の専門家兼経営者の目線では
- 総合力の高い法人クレジットカード
- お得な法人クレジットカード
- 接待で活躍する法人クレジットカード
- 出張で活躍する法人クレジットカード
- ビジネスで活躍する法人クレジットカード
- 年会費永年無料の法人クレジットカード
の6つの視点で、法人クレジットカードをランキング化します。
この6つの視点で選べば、外れはないからです。
総合力の高い法人クレジットカードのおすすめランキング
総合力の高い法人クレジットカードとは
1位.三井住友ビジネスカード for Owners(クラシック)
国際ブランド | Visa,Mastercard® |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 1,375円 |
年会費優遇条件 | 「マイ・ペイすリボ」申込と前年1回以上のリボ払い手数料の支払いで翌年度年会費無料 カードご利用代金WEB明細書サービス利用で条件達成で翌年度年会費550円割引 |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 9.00% |
ポイント倍増方法 | ●ココイコ! カラオケの鉄人:18倍 紳士服の青山:6倍 Victoria:4倍 百貨店:3倍 レストラン:2倍 ●対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元 ※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。 |
三井住友ビジネスカード for Owners(クラシック)が「総合力が高い」理由
信頼性
日本で初めてVisaカードを発行したクレジットカード会社のパイオニアであり、その三井住友カードのプロパー法人カードであることが最大の信頼性となります。
年会費の安さ
初年度年会費無料で、次年度1,375円(税込)という格安の年会費設定ですが、さらに
- 「マイ・ペイすリボ」申込と1回以上のリボ払い手数料のお支払いで翌年度年会費無料
- カードご利用代金WEB明細書サービス利用で条件達成で翌年度年会費500円割引
と利用条件によっては、年会費無料で利用できる法人クレジットカードとなっています。
追加カードは、無制限に発行できます。
ポイント還元率
- 基本のポイント還元率:0.5%
ですので、それほど高還元率というわけではありませんが
というポイント倍増サービスがあります。
そのほかにも
- ココイコ!:提携店のリアル店舗でポイント優遇
- 選んだお店でポイント2倍:約50店舗の中から3店舗を選択
- ポイントUPモール:最大20倍のポイントモール
ですから、十分にポイントが貯まりやすい法人クレジットカードと言えるのです。
出張関連
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)
- 世界で一番加盟店が多いVisaブランド
- 海外でのショッピング保険:最大100万円
- ETCカード年会費:実質年会費無料
と、出張や車利用、海外旅行時に役立つ基本的なサービスが用意されています。
上位の法人クレジットカードへのアップグレード
上位カードには
- 三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールド)
- 三井住友ビジネスプラチナカード for Owners
があり、限度額が足らない、もう少し優待サービスのレベルを上げたい、取引先や部下、恋人から見られるときにカッコつけたい、という方は上位ランクの法人クレジットカードも検討できるメリットがあります。
2位.JCB法人クレジットカード/一般カード
国際ブランド | JCB |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 1,375円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 3.75% |
ポイント倍増方法 | ●JCBスターメンバーズ 100万円以上利用・翌年:50%UP ●JCB ORIGINAL SERIESパートナー スターバックス:10倍 Amazon.co.jp:3倍 ガソリンスタンド:2倍 ●海外利用 海外利用:2倍 |
JCB法人クレジットカード/一般カードが「総合力が高い」理由
信頼性
JCBは、日本で唯一の国際ブランドです。国際ブランドが発行しているプロパー法人カードですので、当然、信頼性の高い法人クレジットカードとして認識されています。
年会費の安さ
年会費が初年度無料で、かつ2年目の年会費も1,375円(税込)と格安な年会費設定となっています。
とくに年会費が無料になるプランなどはなく、追加カードの年会費も同額なため、三井住友ビジネスカード for Owners(クラシック)よりは、年会費負担がある法人クレジットカードです。
その代わり、法人ETCカードは、条件なく初めから年会費無料で複数枚発行できるので、この点は三井住友ビジネスカード for Owners(クラシック)より優れている点です。
ポイント還元率
- 基本のポイント還元率:0.5%
ですので、一般的な法人クレジットカードの相場ですが
JCBスターメンバーズ
- 100万円以上利用・翌年:50%UP
JCB ORIGINAL SERIESパートナー
- スターバックス:10倍
- Amazon.co.jo:3倍
- ガソリンスタンド:2倍
海外利用
- 海外利用:2倍
と、使いやすいポイント倍増特典が多く、普通に利用していればポイント還元率の優遇は多く利用できるからです。
出張関連
- 海外旅行傷害保険:最大3,000万円(利用付帯)
- 国内旅行傷害保険:最大3,000万円(利用付帯)
- JCB.ANA@desk
- JCB de JAL ONLINE
- JR東海「エクスプレス予約」サービス
- じゃらんコーポレートサービス
上位の法人クレジットカードへのアップグレード
上位カードには
- JCBゴールド法人カード
- JCBプラチナ法人カード
があり、限度額が足らない、もう少し優待サービスのレベルを上げたい、取引先や部下、恋人から見られるときにカッコつけたい、という方は上位ランクの法人クレジットカードも検討できるメリットがあります。
3位.EX Gold for Biz M(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ エム)
国際ブランド | Visa,Mastercard® |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 2,200円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 1.10% |
ポイント倍増方法 | ●クラステージ 200万円利用・翌年:2倍 ●法人カード 翌年:+20% |
EX Gold for Biz M(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ エム)が「総合力が高い」理由
信頼性
オリコカードが提供しているプロパー法人カードです。カード会社のステイタス性という意味では、三井住友カードやJCBと比較すると、若干落ちますが、EX Gold for Biz M(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ エム)は、そもそもゴールドカードですので、1ランク上の法人クレジットカードであることが大きなメリットと言えます。
年会費の安さ
三井住友ビジネスカード for Owners(クラシック)、EX Gold for Biz M(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ エム)も、年会費が初年度無料で、かつ2年目の年会費も2,200円(税込)と格安な年会費設定となっています。
JCB法人クレジットカード/一般カードとは違って、ゴールドカードでこの価格帯となっています。
ポイント還元率
ポイント還元率は、一般的な法人クレジットカードの相場0.5%ですが、
Matercardブランドであれば「ダイニング BY 招待日和」という
が付帯されています。
コース料理は、5,000円~20,000円のものですので、簡単に年会費の何倍もの割引を得ることができるのです。
出張関連
- 海外旅行傷害保険:最大2,000万円(自動付帯)
- 国内旅行傷害保険:最大1,000万円(利用付帯)
- ショッピング保険:最大100万円
補償額は少ないものの、自動付帯であること、国内も含めたショッピング保険が付帯されていることは十分にメリットと言えます。
また、国内空港ラウンジも無料で利用できます。
上位の法人クレジットカードへのアップグレード
上位の法人クレジットカードはありません。
EX Gold for Biz M(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ エム)は、初年度年会費無料、次年度年会費2,200円(税込)と格安で発行できる法人ゴールドカードという点と、「2名以上の利用でコース料理が1名様分無料になるレストラン優待」が付帯していることが、最大のおすすめポイントです。通常、「2名以上の利用でコース料理が1名様分無料になるレストラン優待」はプラチナカードレベルのカードにしか付帯されないからです。
ステイタス性や将来のアップグレードをそれほど気にしないのであれば、十分に総合力の高い法人クレジットカードと言えます。
お得な法人クレジットカードのおすすめランキング
お得な法人クレジットカードとは
1位.NTTファイナンス Bizカード レギュラー
国際ブランド | Visa |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 0円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 1.00% |
ポイント還元率/上限 | 1.00% |
ポイント倍増方法 | - |
NTTファイナンス Bizカード レギュラーが「お得」な理由
NTTファイナンス Bizカード レギュラーは
- 年会費が永年無料
- ポイント還元率:1.0%
というだけで、コストパフォーマンスが最も高い法人クレジットカードであると言えます。
しかも、ポイントはキャッシュバックに同率で交換できるため
10,000ポイント → 10,000円分のキャッシュバック
キャッシュバック率:1.0%
になるのです。
その上
- 追加カードも、年会費永年無料
- ※法人ETCカードは、年会費550円(税込)
で
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(自動付帯)
- 国内旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
- ショッピング保険:最高100万円
と保険も、手厚いため、これ以上ないお得な法人クレジットカードと言えるのです。
年会費永年無料で、キャッシュバック率1.0%という最高のコストパフォーマンスを誇る法人クレジットカードです。
デメリットは「ステイタス性が低いこと」と「法人ETCカードは年会費無料ではない」という点です。
2位.楽天ビジネスカード
国際ブランド | Visa |
初年度年会費(税込) | 13,200円 |
2年目~年会費(税込) | 13,200円 |
年会費優遇条件 | ※楽天プレミアムカードと楽天ビジネスカードはセットで発行 |
ポイント還元率/基本 | 1.00% |
ポイント還元率/上限 | 4.00% |
ポイント倍増方法 | ●楽天市場 ポイント:+2.0% ●選べるサービス (楽天市場、楽天トラベル、Rakuten TV、楽天ブックス) ポイント:+1.0% ●お誕生月 ポイント:+1.0% |
楽天ビジネスカードが「お得」な理由
楽天ビジネスカードは、楽天プレミアムカードとセットで発行する形の法人クレジットカードです。楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込)で、楽天ビジネスカードの年会費は2,200円(税込)ですので、決して年会費が安い法人クレジットカードではないのです。
注目すべきは「ポイント還元率」です。
- 通常の法人クレジットカード利用のポイント還元率:1.0%
- 楽天市場での法人クレジットカード利用のポイント還元率:5.0%
- 選べるサービス「(楽天市場、楽天トラベル、Rakuten TV、楽天ブックス)」:ポイント+1.0%
- お誕生月はカード利用:ポイント+1.0%
と、楽天市場での買い物でポイント還元率が最大7.0%にまで上昇するのです。
3位.P-one Business Mastercard
国際ブランド | Mastercard® |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 2,200円 |
年会費優遇条件 | カードの利用があれば翌年度も年会費無料 |
ポイント還元率/基本 | 0.60% |
ポイント還元率/上限 | 0.60% |
ポイント倍増方法 | - |
P-one Business Mastercardが「お得」な理由
P-one Business Mastercardは、ポケットカードが発行する法人ゴールドカードですが
- 初年度年会費無料
- 次年度年会費も、前年に1回でも利用すれば無料
と、年会費実質無料で発行することができる法人クレジットカードとなっています。
にもかかわらず、
- ポイント還元率:0.8%
を誇る高還元率法人カードです。
コストパフォーマンスがNTTファイナンス Bizカード レギュラーに匹敵するレベルなのです。
さらに
- ショッピング限度額が300万円と大きい
- キャッシング利用ができる(個人事業主も、法人も)
と利便性も兼ね備えている、知る人ぞ知る優秀な法人クレジットカードなのです。
接待で活躍する法人クレジットカードのおすすめランキング
接待で活躍する法人クレジットカードとは
「接待で活躍する」というニュアンスにはいろいろな意味がありますが
経営者である筆者が考えるには
ことを意味すると考えます。
「接待」が成功して、今後の取引つながるためには
- 状況や取引先の好みにあった飲食店を用意できるか?
- 状況や取引先の好みにあった手土産をよういできるか?
- 飲食店でのスマートな会計ができるか?
- 信頼性の高さをアピールできるか?
・・・
等があると考えます。
その上で
- 接待に使う費用を抑えられるか?
も、継続的に「接待」をするのであれば、重要な要素と考えます。
これらの条件にあった法人クレジットカードをおすすめします。
1位.ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
国際ブランド | Mastercard® |
初年度年会費(税込) | 220,000円 |
2年目~年会費(税込) | 220,000円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 1.50% |
ポイント還元率/上限 | 3.30% |
ポイント倍増方法 | 商品券との交換 |
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Cardが「接待」で活躍する理由
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Cardは、24金でコーティングされた独自の券面デザインが特徴的なブラックカードレベルの法人クレジットカードです。
このラグジュアリーカード/Mastercard Gold Cardが「接待」で活躍する理由は
- 珍しい券面デザインで、話の話題になる
- 24時間対応・メールで連絡ができるコンシェルジュ
- 東京・関西地域内の対象レストランにてディナーをご予約でリグジンでの送迎サービス「ラグジュアリー リムジン」
- 2名様以上所定のコースをご予約の場合、1名様分が無料「ラグジュアリー ダイニング」
- 人気レストランでコース料理のアップグレード「ラグジュアリー アップグレード」
- ラグジュアリーホテル等にて会員限定のイベントを定期的に開催「ラグジュアリー ソーシャルアワー」
というサービスが網羅されているのです。
その上で、リムジン送迎、アップグレード、限定イベントなど「特別感」のあるサービスが用意されているため、「接待」という意味では、心強い法人クレジットカードとなっています。
2位.セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
国際ブランド | AMEX(アメックス) |
初年度年会費(税込) | 22,000円 |
2年目~年会費(税込) | 22,000円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 1.00% |
ポイント倍増方法 | ●海外利用 海外利用:2倍 |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードが「接待」で活躍する理由
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Cardは、年会費面で手が届かない方も多いと思います。次点でおすすめできるのは、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費22,000円(税込)と、プラチナカードにしては、格安で発行できる法人クレジットカードです。
年会費は安めの設定ですが・・・
- アメックスブランドでプラチナカードの信頼性
- プラチナコンシェルジュデスクは、対応力が高い
- 料金ご優待、テーブル確保などのレストラン優待「オントレ entrée」
- レストラン、ホテルの限定イベント「Dramatic Time!」
などのサービスが用意されています。
3位.三井住友ビジネスプラチナカード for Owners
国際ブランド | Visa,Mastercard® |
初年度年会費(税込) | 55,000円 |
2年目~年会費(税込) | 55,000円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 7% |
ポイント倍増方法 | ●ココイコ! カラオケの鉄人:18倍 紳士服の青山:6倍 Victoria:4倍 百貨店:3倍 レストラン:2倍 ●対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元 ※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%) ※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。 ※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。 ※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。 |
三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersが「接待」で活躍する理由は
三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersも、コンシェルジュデスクに定評のある会社です。
外資である「ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card」「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」とは違った、おもてなし精神のあふれる対応が期待できます。
「ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card」「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」のコンシェルジュデスクは、ぼんやりとした具体性のない相談の場合、うまく回答できないケースも多いのですが、三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersのコンシェルジュデスクは、国内のトップシェアのクレジットカード会社の品質で、できる限り顧客の要望に合わせた回答をしてくれます。
また、約100店舗の一流レストランで2名以上のコース料理をご利用いただいた場合、会員1名分が無料になる「プラチナグルメクーポン」や「ダイニング by 招待日和」有名シェフが腕を振るうレストラン、一度は訪れたい名店などのトップエンドのレストランの5,000円相当の割引クーポン「Visaプラチナ ラグジュアリーダイニング」も用意されています。3つのレストラン優待がある珍しいプラチナカードです。
さらに
- 男子プロゴルフトーナメントのペア観戦入場券「三井住友Visa太平洋マスターズ」プレゼント
- 国内外の名門コースで、カード会員優待価格「Visaプラチナゴルフ」
などもあるため、ゴルフなどで接待する機会のある方におすすめできる法人クレジットカードです。
出張で活躍する法人クレジットカードのおすすめランキング
「出張」で活躍する法人クレジットカードとは?
「出張」と言っても、海外出張と国内出張で大きく違うのですが、海外出張も含めると
- 空港ラウンジが利用できるかどうか?
- 空港関連サービス(手荷物宅配、wifiレンタル、空港送迎など)
- 手厚い海外旅行傷害保険が付帯されているか?
- コンシェルジュデスク、トラベルデスクの質
- ホテル優待の有無
- マイルが貯まりやすいかどうか?
などが重要なポイントとなってきます。
1位.ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
国際ブランド | Mastercard® |
初年度年会費(税込) | 220,000円 |
2年目~年会費(税込) | 220,000円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 1.50% |
ポイント還元率/上限 | 3.30% |
ポイント倍増方法 | 商品券との交換 |
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Cardが「出張」で活躍する理由
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Cardは、外資系かつブラックカードレベルの法人クレジットカードですので、当然のように海外出張、海外旅行時のサービスが充実しています。
- プライオリティ・パス無料付帯
- ハワイアン航空のエリート会員ステータスの提供
- 世界3,000カ所以上の施設でのお部屋のアップグレード、レイトチェックアウト、無料でのお食事やお飲み物のサービス、 スパクレジット、特別割引
- 国際線手荷物無料宅配
- 空港リムジン・トラベルクレジット
- トラベルデスク「ワールドワイドサポート」
と十分な海外出張で活躍するサービスが用意されています。
とくに注目したいのは
です。
本来は、「30区間のご旅行、または20,000マイルの獲得」をしないと取得できない「Pualani Platinum」を取得することができます。
- 一般搭乗前の優先ご搭乗サービス
- 出発24時間前のオンラインチェックインによるアップグレード割引
- 出発当日のファーストクラスへの無料アップグレード
- 空席状況および路線、機種に応じて無料アップグレード
・・・
など、ハワイアン航空のサービスで最上レベルのサービスが受けられるのです。
保険まわりも
- 海外旅行傷害保険:最高1億2,000万円
- 賠償責任保険:最高1億円の保障
- 航空機遅延費用の補償あり
- 家族特約あり
- 国内旅行傷害保険:最高1億円
と、トップクラスの保険が付帯されています。
マイルも
月間ご請求合計金額1,000円につき3ポイント獲得
一律1.50%相当を還元
ですので、ポイント還元率1.5%でポイントが貯まり、
- JALマイル:1ポイント=3マイル(マイル還元率:0.9%)
- ANAマイル:1ポイント=3マイル(マイル還元率:0.9%)
という高還元率でマイルを貯めることができます。
2位.ANAダイナースカード+ビジネス・アカウントカード
国際ブランド | Diners |
初年度年会費(税込) | 29,700円 |
2年目~年会費(税込) | 29,700円 |
年会費優遇条件 | アカウントカード年会費5,500円(税込)が必要 |
ポイント還元率/基本 | 0.40% |
ポイント還元率/上限 | 0.80% |
ポイント倍増方法 | ●ポイントアップ加盟店 ホテル:2倍 レストラン:2倍 ショップ:2倍 |
ANAダイナースカード+ビジネス・アカウントカードが「出張」で活躍する理由
ANAダイナースカードは、法人クレジットカードではなく、個人向けのクレジットカードですが、ビジネス・アカウントカードを追加カードとして発行する子で、法人口座からの引き落としが可能になり、法人クレジットカードとして活用することができます。
ANAダイナースカードの特徴としては
- 海外850カ所以上の空港ラウンジが利用無料
- 海外旅行傷害保険最高1億円
- 国内旅行傷害保険最高1億円
- 旅行中の病気やケガ等の様ざまなトラブルの相談「エマージェンシーアシスタンス」
- 航空券、宿泊予約など国内外の各種旅行手配、現地情報の案内「トラベルデスク」
- 空港送迎タクシー・サービス。片道分無料
- 荷物1個を対象空港から自宅・勤務先などのご指定の場所まで無料配送
- 出発の前日に所定のホテルのお部屋を無料でご用意
- 空港特急列車サービスを無料でご用意
・・・
などがあります。
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Cardと比較すると、年会費29,700円(税込)という安さでこれだけの旅行関連サービスが付帯されているのです。
また、ANAマイルの貯まりやすさにも注目です。
- 100円につき1ポイント(1マイル相当)が貯まる → マイル還元率1.0%
- 入会2,000マイル、継続2,000マイル
- 区間マイルボーナス:+25%
- ANAカードマイルプラス提携店・対象商品でマイル還元率2.0%
- Edyチャージでマイル還元率0.5%
3位.セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
国際ブランド | AMEX(アメックス) |
初年度年会費(税込) | 22,000円 |
2年目~年会費(税込) | 22,000円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 1.00% |
ポイント倍増方法 | ●海外利用 海外利用:2倍 |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードが「出張」で活躍する理由
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費22,000円(税込)という格安で入手できるプラチナカードです。
年会費の安さにもかかわらず
- プライオリティパス無料付帯
- 海外旅行傷害保険最高1億円
- 国内旅行傷害保険最高5,000万円
- ハイヤー送迎サービス優待
- 手荷物宅配サービス優待
- 海外アシスタンスデスク
- 海外レストランWEB予約サービス
と、幅広いサービスが用意されています。
ハイヤー送迎や手荷物宅配が「無料」ではなく、「優待」であることがマイナス点ですが、年会費を考えれば十分なサービスが用意されています。
また、JALマイルが貯まりやすいことも、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードお特徴です。
ショッピング1,000円=10マイル(マイル還元率1.0%)
+
永久不滅ポイント2,000円=1ポイント(0.125マイル相当)
合計 マイル還元率:1.125%
でJALマイルを貯めることができます。一定基準レベルの海外出張、海外旅行サービスを備えながら、コストパフォーマンスに非常に優れた法人クレジットカードと言えます。
ビジネスで活躍する法人クレジットカードのおすすめランキング
「ビジネス」で活躍する法人クレジットカードとは?
法人クレジットカードで付帯される「ビジネス」関連サービスには
- カードランクや国際ブランドのステイタス性
- ビジネス用品やビジネスサービスの割引
- ビジネスラウンジの無料利用
- 専門家サポート(弁護士、税理士、会計士、経営コンサルタントなど)
- ビジネス情報サービス
- ビジネス会員限定イベント
- 資金調達
などがあります。
筆者が重宝しているのは「ビジネスラウンジ」です。
商談やオフィスとは別の場所で落ち着いて仕事をしたいときなど、フリードリンクでwifi環境もあり、長居できる場所は非常に有効なサテライトオフィスになります。
1位.アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
国際ブランド | AMEX(アメックス) |
初年度年会費(税込) | 36,300円 |
2年目~年会費(税込) | 36,300円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 5.00% |
ポイント倍増方法 | ●ボーナスポイント・パートナーズ 高島屋オンラインストア :2倍 じゃらん :2倍 Oisix (おいしっくす) :2倍 アイシティ:3倍 イモトのWiFi :5倍 レストラン・ホテル:2倍~10倍 ●メンバーシップ・リワード・プラス ポイント交換レート:2倍 |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードが「ビジネス」で活躍する理由
まず、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、アメックスのプロパーカードのゴールドカードですので、ステイタス性が高いこともビジネスで活躍する要因の一つです。
そのほかにもビジネスサービスが多く用意されています。
会員制ビジネスラウンジ「ミーティング・スクエア」
月会費:22,000円(税込)
で、帝国ホテルのラウンジを1日最大2時間まで使えます。地方の企業が都内で商談をする際などに格式の高い帝国ホテルの場所を抑えられるのは、大きなメリットと言えます。
ビジネス・カード会員様限定イベント
ビジネス・カード会員限定でのイベントを行っています。
ビジネス・コンサルティング・サービス
お電話や面談による経営コンサルタントのご紹介、経営相談が可能です。筆者も実際に相談したことがありますが、適切なアドバイスをもらうことができました。顧問になることを営業されたりもしませんでした。
ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」
ビジネス情報調査代行サービス
帝国データバンクや、東京商工リサーチ、リスクモンスターの企業情報
新聞・雑誌記事
人物情報横断検索
入札公告情報
などを優待価格で利用できます。
そのほか
- 資金調達が可能なカードローン「VIP Loan Card for American Express」
- 「クラウド会計ソフト freee」へのデータ連携
- 福利厚生サービス「クラブオフ」優待
なども利用できます。
2位.ダイナースクラブビジネスカード
国際ブランド | Diners |
初年度年会費(税込) | 27,500円 |
2年目~年会費(税込) | 27,500円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 0.40% |
ポイント還元率/上限 | 0.80% |
ポイント倍増方法 | ●ポイントアップ加盟店 ホテル:2倍 レストラン:2倍 ショップ:2倍 |
ダイナースクラブビジネスカードが「ビジネス」で活躍する理由
ダイナースクラブビジネスカードも、ダイナースクラブが発行するプロパーカードの法人クレジットカードです。高いステイタス性があり、商談や会食でも、イメージを損なうことがありません。
ダイナースクラブ ビジネス・ラウンジでは
ダイヤモンド経営者倶楽部の活動拠点として、メンバーのみが利用できる「銀座サロン」を無料で利用することができます。
ダイヤモンド社の各種ビジネス書籍が用意されており、セミナーも随時開催されているサロンですので、商談・待ち合わせ・外出先での拠点として、利用することができます。
ビジネスサービスの優待「ビジネスオファー」では
- 企業情報/入札情報サービス
- 経済専門雑誌「週刊ダイヤモンド」の特別優待
- 健康診断
海外出張おみやげ - フィットネス
- 人事労務サポート
- 情報配信サービス
- 法律相談(法律顧問契約)
- 税務相談
- 通信販売
などの優待サービスが用意されています。
3位.SBS Executive Business Card
国際ブランド | Visa |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 11,000円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 9.00% |
ポイント倍増方法 | - |
SBS Executive Business Cardが「ビジネス」で活躍する理由
SBS Executive Business Cardは、コスト削減サービスを中心に構築された法人クレジットカードで、ステイタス性などは皆無ですが、コスト削減をしながら、利用する法人クレジットカードとして、おすすめです。
- 助成金申請
- 就業規則・36協定
- 求人掲載
- 宿泊予約
- 国内・海外ツアー
- Wifiレンタル
- 専門家業務依頼
- 贈答花
- 経理アシスタントサービス
- iPhone・Pixel修理代金
などを割引してくれる法人クレジットカードです。
なかなか無理目の試算ですが、年間200万円以上のコスト削減を謳っています。
- ステイタス性はいらない
- 助成金や求人、就業規則の作成などを依頼したい
方におすすめできる法人クレジットカードです。
年会費永年無料の法人クレジットカードのおすすめランキング
年会費永年無料の法人クレジットカードとは
を言います。
1位.NTTファイナンス Bizカード レギュラー
国際ブランド | Visa |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 0円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 1.00% |
ポイント還元率/上限 | 1.00% |
ポイント倍増方法 | - |
NTTファイナンス Bizカード レギュラーが「年会費永年無料」でおすすめの理由
NTTファイナンス Bizカード レギュラーは
- 年会費が永年無料
- ポイント還元率:1.0%
というだけで、コストパフォーマンスが最も高い法人クレジットカードであると言えます。
しかも、ポイントはキャッシュバックに同率で交換できるため
10,000ポイント → 10,000円分のキャッシュバック
キャッシュバック率:1.0%
になるのです。
その上
- 追加カードも、年会費永年無料
- ※法人ETCカードは、年会費550円(税込)
です。
年会費永年無料の法人クレジットカードは、他にもありますが、その分ポイント付与がなかったり、ポイント還元率が小さかったりするので、年会費永年無料でありながら、キャッシュバック率1.0%というのは、圧倒的なコストパフォーマンスなのです。年会費永年無料の法人クレジットカードの中では、絶対におすすめできる一枚となっています。
2位.ライフカードビジネスライトプラス(スタンダード)/一般カード
国際ブランド | Visa,Mastercard®,JCB |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 0円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 0.00% |
ポイント還元率/上限 | 0.50% |
ポイント倍増方法 | - |
ライフカードビジネスライトプラス(スタンダード)/一般カードが「年会費永年無料」でおすすめの理由
ライフカードビジネスライトプラス(スタンダード)/一般カードは
数少ない「年会費永年無料の法人カード」です。
年会費永年無料でありながら
・最短4営業日のスピード発行
・審査書類は本人確認書類のみ
・限度額最高500万円
・Visa、Mastercard、JCB
と、利便性の高い法人カードとなっています。
年会費永年無料の法人カードの中でも、ライフカードが発行するプロパーカードですので、一定レベルの信頼性もあるため、使い勝手が良い法人カードとなっています。
デメリットは
- ポイント還元率が 0.5%と低い
ということのみですので
3位.セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
国際ブランド | AMEX(アメックス) |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 1,100円 |
年会費優遇条件 | 1年間に1回以上のご利用で次年度年会費無料 |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 2.00% |
ポイント倍増方法 | ●海外利用 海外利用:2倍 ●QUICQPay加盟店 QUICQPay加盟店利用:6倍 |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードが「年会費永年無料」でおすすめの理由
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは
年1回以上の利用があれば翌年度年会費無料
の法人カードです。
年会費永年無料の法人カードの場合
- ポイント付与がない
というデメリットがあるのですが
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは
- ポイント還元率0.5%
- 永久不滅ポイントサイトを経由すれば、ポイント30倍
- 西友、リヴィン、サニーでセゾンカード感謝デー セゾンカード感謝デー(毎月異なる)は、5%OFF
と、お得面でもメリットが大きい法人カードとなっています。
さらに
- アメックスブランド
- 最短即日発行
が可能な法人カードですので
「法人クレジットカードは、どうやって選ぶべきでしょうか?」
「個人事業主におすすめできる法人クレジットカードはありますか?」
・・・